最近のニコへの相談案件。
2018.10.10
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
最近、仕事にてちょっと驚きのとてもうれしいことがありました。
当社の住み心地への評価をいただいたことなのですが、詳細は来月末ぐらいに発表出来ます。
またその時にお知らせをいたします。
ありがたいことに定期的に様々な方よりご相談をいただいて、今の仕事が成り立っています。
最近の相談として、
① 築30年の住まいですが、この先ずっと住みたいので、住み心地よく耐震性もあげたい
② 造ってもらう大工さんは決まっているのですが住み心地やデザイン、計画案をまとめてほしい
というのがあります。
①について住み心地をよくしたいという内容はとてもやりがいを感じます。
何より今までそこに住んでいたわけで、その住み心地が変わるのはまさに「劇的」に感じるからです。
もちろん昔の建物だと、耐震的な金物などの補強も必要になります。
とにかく強く造ればいいというわけではありません。ホームページにものせてますがバランスが大事です。
バランスよく補強をし、しっかりとした断熱を確保する。そうすることで長く気持ちよく住む家になるわけです。
見た目だけなら当社でなくていいと思いますが、中身もしっかりと造ろうと思うとちゃんとした設計からする必要があります。
今まで住んだ家の良さを引き出し、悪い所を補うのは設計の段階がとても大事です。
②についてですがそれぞれの土地に合った住まいの計画を考えるのはとても好きです。
日当たりを考えたり、風の抜けを考えたり、回りの家との調和を考えたり。
これまでも当社でない違う造り手(大工や工務店)の現場をいくつも経験してきましたが、
徹底した住み心地を追及していく当社と、それに慣れていない造り手では現場の納め方に違いが生じることもわかりました。
図面をいくら書いても造り手がお施主様と近いと、私たちが間に入ることなく大事な部分が決定され、施工されてしまうからです。
お金を払うのはお施主さまなわけで、私たちより施工側と近いと、施工側もそれに甘えて私でなくお施主さまに聞いてしまったりします。
私たちが違うことを確認して、直すことを造り手に依頼しても、そのお金を払うのもお施主さまになってしまいます。
なかなか難しいですね。この問題にいつも頭を抱えています。
なので、なるべくなら当社の施工の仕方を理解した大工さんたちで施工できると、住み心地も「劇的」に違います。
デザインも大事ですが一番は住み心地。
そう思ってご提案しています。