下地作り。
2016.03.21
古民家リノベーションの現場は新築と違い下地作成がとても大変です。
ずっと住んでると気にならないかもしれませんが基本的に木は長い年月を経て、乾燥が進んでいますし、変形もしています。
40年もたつと、既存の柱は天井近くと床近くで20mmとか、ねころんでいたりします。
この差をどう処理するのかはわかりにくい地味な部分ではありますが現場の腕の見せ所で、これをそのまま立てていくと色々なものが斜めに取り付けてあるようにみえてしまいます。
間仕切りにも防音用の断熱材
この地味な下地作業に十分な時間をかけることでその後の下地石膏ボードの取り付けなどが順調にすすみます。
当初はなくてもいいよと言っていた断熱材もお値打ちなものを屋根、天井は2重に、そして壁には1重で張り、さらに防音のため間仕切り壁にも施工をしました。
間接照明が隠れます
下地も大変ですがボード張りも大変
3月中を目標に工事していますがもう少しだけ、時間がかかりそうです。
そして仕上げはお施主様やお友達たちみんなで、床や壁に自然塗装を施工予定。
劇的に変わる表情を見せるまであと少しがんばります。


