2024年より企業理念を『心地よい日常を創る』へとアップデートいたしました。
住まいは絶対的な安心できる性能のもと、心地良さを感じられることが大事だと考えます。
心地よさは、『間取り』『建物』『外構・造園』『周辺環境』『地域との関係性』…、計画する敷地を総合的に考える必要があります。
アパートや建売のような建物で心地よさを感じないのは、『間取り』『建物』だけを考えて造られているからです。
そういった住まいは毎週末のようにどこかに出かけたくなります。
癒しを求める人たちは自然豊かな場所へ足を運びますが、その場所が自宅であったら心地よいと思いませんか?
いつも通りの日常を過ごすことが、特別でない心地よさを生み、安らげる場所となります。
日々を過ごし、年数を経たご自宅はお金では買えない愛おしい住まいへと成長し、巣立った子供たちも帰りたくなる実家になります。
そんな実家は子供たちが引き継ぐ、こうして経年美化のある価値ある住まいへと成長していきます。
私の経験してきたことをもとに、過剰にならない家づくりを心がけています。
触れる部分、更新が難しい部分にはしっかりコストをかけ、10年程度で更新が必要なものは費用を抑える。
建築屋として、いいものに目を向けることは必要ですが、華美になりすぎず、お施主さまの立場に立ち、背伸びをしないちょうどいい素材と価格にて提供していきます。
住まいは個々の部屋で過ごすのではなく、あちこちに居場所があり,家族が思い思いに就寝までの時間を過ごす。
そのつかずはなれずの空間にかけがえのない家族の時間があると考えています。
家族が過ごす住まいは庭とつながり、地域とつながる。
そこに人との出会いが生まれ、昔のようなご近所との関係も生まれてくるのではないでしょうか。
ご家族の要望の中に、私たちが培ってきた技術、知識、経験を生かした、自然エネルギーの活用を設計手法に取り入れご提案致します。
排出量の増加し続ける二酸化炭素などの影響を受け、地球は温暖化に向かっています。今のままでは未来を背負う子供や孫たちに住みにくい地球環境を残すことになります。
ニコハウス設計室では少ないエネルギーで快適に過ごせるよう、自然エネルギーを最大限利用したパッシブデザインの設計手法を使い、提案することでご家族の快適性を保ち、一歩づつ地球環境に貢献していきます。
小さな小さな地球への気遣いがいずれ、未来の子供たちの大きな笑顔となることでしょう。