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住まいの情報(104件)
記事一覧へ耐震等級3の落とし穴①|許容応力度計算でないと評価できない3つの設計
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。この住まいの情報では家を建てるすべての方に有益になるようにという思いで、一般の方にわかりやすく情報発信をしています。住まいを考えている方はぜひご参考になさってください。本日のテーマは『許容応力度計算をしていない物件でやってはいけないこと』をお伝えします。近年は耐震等級3が当たり前になりましたが、どのような計算で耐震等級3を取得しているかまで説明されることはほとんどありません。そのため、同じ耐震等級3でも設計上注意すべきポイントが見落とされているケースがあります。構造に詳しい設計士からすると設計内容や上棟時の写真を見ると、構造計画の考え方はある程度わかります。 その代表例が、『許容応力度計算を行っていない建物では採用すべきでない設計』です。もし構造計算を行う前から次のような内容が計画に盛り込まれていたら、一度立ち止まって確認することをおすすめします。① 勾配天井 (一部の屋根の高さが違うような計画)② 太陽光パネルの設置③ 2階建ての場合、1に柱がないのに2階床梁にある耐力壁
40坪の家が20坪台で十分になった理由|暮らし方は大きく変わりました
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。直近での弊社への設計依頼の物件は5割超えくらいで平屋になっています。平屋要望が多い反面、現在の物価高騰で一般的なプランをしていくと、とても高価な物件が完成します。予算に余裕があるかたはいいのですが、すべての方がそういうわけにはいきません。なぜ平屋が高いのかということをおさらいしておくと① 基礎の面積が2階建てでの同じ面積の家の2倍② 屋根の面積も同じく2倍というのが理由になります。ここからは私の現在の考え方になりますが、平成初期のころ、まさに私が青春を謳歌した時代の親たちが建築した建物は40坪前後ぐらいの大きさが主流でした。なぜならリビングでみんなでテレビを見る生活だけでなく、個室にこもり、彼氏彼女と長電話をしたり、TVをみたりと個室時間が多かった。その部分の変化がとても大きく、今はみんなスマホやタブレットを見ています。リビングに集まっていたとしても、スマホを片時も話さずTVはバックミュージック程度。みたい番組はネット配信で補えますし、個室のTVの必要性はまったくもってなくなりました。そうなると個室の大きさは当時よりも小さくていいのは必然でしょう。またまだ法事を自宅でやっていた時代のため、2間続きの和室、大きめの仏間など誰も使っていないけど必ず作っていた部屋が存在します。そんな仏間などは現代ではリビングの一角に小さな仏壇を置くスタイルへと変化しました。この変化で必要な面積は5坪~9坪ほど減りました。
高気密住宅の除湿はエアコンが最適|梅雨を快適に過ごす方法。
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今回のテーマは梅雨から夏にかけて重要な『除湿について』をできるだけわかりやすい言葉だけでお伝えいたします。 まず『除湿』するには結露をさせる方法しかないということを知っておいてください。結露させて出た水分を捨てるというのが 『除湿』です。「私の家の除湿機もそうですか?」と思った方、間違いなくそうなっています。除湿をしようと思った場合、どのぐらいの水分が家の中に入ってきているのか?は知っておく必要があります。一般的な給気口のついた家で換気扇を回してるとおそらく1時間あたり150立米などの空気の出入りがあると思われます。その空気に何リットルの水が入っているのか?私が気持ちいいと思う季節は5月の新緑のころ、じめじめして気持ち悪いなあと思うのは真夏の雨あがりの晴れの日でしょうか。じめじめの真夏日の日を5月の新緑の季節の体感にしようとするとおおよそ1時間に2リットルほどの水分を取り続ける必要があります。一般的な除湿機では追いつかないことは容易にわかると思います。1日に48リットル除湿する必要があるわけですから。だからこそ除湿に一番向いているのはエアコンになるわけです。除湿機は一定時間たつと、タンクが満タンになってしまい水を捨てないといけませんが、エアコンは外に水が捨てられますので楽ちんです。またエアコンはヒートポンプという方式を使っていますので、電気代は除湿機に比べ安くすみます。
梁が太い家ほど丈夫?実は違う構造計算の考え方
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豊橋市の工務店。一級建築士でニコハウス設計室代表の鈴木です。今回の住まいの情報は『構造計算による梁高さの違い』です。少し難しそうな内容になっておりますが、新築を検討中の方にはお役に立てる情報なのでぜひご一読ください。弊社ではプランをまとめながらおおよその構造計画をし、耐震等級3になるのかをチェックします。さらにプランが決定した際には最初に構造計算をすべて完了させその先の詳細図面作成へと進みます。 一般的な工務店さんの場合プランを計画 → 図面 → 見積 → 請負契約後に構造計算 → 確認申請などへと進みます。弊社の場合プラン計画 → 同時に構造、温熱計画 → 詳細図面作成 → 見積 → 確認申請 → 請負契約 をします。見積をする段階で構造や断熱などの計画はおおよそ決定済みとなります。なぜそのようにしているのかを、梁の高さ検討を参考にわかりやすくお伝えさせていただきます。
家は建てた後がお金がかかる|メンテナンスまで考えた素材選びのすすめ
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今回のテーマは『メンテナンス性の良し悪し』住まいはメンテナンスフリーなはずがありません。(不老不死は存在しません)どんな素材でも必ずメンテナンスをする必要があります。メンテナンスのお伝えの仕方が世の中的に間違った情報が多いように感じるのでお伝えすることにいたします。 弊社が考えるメンテナンス性のいい素材の選択方法ですが、①廃盤がないこと②どこの工務店でもお施主さまでも手入れができることこの2つを基準に素材を提案しています。
ペットトイレが臭わない家とは?建築士が考える換気計画の工夫
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。今回のテーマは『ペットトイレの臭い対策』です。高気密高断熱になって、室内の換気量がうまく調整できるようになった一方で、ペットを室内で飼っている方だと気になるのが『ペットのにおい』換気計画がしっかりしていると排出はできていると思うのですが、特にトイレについては注意が必要です。弊社で施工してとてもよかったやり方がありますのでペットを飼われる方のご参考になれば幸いです。 対策としてペットのトイレはなるべく給気側から遠く排気側に置く。このやり方をすると高気密高断熱住宅であれば室内が臭うことは少ないと思います。ただし計画換気がしっかりできていることが絶対条件で特に第三種換気といわれる、『排気は機械で行い、給気は自然給気』という計画の場合、機械と給気の関係性が1:1になっていません。わかりやすくお伝えすると排気の力が10として給気から10入ればいいのですが給気が少ないと排気同士でけんかして片方の排気が逆流するという状態がおきます。特にキッチンのレンジフードのような強力な風量をもった換気扇をつけるとそうなる傾向が強く、計画通りに換気できていないことはよくあります。各居室に自然給気をつけて…のようになんとなく計画している家はそんなにうまく換気できていません。 そこで弊社はこのように計画しました。
GX志向型住宅 補助金最大110万円
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。今回のお話しは『2026年の新しい補助金』について。 家づくりを考え始めると、多かれ少なかれ必ず「お金」の悩みが出てきます。これは仕方のないことです。 ぜひ賢く使っていただきたい国の制度が決まりましたので、そのポイントをご紹介いたします。少し文字ばかりの堅苦しい内容になってしまいますので、ご覧いただく方はそのあたりご了承ください。
樹脂窓でも結露する?建築士が教える本当の原因と対策
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弊社で今年お引渡しした方から、連続して同じ質問が来ました。『結露が出ましたがどうしたら防げますか?』皆さん疑問に思い、どうしていいかとのことなので住まいの情報としてお伝えします。 弊社は基本仕様として樹脂サッシをしようしています。商品名はYKKAP 330 ないし 430。樹脂窓のペアガラスないしトリプルガラスです。
新築でも排水管は詰まる?知っておきたい原因と予防方法
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。今回のお話しは『配管のつまり』生活していれば多かれ少なかれ必ず汚れてきます。これは仕方のないことです。ぜひ普段から気にしていただき、可能なら掃除をしていただきたいところをご紹介いたします。あまりきれいでない写真になってしまいますのでご覧いただく方はそのあたりご了承ください。 ① お風呂の排水溝『排水溝は毎日掃除してます』といわれる方で知らない方もいらっしゃるのでお伝えすると、髪の毛などのゴミが溜まる部分だけの掃除では不十分です。お風呂メーカーによって違いはあるものの、排水溝のゴミ受けだけでなく、管そのものが取り外せます。ゴミ受けを突破した髪の毛などだけでなく、適温で育ったヘドロがごっそりついています。(画像ではとても見せれません)この部分の掃除までして、初めて完了です。ハイターなど強力な洗剤を使うのはとても有効ですが、もし浄化槽をお使いの方は浄化槽の中にいる微生物が死んでしまう恐れがあるためほどほどにしておきましょう。
土地購入前に建築士へ相談するメリット|後悔しない土地選びのポイント
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。最近よくあるお問い合わせとして、この敷地はどうですか?という土地購入前の相談があります。立地条件や感覚だけで購入してしまうと後からいろいろと大変なので、不動産屋さんにどうか?ということを聞くよりも設計士にお聞きする方が間違いないでしょう。内覧会に来たお客さまには、そういった相談を随時受けさせていただく専用LINEをお伝えしています。 私に聞くとどんなことがわかるのか?① 分譲地であってもそれぞれ廻りの建物の建ち方が変わるのでそれを予測してアドバイス(別敷地の駐車位置、建物の配置までをお伝え)② いくつか候補地がある場合、それぞれの土地のメリットデメリットをお伝えして比較しやすいようにアドバイス③ 候補地を3つぐらいに絞っていただければ、大雑把な駐車計画、配置計画をお伝えしよりご自身のイメージに近い土地を選びやすくなる④ 平屋向き、2階建て向きをお伝えし、その敷地に建つ近しいイメージを弊社物件にてお伝えし、イメージの共有をします スマホだと見にくそうですが、例えば分譲地だと下の画像のようなアドバイスをいたします。
リノベ向きかどうかの構造的ポイント
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今回の住まいの情報は『リノベ物件の構造的ポイント』のお話しです。(わかりにくいと思われるのでいずれYouTubeで撮影します)最近相談の多いリノベーション。図面がある方には持ってきていただくのですが、構造的に補強がしやすいか?しにくいか?によって補強するための費用が大きく変わります。変わるポイントとして①基礎の追加の発生、②梁の補強の発生、③追加の梁の発生が考えられるからです。実際にリノベーション相談のあった住まい、現在新築にむけ動いているSさまの旧間取りを復元し、出来る限りわかりやすく『リノベーション向けかどうかの構造ポイント』を書きます。
湿度を調整する方法。
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今回のテーマはよく質問をいただく『湿度』について。私自身も最近大きな発見をしましたので、それを皆さんにおつたえしつつ、みなさんも高原のようなさわやかな空気環境になるように『湿度』にチャレンジしましょう! 最近私が知った反省点弊社は高気密高断熱住宅をつくる関係で、夏用のエアコンはそれぞれの住まいに1台のみでご提案をしています。24℃程度で冷房運転をすると、住まいによりますがおおむね25℃台ぐらいの快適な室温になります。それでも湿度がなかなか下がらず、70%近い湿度の場合が多くありました。室内干しをされる方も多いので、なんとかならないものかとずーっと悩んでいましたがようやくその答えがみつかりました。 対策前の室内の温湿度と床下の温湿度 ダメだった原因25℃ぐらいで安定した室温になるのはいいのですが、そのせいでエアコンの吹き出し温度が露点温度以上になっていました。エアコンは動いているのですが、除湿させるための結露が一切起きていない状態。除湿は結露でしか絶対にできません。結露がおきていないということは室内空気の除湿が全くされていないということ。エアコンの外にあるぽたぽた水がでてくるところ、乾いているのは除湿が出来ていない証拠。だから70%もの相対湿度があったわけです。 完成引き渡し前物件にて湿度対策と実験室温が一定に安定するのは高気密高断熱住宅のいい点ですが、その部分は除湿にとってはデメリット。そこでエアコンの除湿機能を適宜有効に使うことが大事だとわかりました。除湿モードは室内の相対湿度を下げる目的で動きます。冷房運転は室内の温度を下げる目的で動きます。そもそもの目的が違うのです。除湿運転にも設定温度がありますので、思い切って18℃で除湿をかけてみました。そうすると、見事なまでにエアコンのドレイン配管からぼたぼたと水が落ちてきます。しっかり除湿が進んでいる証拠です。 対策後の室内の温湿度と床下の温湿度 結論部屋の温度が一定になると冷房運転では除湿はできません。その場合、エアコンに熱を加えフル稼働をさせる、もしくは今回のように除湿運転にするしか方法がありません。エアコンに熱を加えるぐらいなら、除湿を18℃で運転した方が効率がいいように思えました。ただし、エアコンからはめちゃくちゃ冷たい空気が出てきますのでやり過ぎは注意が必要です。個人的には日中だれもいない時間帯に除湿をかけておいて、帰ってきたら冷房運転に切り替えるのがいいかなと思いました。18℃で除湿運転をした際に1日の電気使用量が8.3kwでした。太陽光モニターなので細かなことはわかりませんがおおむね1時間あたり300~400Wで動いてます。( 引き渡し前の物件で、家電など使っていないのでほぼあっているはず) 太陽光モニターの1日使用電力と1時間あたりの使用電力 これを2日間やったところ、約26℃ 相対湿度70%だった室内の環境が 約21℃ 相対湿度61%まで下がりました。絶対湿度という専門的な単位でお伝えすると、空気1立米あたり16gほどの水分だったのが11.5gぐらいまで減りました。使った電気は2日間で約16KW。さすがにこの環境は寒すぎますので、この水分量を保ったまま、26℃程度まで室温を上げたいところです。そうすると26℃ 相対湿度50%以下の高原のようなさわやかな涼しさのある住まいへと生まれ変わります♪理想的な室内環境!!!ちなみにユニットバスのドアを閉めたままにしていたため、ドア部分で結露がおきていました(汗) 長々と湿度のことを書きましたが、私自身がこれまで知らなかった部分や気づけなかった部分があり、それを発見した喜びもあり皆様にお伝えさせていただきました。こうした室内環境は高気密が大前提になりますので、気密の悪い家ではなかなか実現できませんが、暑い夏にさらっとした室内環境はこれ以上ない快適環境です。湿度が低いと必要以上に室内を冷やす必要がなくなりますので、体にやさしい環境になります。みなさまもぜひご自宅で試され、快適な夏をすごされるといいなと思います。暑い日が続きますのでくれぐれもお身体ご自愛ください。