COLUMN住まいの情報
2021年5月の記事(5件)
記事一覧へ建物配置の確認。
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先日無事解体が終わりましたと連絡いただいた田原市のSさま邸。6月の着手に向けて,地縄を張りに行きました。山を望む側が南になる,とても気持ちのいい敷地。普段から見慣れているとなんとも思わないようですが,家の窓から山を眺められるのは好条件の敷地だと思います。その山を望む側をひらいたプラン。気持ちのいい陽射しが入り込み,庭仕事などの合間にはデッキに腰を掛けてゆっくりしたり。解体時に残された垣根でプライバシーが守られていますので,工事中のお昼休みも気持ちよさそう。来週末に地鎮祭を行い翌週より,着工します。広い敷地に似あう,平屋の住まい。8月の暑い時期に断熱構造の内覧,11月ぐらいには完成の内覧会ができる予定です。

着工が決まりました。
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田原市で土地選びからお手伝いさせていただいたFさま。プランが決定し,素材などの提案もほぼ受け入れていただき,着工準備に入りました。今回の土地は南東側に背の高いお隣の建物があり,そちらからの日当たりと景色は望めない敷地。なのでそちらは思いっきり閉じて,視線が抜ける開けた南西側に大きく開口をあけたプラン。シミュレーションで確認し,冬至でも9時30分すぎぐらいからは明るい陽射しが建物奥まで差し込みます。1F,2Fとも視線が抜ける南西コーナー方向に大きな開口を集中して取っているので,室内から見た時もそこに視線が集中し,気持ちのいい抜け感があります。日当たりがいいのでリビングをぐるりと囲うベンチ収納をしつらえ,昔懐かしい縁側的な使い方も可能です。そこでゆっくりしたくなるような場所を作って,さらにその外にはベンチの高さと合わせたごろっとなれるデッキもつながります。植栽も多めに取り入れて,季節を感じる居心地のいい住まいとなること間違いなし。ウッドショックの影響も心配ですが,材料の確保は出来そうです♪来週には地鎮祭を行い,地盤調査より着工いたします。

見積もりの確認の仕方について。
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間取りや外観と同じくとても大事な建築費用。新築でもリフォームでもいくらぐらいかかるのか?お施主さまより『いくらぐらいですか?おおよそでいいので』よく聞くお話です。 今回のテーマはその『見積もりについて』です。 以下は私が思うことですが,まず『一式』と書いてある見積もり。こちらについてはおおよそこのぐらいの材料や手間がかかるだろうというやり方。精度はあまり高くありませんがスピード重視。おおざっぱに材料や手間を拾うので正確な見積もりを出す際には金額が100万円単位で違うこともありえます。その分,ある程度の図面ができていればおよその費用を出すことが可能です。 もし『一式』見積もりで契約まですすむとしたらそれは,施工費用に対し相当な余裕を持った金額での契約になるでしょう。坪単価〇〇万円という間取りを変えても同じような金額の建物はおよそこちらの拾い方。お施主さん側から見ても他のプロから見ても内訳がよくわかりませんが,利益が十分出るようになっています。だから値引きの話も出来るわけです。この場合は値引き交渉の範囲が会社によって決まっていたり,担当者の気分によって変わったりするのでたくさんほめてうまく値引きをひきだしましょう♪一方で数量が〇坪,や〇㎡って記入され項目が多い見積もりは精度が高く信頼できます。その反面値引きは出来ません。なぜなら図面から数量を拾い,施工ロスを見てご提案しているからです。そのため見積もりにかかる前の図面の精度も重要になってきます。そうなると図面が決まっていない限り,精度の高い見積もりをご提案することは出来ません。時間と手間もかかりますのでここまでを無償ですることはおそらくないでしょう。もし無償でここまでしていたらその費用は他のお客さまからいただくことになります(汗)ちょっと不誠実だなと思います。 会社ごと見積もりのやり方は違いますが,ニコハウス設計室の場合,初回プラン提案につける概算見積もりは1つ前の契約物件の費用をベースにご提案建物に合わせた床面積,内外観の面積にて概算費用をだしています。 『いくらぐらいですか?おおよそでいいので』建物1件となるとたくさんの業者と部材から出来上がりますのでそんなに簡単に正確なものが出ないことはご理解いただけるとありがたいなーと思ってこの記事を書きました。ご参考になれば幸いです。

造作工事も大詰め。
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豊橋で施工中の水平ラインのきれいな和モダンのKさま邸。大工さんの造作工事も大詰めを迎えています。吹き抜けに面した,木製の格子手すり,窓際のTVボード兼用の日向ぼっこベンチ,小上がり和室のスタディーコーナー。全て大工さんの手作りです。床と壁が張れそうだよーっていうタイミングで大量の造作用シナランバーと集成板を現場に納品。やたらと切っていくと,材料が足りなくなってしまうので,おおよそこんな感じというカット図面を目安に現場でプレカットしてもらいます。気が遠くなり,間違いが許されない作業ですが,切ってしまえばあとは組み立てるのみ。来週には吹き抜けに足場がかかり,勾配天井にヘムロックの板材が張られます。その後,室内の木部塗装,仕上げのしっくいローラー下地となる紙クロス張りへと進んでいきます。7月頃の内覧会に向けて工事は順調です。

断熱,構造内覧会のお知らせ
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。田原市で建築工事をさせていただいている現場にて断熱構造内覧会を以下の日程で開催いたします。 開催日時 5月16日(日)~30日(日) まで 10:00~16:00 ※完全予約制開催場所 田原市赤羽根町地内 ※予約をいただいた方のみに場所をお伝えいたします。 ご予約はこちらから こんな方におすすめ□ 今どき涼しく暖かい家になるのが当たり前だと思っている方□ リビング階段、吹き抜けは寒いと思っている方□ 全館空調や床暖房など特別な機械がないと家中が快適でないと思っている方□高気密,高断熱にすると夏は暑いんじゃないかと思っている方□ 許容応力度計算による耐震と自然の力を取り入れたパッシブデザイン設計に興味のある方□内側も外側も断熱する意味を知りたいマニアックな方。(笑) ※以前施工の物件です。 新型コロナウイルス感染予防のため、1組づつのご案内とし予約のみとさせていただきます。予約のない方の内覧は出来ません。ご予約はこちらからまた体調のすぐれない方、風邪のような症状のある方はご来場をお控えください。ご理解のほどよろしくお願いします。
