COLUMN住まいの情報
2020年12月の記事(7件)
記事一覧へ今年も1年間ありがとうございました。
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みなさま、2020年もありがとうございました。コロナの影響でどうなるか不安なことはありましたが、これまで以上に充実した1年となりました。最近の私事ですが、断熱、気密、構造の方法はもちろん、設計の考え方や室内のしつらえ方など、たくさんの勉強も仕事と並行してさせていただいてます。これまで以上の良い住まいを提供できるよう、リノベモデルでも様々なことを試しています。お正月前に一重目の屋根防水が出来、通気用の二重目のたるきを並べることができました。年明けには屋根が作られ、まずは外断熱の工事から始まります。冬の間に無暖房でも暖かさの実感が出来るといいなーと思ってはいますが、他の工事との兼ね合いもあって難しそうです…(汗) 完成後には点検に都度伺わせていただきますが、『アトピーの症状が出なくなりました』『友達の家に行くと、うちの床がいかに暖かいのか実感します』『Tシャツですごしてます』など気持ちよく住んでいただいていることを聞くと本当にうれしいですし、その工事にかかわれたことがとても幸せなことだとかみしめています。 これから作っていく住まいはもっともっと良くなるように日々頑張っていますので2021年も、みなさまよろしくお願いします。それでは良いお年をお迎えくださいませ。

子供部屋の大きさについて。
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いつもホームページご覧いただきありがとうございます。 今回のテーマは『子供部屋の大きさ』最初にお会いすると様々なお話を聞きますが、それなりに後回しな子供部屋。結論から言うと後回しでいいと思っています。 6畳ぐらいほしいとか言われる方にいつも同じような話をしますがその子供部屋いつからいつまで使いますか?おおよそ小学校高学年ぐらいから大学に入る前まで。もしくは大学の間まで。様々な部分を大切にして、間取りを考え、大きさの確保をしたとしても10年も使わないケースがほとんどです。独立してからでも、家に帰ってきた際には寝泊りできますが、そんな部屋に大きさや費用をかけるのはもったいないと思っています。何よりも将来はおそらく『納戸』になったりするわけですし。 そこでおすすめなのが『3畳の子供部屋』収納も入れて3畳!せまーい!って思われるかもしれませんが、個人的にものすごく気に入ってます。先日の内覧会でもその『3畳の子供部屋』はとても評判が良かったです。図面であらわすとこんな感じ。ベットがちょうど入って、机が置けて、あとは棚板と服を掛けるパイプが1本あってそれでおしまい。図面だと大きさの感覚がわかりにくいと思いますので写真をご覧ください。いかがでしょうか?ギュッとしたこの空間。なんでも手の届く感じがなんか良くないですか?寝て、たまに勉強するだけの部屋なのでこれで十分。お子さまが独立された後は納戸にしてもちょうどいいし、ご夫婦それぞれの個室としても使えます。30年以上住むことを考え、みんなでいるリビングを充実させて、個室は思いっきり削減することは、予算を抑えてくいいポイントだと思います。子供部屋の考え方の参考になれば幸いです♪ うちの間取りも考えてほしいなーって思った方、初回ご提案は無償でしていますのでお声かけ下さい。お問い合わせはこちらから。みなさまよろしくお願いします。

プランが決定しました。
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外は強烈に冷えてきていよいよ本格的な寒さが…。こういう時は暖かい日差しと、暖かい家が恋しくなります。ニコハウス設計室は地域でもトップレベルの暖かい家造ってます。どこで建てるか迷われてるなら、候補にあげてください。話を聞くときっとその良さが伝わるかなと思っています。お問い合わせはこちらから 10月頃よりゆったりしたペースでお打合せをしてきたHさま。広い敷地にコンパクトな2階建てのプランで決定いたしました。元々、和モダンっていうキーワードもありましたが、海風の強い田原市の土地。屋根の軒を長く出すのは、台風風による揺れへの影響も心配。また屋根が大きくなることも限られた予算の中なのでは費用が掛かってしまいます。そんなこともあり、素直な切妻の箱型の家をご提案しました。敷地の陽当たりはバツグンなので、素直に南にいごこちのいい空間が並ぶ間取り。屋根のかかったデッキのある半屋外空間は、サザエさんちの縁側のようなイメージをしています。1月頃に地鎮祭が行えるかなーと思っています。工事開始まで今しばらくお待ちください。

リノベモデルの工事が進んでます。
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2週に渡っての新築内覧会へお越しいただいた皆さまありがとうございました。お施主さまのお話が聞けて良かった!との声を多くいただいて、充実した内覧会となりました。 11月に骨組みを残しての解体から工事が始まったニコハウスリノベモデル。おおよそ築90年ぐらいの石の上に建ってる住まいを今後リノベモデルハウスとして使おうという工事。せっかくのモデルハウスなのでやってみたかったこともふんだんに盛り込み、地域最上級の省エネな住まいを目指します。完成はこんな感じのイメージ。30年以上持たせることを考えメンテナンスに配慮し、1枚から簡単に取り換え可能な木板の外壁を採用しました。木だとメンテナンス大変じゃん!って思われるかもしれませんが、そこに配慮した張り方。もう少し工事が進んだらそれもブログにアップしていきます。 主となる通し柱を残して基礎を造り替え、現行に合った金物補強をしていきます。古いひねった梁は古民家リノベらしく、化粧あらわしとなります。昔の柱や梁は「ほぞ」や「こみせん」とよばれる木と木をつなぐ加工が多くされていて、その加工にかかる時間がものすごくかかっていただろうなということが想像できます。でも今は便利な金物がたくさんでて、しかもその金物を使うと現行の耐震金物にも代用できますのでとても便利。時間をかければ大工さんに加工をお願いすることもできますが手間賃とその時間を考えると圧倒的に金物に軍配があがります。新しく設置した柱はほぞ(土台に差し込む加工)はなしで金物で取り付けていきます。 屋根は野地板を新しいものに交換。これはまだ一重目の屋根ですが、合板と合板の継ぎ目は気密をとるためにビシッとテープを張っています。この上に透湿性のあるルーフィング(防水)を貼って、屋根面に外断熱をして、通気層をとってさらに二重目の合板を貼る予定です。年内にはそこまでいきたいなーと思って大工さんたちを応援しています♪ 事務所の横で作っていますので、皆さんの家を担当していただく大工さんにも会えます。事務所に来るついでに、その施工状況ぜひご覧ください。また耐震や断熱を含めたリノベーションしたいよーって考えている方々もぜひご参考に。お問い合わせはこちらからみなさま、よろしくお願いします。

年末年始休業のお知らせ
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。年末年始、下記の期間を休業日とさせていただきます。 12月27日(日) ~ 1月6日(水)1月7日より通常営業いたします。 休業期間中にいただいたお問い合わせについては、営業開始日以降に順次お返事させていただきます。皆さまよろしくお願いします。

基礎の話。
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今回は住宅会社や工務店におまかせの「基礎」の話。結論から先にお話しすると、ニコハウス設計室は建物ごと基礎を設計しています。一般的な工務店や住宅屋さんはどの物件でもおおよそ「いつも通り」で基礎を作ってます。 現在主流の「べた基礎」。ニコハウス設計室でも高低差があるなどよほどの理由がない限りは「べた基礎」で施工しています。べた基礎の良さは、建物を基礎全体で支えることにあると思いますが、部分的に弱い地盤があるとその部分が沈み、家建物全体が傾く「不同沈下」がおきます。そうならないために、基礎を作る前に地盤調査をして各ポイントの地盤の強さが一定なのかどうなのかを調べます。 地盤の強度が一定であることを調査により確認し、基礎設計に反映します。「べた基礎」ってどこの会社も同じ作り方をしていると思っていませんか? 基本となる断面。若干の違いがはありますが多くの会社ではほぼ同じ作り方をしています。建築基準法よりは少し余力があるのでこの基礎で問題ないと思います。「べた基礎」の「スラブ」と呼ばれる建物加重と、反する地面の力を受ける面もだいたい同じ作りになっています。厚みは若干違うかもしれませんが写真のような配筋だと思います。以上が基本的な基礎ですが、計算によって鉄筋の太さや本数は変わってきますので基礎の立ち上がりでも複数の種類の配筋方法をとるのがニコハウス設計室。 問題は基礎の部分に点検のために設ける人通口。この部分は基礎の梁が切れる(連続していない)ため、必ず補強が必要です。ここからがニコハウス設計室の配慮している部分ですが図のように基礎の梁が切れないような配慮をして地面の反力と建物加重を受けられるように作っています。※鉄筋のサイズや本数は計算によって変わってきます。10年前から基礎の作り方を変えていない工務店などの多くの基礎は左のような基礎で施工していますのでその部分がとても弱く、地震など大きな力が加わった際に耐えれない可能性があります。基礎屋さんに「他の会社だとどんな基礎作ってますか?」と聞いたので間違いありません。基礎の構造計算によってわかるのですが、木造の2階建てまでの場合は構造計算をしなくていいので、そのままいつも通りっていうのが一般的。構造計算をしていくと「べた基礎」の一般的な断面では鉄筋の量が足りない部分が必ず出てきます。地震などの大きな力が加わらない限りは、それほどの問題にはならないと思いますが、いつかくる地震。力の加わり方を構造計算ソフトに入れるとこんな感じで見た目で強い力の加わる箇所が見えてきます。しっかりした基礎があってこそ、上部の構造も耐えてくれます。長く住む大切な住まい、ずっと安心して住むためにも基礎の作り方にもこだわっています。お問い合わせはこちらから相談している先に基礎の話をして、「べた基礎だから大丈夫」「基準法より太い鉄筋を使ってます」的な話だったらあまり知らなくてちょっと怪しいかもしれません(汗)

解体工事のお祓い。
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今年もいよいよあと1か月。コロナに十分注意しながら、年内にやるべきことしっかり取り組んでいきたいと思います。 先日、豊橋にて新築工事をさせていただくKさま邸の解体工事に伴うお祓いをいたしました。長年住まわれてきた住まいを解体するのは、少し寂しい気持ちになります。敷地も広く、敷地内の4棟を解体し、新築工事に備えます。おおよそ3週間ぐらいかけて、解体が終了したら、地盤調査より新築工事がスタートします。しばらくの間はご不便をおかけしますが、Kさまご家族、今後もよろしくお願いします。おおよそ6月末頃には「コの字」の二世帯住宅が完成。敷地内で同じ建物に住みながら、中庭できちっと分けた二世帯住宅。それぞれで見ると単世帯としても、ご参考にしていただけると思います。構造断熱が完成する3月初旬には「構造、断熱内側内覧会」完成する6月末頃には「完成内覧会」を予定していますので、二世帯をご検討の方は、ぜひご参考にしてください。 「ニコハウス設計室とはどんな会社だ?」と思われましたら、今週末も新築内覧会を行っていますのでぜひいらしてください。今週末はまだ予約に空きがございます。ご予約はこちらから。よろしくお願いします。
