通気層の作り方。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

あっという間に終わってしまったゴールデンウイーク。

私は恒例となっている家族と妻の両親たちとの旅行と自宅バーベキューでゆっくり過ごさせていただきました。

変わっているのかもしれませんが、ゴールデンウイークでの混雑や渋滞はあまり気になりません。なんとなくみんなが楽しい気持ちでいいなあと思うし、連休!って感じの雰囲気がたまらなく好きです(笑)

バーベキューではあいにくの小雨でしたが少し肌寒いせいもあって、焚火が大活躍しました。そのおかげで現在、家の中が若干いぶされて臭いのですが…。

ゆったりした楽しい時間を過ごせました。

豊橋市で施工中のWさま邸。

屋根、サッシ、防水工事が終わり、雨の心配が一切なくなりました。

外壁通気層となる外胴縁を取り付けると、防水紙がはがれる心配がないため一安心。

 

私が全国の工務店さんからよく聞かれる質問があるので、一般の方向けではないですが、外断熱の場合の弊社の納め方を紹介します。

(特に秘密にしているわけではないので)

『外断熱をした際に建物の角(コーナー部分)の断熱材がどうしてもつぶれてしまったり通気が取れなくなったりしてしまいます。どうしてますか?』

という内容。

弊社は胴縁を縦に打った後に横にも打つクロス胴縁という方法で通気層を作ります。

一般的な通気胴縁の倍の材料費と手間をかけていますがなぜそうしているのか?

① 通気層は最低でも15㎜以上はほしい

② たてよこに打つことで通気の行き止まりの可能性が一切なくなる

が理由になります。

私が否定的に見ている通気層は通気量が足りない施工。

通気は適度にあればいいわけではなく、多いほどいいのです。

話は戻りますが、角の部分をどのように納めているのか?というと横胴縁を伸ばして通気を確保しています。

一般的にフラット35の仕様書というものを参考にされている工務店さんが多くその内容には

① 通気胴縁 15㎜以上

② 横胴縁の場合は1.82m内外に3cmの通気

と書いてあり、それを参考にされるわけです。

建物を長く持たせるという視点でいくと私は少ないと思っています。だからそれ以上にたっぷりした通気をとっているわけです。

この納め方のおかげで断熱材の角がかけたりへこんだりという心配が一切なくなります。

ちなみに屋根は90㎜の通気層と屋根面全周+めいっぱいの棟換気を確保しています。

シューシューに風が通ることで、壁体内の健全さが保たれるわけです。

 

私は雨漏りさせないように住宅を設計しています。

でも、絶対ではありません。

もし雨が漏れてしまっても対策がしやすいこと、手直しがしやすいことがとても大事だと考えています。

1つ1つの部材は意味を持って取り付けを行っています。

専門的な内容でしたがみなさまの家づくりのご参考になれば幸いです。

 

最近は小さな講演の資料作り、専門誌の執筆、登壇のお声かけなどもいただき、これまで以上に外に出ていくことが増えました。

中東情勢の影響で現場の心配は尽きませんが、その間にしっかり知識を含めたパワーアップをしたいと考えています。

何事も前向きにとらえるのは私のいいところです。