COLUMN住まいの情報
2020年8月の記事(7件)
記事一覧へニコ断熱の家の光熱費と室温。
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当社では住まいをご提案する際に、日当たりや風通し、室温や光熱費まど様々なことを決定したプランと合わせてお話しします。「ニコ断熱」と呼んでいますが、これまでの経験上、この地域で「ちょうどいい」断熱性能であろうと思い、ご提案をしています。少し前のブログにニコ断熱とは何かの説明があります。 「ちょうどいい」というのがポイントなのですが、過度にその性能を負うのは数字上とてもすごい!となりますが、そこには費用がかかるわけですのでやりすぎる必要があるのかいつも悩みます。そこでいきついているのが今の「ニコ断熱」その性能での住まい(オール電化 太陽光3KW)の年間の光熱費。先日お聞きしたら96,991円でした。太陽光で売電した分は無視した数字です。あなたの家の電気代と比べてみてください。いかがですか?この住まいはオール電化なので、他に請求の来る光熱費は水道代だけです。灯油やガスは使っていません。灯油やガスを併用しているあなたのお住まいは20万円以上使っていませんか?30年住むと考えるとそれだけで300万円以上の光熱費の差額になります。 もう一つ大事なことは「ニコ断熱」の光熱費の住まいが快適かどうかということ。 当社で使っている1985HEMSという温湿度計での月平均の温度です。(湿度は見にくくなったので消しました)洗面脱衣所と2階の使用していない部屋の温度なので通常いるリビングや寝室はもっと有利な温度になりますが、夏場は平均28℃以下、冬場は平均16℃以上を家じゅうで保つことが出来ています。あなたのお住まいだと、おそらく2階に行けば暑いだろうし、真冬にトイレに行けば冷え冷えでしょう。個室ではエアコンがフル稼働し、たくさんのエネルギーを使っているにもかかわらず、「ニコ断熱」の家よりも年間光熱費が10万円以上も高いのです。 「ニコ断熱」の家はこの環境を40坪ぐらいまでの家なら一般的な6畳用2台のエアコンぐらいで実現可能です。安いエアコンでかまいません。どうせ10年ぐらいで壊れてしまいますから。買い替えの際も費用が少しで済みますので、これを踏まえていくと30年で350万円以上の差が生まれます。 快適でオサイフにやさしい住まいを提供し続けています。すごくいいなーと思ったので急いでブログに書いてみましたが、当社の他の住まいも確認してまとめてホームページにのせようと思います。過度な性能や理論上の数字よりも、実際の数字はとても共感を生みますね♪

マンションリノベ仕上げ工事。
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5月末に解体工事が行われた、Hさまのマンションリノベ。大工さんの工事が終了し、仕上げ工事にはいりました。全てを解体しての造り替えなので、閉塞的な空間からガラッと変わって開放的な空間になります。対面キッチンへと変わったそのキッチンからはダイニング、リビング、畳スペースが見渡せ、バルコニーまで視線が抜けるのでこれからは気持ちのいい空間で料理をしていただけます。床材の端材や余りなどを利用して、作成したTVボード。大工さんの丁寧な仕事。おみごとです。天井に珪藻土のクロスが張られ、一部塗装用の紙クロスの上に特徴的な紫のペイントがされると、左官屋さんの登場です。珪藻土の塗り上げが終わると、空間が仕上がり、雰囲気がガラッと変わります。 鉄筋コンクリート造で、湿気がこもり、室内の環境に悩んでいたHさま。湿気対策、断熱対策を施した自然素材の空間でその悩みがなくなったよーって聞けること。これが今回のリノベの最大のテーマです。最後まで、しっかりした施工で期待に応えられるよう頑張ます!

朝日と西日を考える。
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年々厳しさを増す暑さ。お盆前よりも、お盆を過ぎた今の方が暑いことが当たり前になってきました。日中の最高気温はだいたい12時~15時の間ぐらいになるようですがその時間帯の西日はとんでもなく暑く感じます。 そこで今回のテーマは「朝日と西日を考える」です。まずはこの時期の天敵「西日」このブログを書いている8月20日 15:30現在、西側の窓からは暑ーい西日が差し込んでいます。この西日の角度はおおよそ35度ぐらい。4月20日頃も同じ角度で差し込んできます。4月の西日はあってもいいですが、この時期はいらないですね(汗)そうなると防ぐ方法としては① 4月20日頃にはまだ新緑の葉がついていない樹種を植え、8月20日頃の西日をさえぎる② 時期によって開閉または移動できるような庇をつけるか、固定式で春先の西日をあきらめる③ 今の時期だけ外にすだれなど人工的な遮蔽物をつける④西側に一切窓をつけない ①は方法としてとても有効に思えます。4月20日頃は桜が散って2週間ほどの時期なので、木漏れ日ぐらいの差し込みが想定されます。この時期なら日射を遮り、涼しさを感じられるはず。成長するまでは少し我慢が必要です。②はその土地、方位、建物によって私たち建築屋が考えてご提案をしないといけません。開閉や移動となるとそれなりに費用は掛かりますが30年以上住むことを考えると検討してもいいと思います。今は優秀なシミュレーションができるソフトがたくさんあります。建てられる建築屋さんに相談してみるといいと思います。ちなみに当社ではそのシミュレーションソフトを使って庇の長さを検討しています。このソフトがとても優秀で、庇をmm単位で変えて、室内への日差しの入り方がどうなるか確認ができます。そのおかげで夏の日射を室内に入れないような設計が可能になります。③はちょっと面倒ですし、風が強い日には片づけたり、対策をしないといけません。でも安価なので出来ればこの「外側に日射遮蔽をする」ことをすると、室内環境が思った以上によくなります。④は風向きにより、気持ちのいい風が取り込めなくなるおそれがありますので要検討が必要です。 次に「朝日」を考えます。西日と違って朝の光なので目に見えないエネルギー的なもので考えるとすごくいいとは思いますが、「西日」と同じく低い角度で建物に差し込んできますので夏場は対策しないと室内環境がとても悪くなります。朝日は取り入れたいけど、暑いのは嫌だとなりますので、この「東側」は特に植栽をおススメします。1日のうちの暑くなってくる昼過ぎには「東側」の窓からは日射が入らなくなります。思いっきりカーテンを開けても室内への日射の影響がありません。屋外の樹木が風に揺れる様子が見られます。「東側」に落葉の植栽はおススメです。 近隣の敷地や接道の仕方によってその土地に建てる住まいは姿を変えていきます。プランの中から選んだり、箱を置くだけの住まいでは住んでからの「住みごこち」がよくなるはずはありません。周辺環境をとらえて、おうち時間が長くなるような住まいづくりをされることを心よりおススメします。ご家族の住まいづくりの参考になれば幸いです。ご相談予約はこちらから。

ニコ断熱工事。
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週末から来週にかけては工事中の現場内覧会を予約制で開催します。断熱、構造内覧会の詳細はこちらから。この工事を終えると現場がとても涼しくなります。エアコンがあるわけではないので風に頼るわけですがそれでも屋根にしっかりした断熱が施工されると、現場の作業環境が劇的に改善されます♪ 当社の断熱は標準で□ 屋根 300㎜□ 壁 150㎜ 屋外の防水工事前に、まず外側の断熱工事をします。黄色いのが外断熱用の32K 45mmのグラスウール。これを面材の外に柱とは直角方向に伏せていきます。構造の柱と方向が変わることで断熱の入らない部分(木だけの部分)がほとんどなくなります。こうすることで熱橋といわれる断熱の弱点になる部分がほぼなくなります。それと合わせ、構造をくみ上げる際に内外部にわたる貫通ボルトなどの金属部材もすべて断熱でくるまれるため、部分的な結露の心配がなくなります。結露を無くすことは木造住宅を長持ちさせるうえでとても大事なことになります。 また内部は吹き付けの発泡ウレタン(16K相当の断熱性能)を屋根 300㎜ 壁 105㎜ 吹き付けます。白くもこもこと膨らんでいるものを、柱分の厚みになるよう削り取って完成します。吹き付ける理由はグラスウールでは施工しにくい狭い部分も均一に断熱が施工できるからです。逆に屋外は外断熱用の胴縁の間に施工していくだけなので、施工のしにくい部分がなく防火のことも考えグラスウールを採用しています。外側と内側の断熱が完成すると「ニコ断熱」の完成です。吹き付ける業者さんからも「これだけの断熱はすごいですね!他ではやったことないです。」とびっくりされます。 この時期は特に太陽の高度が高いため、屋根の断熱がとても有効に働きます。お伝えする際によくお話しますが、木陰の下が涼しい感じに似たような感じです。そのためには風の通り道もとても大事です。風がない日でも空気が動くよう、高低差を付けた窓配置も心がけています。 まだ夏ですがこのニコ断熱の方法をとって、ちゃんと窓から日射熱を取り込むと昨年のある住まいで冬場に無暖房でも17℃前後が確保できました。とてもエコです! 夏は屋外が暑いため、また湿度が高いため風の取り込みだけでは過ごせません。エアコンは必要になってしまいます。エアコンなしで夏場が乗り切れる家にすることを目標に今後も努力していい住まいを提案していきたいと思っています。 なんとなく過ごしやすい工事中の現場、ぜひご体感ください。ご予約はこちらから。みなさま、よろしくお願いします。

引っ越ししました。
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解体工事から始まった倉庫リノベーションの事務所改装工事が、ついに完成しました。打ち合わせスペースの椅子などの家具搬入も終わり、ネット環境も整い、パソコン等の移動も完了したので、本日、新事務所へ引っ越しすることができました。(まだ細かな飾り付けが出来ていませんが…)以前の事務所の時と比べると、お客さまとの打ち合わせスペースもキッズスペースも広くなりました♪そして何より、不憫だったトイレが使いやすくなったのが個人的には一番(笑)おもしろく見ごたえのある空間になりましたし、打ち合わせ時間は気にせずにご来社下さい。古材をたくさん使った倉庫リノベーション。大きさは平屋で20坪程度で、ちょっとした店舗改装をお考えの方、敷地内になんとなく残っている倉庫の活用など、参考にしていただける部分は多いと思います。コロナ禍の中、離れを有効利用できるようにリノベするのもおもしろいと思います。ただいま準備中ですが9月中旬頃には予約にて内覧会を開こうと思っています。引き続きスタッフ一同頑張りますので、これまでのお施主さまもこれからのお施主さまも今後とも宜しくお願いします。 まだ敷地内全体での完成ではなく、道路からは看板もないので、ちょっとわかりづらいので、ご来社の際はぜひ一度お声かけ下さると助かります。

内外断熱、構造内覧会のお知らせ
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。室温を保証しているニコハウス設計室の建築途中の『内外断熱、構造内覧会』を開催します。 開催日時 8月22日(土)~8月30日(日) 10:00~16:00開催場所 豊橋市草間町地内 ※予約のみ ※終了しました こんな方におすすめ□ 今どき暖かく涼しい家になるのが当たり前だと思っている方□ リビング階段、吹き抜けは寒いと思っている方□ 全館空調や床暖房など特別な機械がないと家中が快適でないと思っている方□ バランスを考えた耐震と自然の力を取り入れたパッシブデザイン設計に興味のある方 新型コロナウイルス感染予防のため、1組づつのご案内とし予約のみとさせていただきます。予約のない方の内覧はお断りする場合がございます。ご予約はこちらからまた体調のすぐれない方、風邪のような症状のある方はご来場をお控えください。ご理解のほどよろしくお願いします。

夏季休業のお知らせ
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。以下の日程で夏季休業をさせていただきます。 8月9日(日)~8月16日(日) メール等ホームページからのお問い合わせも返信が17日以降になりますこと、ご了承くださいませ。
