COLUMN住まいの情報
2021年9月の記事(6件)
記事一覧へ庭の工事の大切さ。
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予算をふまえて家を考えていくとおろそかになりがちな『庭の工事』。出来上がった住まいが,どれだけいいものであったとしても住まいを飾るうえで庭の工事はかかせません。大きくなったり,管理が大変だから…といって敬遠される方もいる植栽ですが,居心地のいい住まいにする上でとても大事な役割があります。写真で見比べるのが一番なのでうちのリノベモデルを参考にしてみます。 まずは家が出来た状態続いて外構の目隠し壁が出来,駐車場の敷石が出来た状態最後に植栽がされた状態 家は何も変わっていませんので植栽の力がいかにすごいのかがぱっとみただけでもわかっていただけるのかなと思います。緑が入ると建物がぜんぜん違って見えます。住まいに求めるものは人それぞれ,家族それぞれ違うかもしれませんが,どの方も自分の家に『癒し』は求めていると思います。コロナ禍の中,自宅で過ごす時間も増えています。家だけにお金をかけるのではなく,外構,造園工事までちゃんと予算を考えておきましょう。そのために少し家が小さくなっても,家と庭のつながりができた時には『よかった』って思えると思います。敷地の大きさと角地かそうじゃないのかによっても費用は変わってきますが,おおよそ外構(アプローチ,ブロック,駐車場)に100~200万円造園(植栽,芝生,石設置)に30~60万円このぐらいの予算を考えておけば,十分な『癒しの庭』ができると思います。リノベモデルハウスでは『癒しの庭』の体験も出来ます。小さいのですが,水のせせらぎがあるといいなーと思ってビオトープとなる池とちょっとした川も作成いたしました。この池にメダカやドジョウを入れて,仕事の癒しに眺めようと思っています(笑)。リノベモデルで庭の大切さをご確認ください。内覧予約はこちらから。一度,体験すると『家』だけの住まいを見た時に寂しい気持ちになります(汗)。

目隠し格子の工事。
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田原市で施工中のFさま邸。内覧会を11月に予定させていただいています。完成に向けて足場が外れ,気持ちのいいデッキスペースに目隠しとなる格子の工事を行いました。まだ途中でしたが角材のリズミカルな感じが適度な目隠しになり,中間領域となるデッキの心地よさがさらによくなりました。職人さんがお弁当を食べるのにもとてもいい場所が完成しました(笑) 玄関はリビングへの期待感を持たせるため,窓がありません。それでも脇にあるスケルトン階段の上から入る光のおかげでほんのりと光が回り,いいアクセントになっています。 みんなでいるリビングはベンチとヌックをしつらえ,居場所も落ち着きもある心地よい空間に。おおよそ内部の塗装工事が終わり,来週からは紙クロス工事,しっくいローラー塗装工事へとすすみます。内覧会までには外構と造園工事もびしっと終えられるといいなーと思います。

10月の内覧会のお知らせ。
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。 事務所隣にて施工しましたリノベ内覧会の日程が決まりましたのでお知らせします。建て替えか,リノベーションか迷っている方はとくに必見です。 日程 10月23日(土)~10月31日(日)時間 10:00~17:00 ご予約はこちらから場所 事務所隣 詳しい場所はこちらから。 注意 密を避けるため、入室は1組づつ(1枠1時間)、ご予約のみとさせていただきます。 マスクは必ず着用とし、 体調の悪い方はご遠慮下さい。 リノベ前リノベ後 建物の特徴築90年近い住まいのリノベーション性能:耐震等級3相当に改修 Ua値 0.26 C値 0.8 □ 既存の大きな梁を活かした懐かしい古民家□ 木外壁,しっくい,庭のある自然素材空間□たくさんの居場所を作る間取りの体感 □照明計画と窓配置による,居心地のいい落ち着き空間ご予約はこちらから先行してみていただいた方たちのよくある疑問,『この照明で明るいの?』気になる方はその旨伝えていただければ17:00以降のご案内も可能です。みなさまご参考になさってください。

狭小敷地のご提案。
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ホームページよりお問合せいただいたWさま。ご自宅の建て替えをご検討されています。敷地は30坪ちょっとの南道路。東西及び北は目いっぱいに建物が近いので,南側のみが開けています。普通に南側にリビングを作った間取りではカーテンが閉めっぱなしになり,敷地を生かしているとは言えません。また奥まった北側は絶対に暗くなってしまいます。一般的に2Fリビングをおすすめしたくなりますが,ご年配のご家族もいてリビングは絶対に1階でないといけません。 出来ないこともありますが要望を言ってくださいとお伝えした中で一番かなえてあげたかったどこでも明るく,風通しのいい住まい。1Fの南はカーテン開けっ放しに出来るよう高窓に。家がスキップフロアになり,複雑なので模型にてご提案いたしました。ライトを太陽に見たて,奥まで光が届く住まいを視覚的に確認いただきました。高窓から光を奥に届けてあげることで,北側に居心地のいい部屋を持っていくことが可能になります。そうすると南道路からの視線を気にすることもなくなります。プライバシーに守られた居心地のいい空間。敷地が小さいので空間をつなげてあげること,家族それぞれの居場所があることを考えご提案いたしました。狭小地ならではですが,広がりのある明るく風通しのいい住まいになりそうです。Wさま,今後の打ち合わせもよろしくお願いします。

大工工事もあと少し。
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田原市で施工中のSさま邸。梅雨明けのとても暑かった夏の日に上棟をした現場。室内では大工さんの石膏ボード貼りが大詰めを迎えています。平屋なので単調になりがちなしつないの空間ですが,そうならないよう低く抑えた天井と屋根形状なりの勾配天井と,光を家じゅうに届ける吹き抜けた高天井を使って,変化のある空間を作っています。窓の方向を様々な方向に向けることで,やわらかい光があちこちから入ってくる空間。低い天井部分は落ち着きをあたえます。石膏ボード貼りが終わり,大工さんの家具工事が進んでいきます。外部は足場が外れて,木外壁が貼られるのを待っています。

平屋のプランが決まりました。
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先日までの内覧会にお越しいただいた方々どうもありがとうございました。夏場は暑さで足が遠のいてしまった方々,10月,11月も内覧会をさせていただく予定でいます。次回のご来場もお待ちしています。 時間に余裕のある建築計画をされているSさま。ご夫婦でいろいろ話し合われ,1周回って最初にご提案させていただいたプランに決まりました。今回のプランは要望の多い平屋。深い軒に守られる落ち着いたたたずまいになります。屋根が腰折れ形状になっているのが特徴です。計画段階で出来たら地面から屋根に登れたら楽しいだろうなあと思いながら計画しました。そこまで極端に低い軒先ではないですが,地面から2mちょっとぐらいになる予定。低い軒は圧迫感を心配される方がいますが,実際にその場で腰掛けて座ったりすると,そのおこもり感がとても落ち着く空間になります。室内はおこもり感のある軒先屋根がそのまま室内に連続して入ってくるつながりのある大空間。スキップした1.5階にはお子さま用の部屋があり,その下には様々な用途に使えそうなヌックも。日当たりシミュレーションでは冬至の日にもちゃんと陽が届いているので問題なさそう。土間から連続性のある和室→LDKというつながり方もありそうでない新鮮な空間になりそうです。まだ着工までに余裕があるので,時間をかけて実施設計をしたいと思います。 ここ最近ほんとうに多い平屋の要望。2階建てに比べ,費用は高くなりますがみなさん平等に年齢を重ねていきます。やっぱり平屋でよかったなあって言葉を20年後ぐらいに聞けたらいいなと思って設計しています。
