COLUMN住まいの情報

2021年6月の記事(6件)

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植栽の大切さ。

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現在動いている4件の現場。1件は電気屋さん,水道屋さん,建具屋さんの仕上げ工事で完了。1件は大工さんの工事が終盤。2件は基礎工事がすすんでいます。基礎工事だけ雨の影響がありますが,今のところ長雨でないので順調に進んでいます♪ 現在参加させていただいている設計塾でも頻繁にでてくる植栽の大切さ。いい建物には必ず素敵な植栽がセットされています。お施主さんの仕事の合間に少しづつ進んでいるリノベモデルですが,こちらにも先日植栽の第一期工事がおこなわれました。植栽前と植栽後を見比べるのが一番なので,植栽前の写真ですがこんな感じ。いい家は出来たかなと思いますが,このまま駐車場に土間を打って,塀で目隠しをしたぐらいでは味気ない。残したいと考えた昔からある柿の木だけではポツンとしていてとても寂しそう。そこに植栽をふんだんにつかった造園工事をすると…だれが,どう見たって植栽後はよく見えると思います。建物もなんとなく落ち着きが出て,ご近所の方も楽しめる雑木林になります。植栽の力はこれほどまでに雰囲気を変えてくれます。角地などでは外構を含めていくと300万円とかそれ以上の費用が掛かってしまいますが,それだけの価値は十分にあります。植栽,外構のために少し建物を小さくして,敷地にゆとりをもった建て方をするのもいいでしょう。それほど大事な植栽。家だけを考えず,敷地全体を考えて計画していくと居心地のいい住まいになると思います。

7月の内覧会のお知らせ

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。 豊橋市駒形町にて施工させていただいているKさま邸の内覧会の日程が決まりましたのでお知らせします。日程      7月 17日(土)~7月25日(日)時間      10:00~17:00              ご予約はこちらから場所     豊橋市駒形町             ※ 終了いたしました      注意     密を避けるため、入室は1組づつ(1枠1時間)、ご予約のみとさせていただきます。            マスクは必ず着用とし、 体調の悪い方はご遠慮下さい。           お引渡し前の住まいですのでお施主さまへの配慮をお願いします。  建物の特徴三世代家族対応  約56坪の住まい (親世帯 18坪  子世帯38坪)□ 要望の多い和モダンの住まい□ コの字型で庭を囲んだ,分棟型二世帯□ 共働き夫婦に喜ばれるランドリー空間ご予約はこちらからみなさまご参考になさってください。

夏の断熱材の役割

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早めに梅雨入り宣言しましたが,ちょっと早すぎたかなという感じで晴れた日は真夏を感じる暑さで大工さんたちも疲弊する時期になりました。今回は『夏の断熱材の役割』について書こうと思います。 夏の太陽は8時過ぎから15時過ぎまでその角度が40°~78°ぐらいで推移します。真上に太陽があるようなものです。だからこそ夏は屋根の断熱材がとても有効に働きます。屋根にうすーい断熱材しか入っていない場合はむーんとした暑い2階が出来上がります。熱は勝手に上の方にたまります。みなさんが寝静まろうとする夜には熱がしっかり蓄えられ,エアコンをかけても一向に涼しくなりません。これが『蓄熱』という現象で室内の空気を冷やしても,壁や天井がいつまでも暑いので体感温度が下がらないのです。西日が暑く感じるのもこれと同じ現象で午前中熱が入り込んだ部屋にさらに角度が低くなった陽が差し込むので悪い陽射しのように感じてしまうわけです。西日が悪いのではなくあなたの家の断熱性能が悪いのです。 屋根の断熱材が厚く入っていると,家の中に入ったときに木陰の下に入ったようなひんやりした感じ方をします。そのような家になると2階へ上がった際でもこもったような暑さは感じないので,夜寝る際も寝苦しさを感じません。夏は暑くて使えないと思われているロフトも断熱がしっかりしていると問題なく使えます。 断熱材にはさまざまな種類があるので一概には言えませんが最低でも200㎜ぐらいの厚み。私の体感的にはその1.5倍の300㎜あると,断熱材が効いているなーって感じがします。断熱材の外にしっかりした通気層があると,屋根と断熱材の間の空気が屋外へ排出されるので屋根合板への湿気対策だけでなく,家の中の環境もよくなります。ちなみに断熱材が入った後の現場は大工さんたちの現場作業での体感もずいぶん違うそうです。 断熱材があると熱がこもると思われている方もいるのでその大切さを書きました。冬とは感じ方の違う断熱材の効果。あまりに外が暑いときは風を入れても湿度が上がるだけで涼しくはなりません。我慢せずにエアコンを付けっぱなしにすることは熱中症対策にとても有効です。 ご参考になれば幸いです。

木外壁工事

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ニコハウス設計室で提案する外壁素材はおよそ3つ。ガルバリウム鋼板,スギ板,そとん壁。雨風から住まいを守る過酷な壁なのでメンテナンス性を考えてのことです。 最近は採用率の多い,スギ板の外壁。田原市で施工中のHさま邸でもスギ板外壁工事が始まりました。今回の張り方は『大和張り』1枚目の板を等間隔で隙間をあけて張り,その上に2枚目のスギ板を重ねて張っていく方法。1枚目だけ張ってあると写真のようにしましまです。スギ板は乾燥で縮むことも考えられるので,外壁を張る前にプレカットをして,先に塗装をして張っていきます。これで縮んでも塗装された面が出てくるだけなのでぱっと見は縮んだことに気づきませんし,塗装で保護されていますので安心です。メンテナンス性を考えてと最初に書きましたが,このスギ板の張り方だと一部がもし傷んでもその部分だけ張り替えることが可能です。廃盤になることはないので材料に困ることもありません。がんばればDIYでも張り替え可能で塗装だって出来ます。再塗装をしなくても乾燥さえしっかりしていれば悪くならないし,エイジングされたスギ板はそれはそれでとてもかっこいい!色あせていくエイジング的変化がどうしてもいやだと思えば,そのスギ板を下地として上から別の外壁材を張ることも可能です。このあたりがメンテナンス性のいいポイントだと思っています。『さね』といって縮んでも下地が出てこないように板通しを突き合わせて張っていく加工のある外壁もありますがそれだと部分的に傷んだ際に張り替えがとても大変です。『サイディング』は『さね』のある代表的な外壁なので材料的にも部分張り替えは困難ですし,DIYではとても無理です。サイディングの柄も時代と共に廃盤が出ますし。見た目も〇〇調で安っぽいのでニコハウス設計室では絶対に使いません。お好みの外壁が最初の3つでしたらぜひお声掛けください。お問い合わせはこちらから建築中の現場案内も可能です。みなさまよろしくお願いします。

晴れと雨の地鎮祭

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早すぎる梅雨入りのせいか,雨が多かったり,晴れが続いて暑かったりですがみなさま体調には十分お気をつけください。 今月から田原市で着工する方々の地鎮祭が執り行われました。雨予報だったり,くもり予報に変わったりとなかなか読めない天気のため,車にはいつもテントをのせています。Fさまの地鎮祭は汗ばむ陽気の中,晴れ間ものぞいて無事執り行われました。打ち合わせ中,一緒に遊んでくれる娘さんが,つまらなそうだったのが申し訳なかったなと思いました。地盤調査を終え,基礎工事より着手いたしました。外壁の色などとても悩むと思いますが次回の打ち合わせもよろしくお願いします。 Sさまの地鎮祭は週間予報で晴れでしたのでほっとしていましたが,近づくにつれ雨マークに変わってしまいました。ぬかるんでは大変なので前日にテントとブルーシートで養生させていただきました。あいにくの雨でしたが,無事地鎮祭を終えることができました。昨日,地盤調査も終わりました。周辺環境からは悪い感じはないですが,いい結果がくることを願います。 どちらの方もウッドショックの影響で木材確保が難しい中になってしまいましたが,なんとか材料は確保できています。7月の上棟に向けて安全第一で工事を進めてまいります。

床を張りだしました。

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ずいぶん前になりいつから始めたのかもうる覚えのリノベモデル工事。しばらく大工さんがいない間に外構工事がすすみ,お客さまの駐車場部分の緑化ブロックの工事と芝張りが終わりました。建物は完成していませんが,来週から植栽の工事が来る予定です。植栽まわりを飾り付ける土留めにもなる,石も到着しています。ちょっと重いですが,設置しながらの植栽工事。完成が楽しみです。また先日からリノベ工事に大工さんが復帰していただきました。今は室内の床張り工事が進んでいます。ちょっと豪華に1本物のくるみの130㎜幅の床。柔らかいので足腰への負担が少なそうです。明日はハーフユニットバスの工事が入ります。少しづつですが完成が見えてきました♪引き続き,よろしくお願いします。