ちょうど暮らしの引き渡し。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

豊橋市で施工をさせていただいたS様邸。

ちょうど暮らしの平屋vol2の現場ですが、ゴールデンウイーク前になんとか引き渡しを…というご要望をぎりぎりで間に合わせることができました。

造園工事が終わったのは引き渡し1日前。職人さんたちみんな頑張りました。

Sさまは建築とインテリアが大好きで、一般的な工務店さんの設計よりも詳しいんじゃないかなと思うぐらい勉強をされています。

建築中は細かな寸法などをご検討いただいた図面などをお送りいただき、一緒に作り上げていきました。

コンパクトな住まいではありますが多くのご要望がぎゅっとつまっている魅力的な住まい。

様々なものを検討する中でSさまからいただいた要望をプロとしてまとめます。

ご要望をいただいても場合によっては不採用になることもあるのですが、それはプロの目線としてよくないと思うから、しっかり説明させていただきます。

お施主さまから言われたことに迎合して採用することはまずありません。理由をしっかり聞き、それが住まいにとって最適なのかを一緒に考えることもあります。

検討を重ねるからこそよりよい住まいになります。

その中の一つに東向きの大きな窓の日射遮蔽があります。

春先や冬の季節はいいのですが、夏場の朝日はかなりきつい日差しで入ってきます。

本来ならばコストを抑えたいので余分なお話は避けたいところですが、そのままだと夏場過ごせないぐらい暑くなってしまいます。

コストは30万円ほど上がりますが、外付けのブラインドをつけた方がいいというお話をし、理解をいただきました。

街中では吹き抜け上部に日除けとなる庇が一切ない大きなFIXがついているのをよく見かけますが、後悔しているだろうなあといつも思っています。

空調はいつも通りの床下エアコンを採用されました。高断熱高気密ですが弊社では第三種換気の採用が増えてきました。

勉強を重ねていくうえで中間期のダクトの圧損による電気使用量が30年など長期的に見るとそれなりの料金になるからです。

それでも第一種換気の方が室内が快適になるのは間違いないので、予算や求める室内環境によって使い分けるようにしています。

第三種換気の場合、季節によって外部から取り入れる給気の位置を変えてもらいます。

そういった季節ごとの住み方みたいなものを説明するのにとても多くの時間を使っています。

Sさまもしっかりメモ帳を持って熱心に聞いていただき説明のしがいがありました。

Sさま完成おめでとうございます。

リノベーションのお話から新築へと変わりましたがとても心地よいコンパクトな住まいができたと思います。

家の中のどこにいてもわくわくするような魅力的な空間となりました。

雑誌の件などご協力いただき感謝いたします。

また5月23日、24日には内覧会でお借りいたしますが引き続きよろしくお願いいたします。

Sさまの色に少しだけ染まっているだろう住まい楽しみにしています。