豊橋市 平屋の上棟。
豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。
豊橋市で施工をさせていただいているWさま邸。
ナフサショックによる断熱材の供給に不安がありましたが、メーカーおよび建材屋さんの対応により無事上棟作業をすすめることができました。
弊社は屋根も外断熱をしていますので、断熱材がないと施工ができなくなってしまいます。確保いただいたことに改めて感謝です。
上棟作業前日、雨があがる予報でしたので基礎に溜まった水をきれいにしてきましたが、残念ながらその夜にも雨に降られ基礎の雨が溜まってしまいました。
上棟作業は基礎の雨水を排出しながらの作業となりました。
高気密住宅では建物が出来上がってからの初期結露の原因にもなってしまいますので、上棟後にも風を通しながらしっかり乾いた状態を確認したうえで進めていくのが弊社のやり方。
来週も雨マークがついていますのでこの日の目標は屋根の雨養生となるルーフィング貼りまでがノルマです。


平屋のため、柱を立てて水平構面となる1重目の合板までがとりあえず10時までのノルマかな。
どの家でも同じ施工方法をとっていますので大工さんたちは慣れたものです。
そしてこの上棟風景がニコハウス設計室らしさを感じます。
構造を表しにする場合、計画をする段階からの構造計算が必須となります。
なぜなら梁の大きさがわからないと、構造が成り立つかわからずこういった計画ができないから。
また天井の高さにも影響してきますので、計画を作る段階で構造計算を併用して行っています。
一般的には構造を隠してしまう工務店さんが多いのは、計算が後回しのため梁の大きさが不確定だから。
そうなると天井の高さ確保を優先するため、小屋裏や屋根裏の空間を大きめにとっておいて天井を成立させます。
無駄な天井裏の空間は私の中では『贅肉』と呼んでいて、使わない空間まで空調したり、外壁の面積が増えたりいいことはありません。


屋根面の合板が貼られると家らしい形になってきます。
一般的な工務店さんの上棟作業はここまでで無事終了となります…、がニコハウス設計室はここからが大変。
このあとは断熱材を二重目に取り付け、さらに二重目の防水屋根を作る。
一般的な1重屋根の倍以上の労力がかかりますが、万が一の雨漏りの際、1重目の屋根を雨が突破しても二重目の屋根で防ぐことができるため安心感が全く違います。
また一重目の屋根と二重目の屋根の間には90㎜の通気層があり、万が一雨が入っても乾くようになっています。


昼休憩で屋根があるのはありがたいことです。
お昼からは納品してもらえるのか不安のあったネオマフォームを贅沢に二重に設置します。
上棟のタイミングで屋根の断熱ができますので、暑くなるこれからの季節ではその先の工事が幾分楽になります。


屋根は重くなる分、構造計算でも二重分の重さを加味して構造計算を行っています。
構造計算では余力をもった荷重を入力しているか?はとても大事な要素になります。
工務店さんに『屋根の重さは何キログラムですか?』と聞くとその会社のレベルがわかります。答えられない方が8割以上じゃないでしょうか。


ノルマとなる二重目の屋根の防水まで無事終えることができました。
お疲れ様でした。
大工さんたちのいつも通りの仕事に感謝いたします。
お仕事の都合で見に来られないといわれていたWさまですが、最後に上棟を終えた姿を見に来ていただけたことはよかったなと思います。
連休までにはサッシが取り付けられ防犯的にも一安心。
Wさま上棟おめでとうございます。
また引き続き安全第一で工事を進めてまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。
