COLUMNブログ
2026年の記事(58件)
記事一覧へ耐震等級3の落とし穴①|許容応力度計算でないと評価できない3つの設計
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。この住まいの情報では家を建てるすべての方に有益になるようにという思いで、一般の方にわかりやすく情報発信をしています。住まいを考えている方はぜひご参考になさってください。本日のテーマは『許容応力度計算をしていない物件でやってはいけないこと』をお伝えします。近年は耐震等級3が当たり前になりましたが、どのような計算で耐震等級3を取得しているかまで説明されることはほとんどありません。そのため、同じ耐震等級3でも設計上注意すべきポイントが見落とされているケースがあります。構造に詳しい設計士からすると設計内容や上棟時の写真を見ると、構造計画の考え方はある程度わかります。 その代表例が、『許容応力度計算を行っていない建物では採用すべきでない設計』です。もし構造計算を行う前から次のような内容が計画に盛り込まれていたら、一度立ち止まって確認することをおすすめします。① 勾配天井 (一部の屋根の高さが違うような計画)② 太陽光パネルの設置③ 2階建ての場合、1に柱がないのに2階床梁にある耐力壁
高気密住宅の天敵は「水分」|夏の現場で大切にしている品質管理
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。もうすぐ梅雨明けということで毎日暑くて大変ですが、弊社の物件は外断熱のため比較的家の中は涼しく作業ができます。それでもこれからもっと暑くなってきますので、現場へのエアコン導入をしていくことにしました。設置のタイミングがなかなか難しいのですが、高気密な家であればエアコン1台を入れて、冷やしておけばこれまでの現場とはぜんぜん違うはず。またこの時期に建築する家の悩みとなる含有湿度も冷房エアコンをつけることで少しづつ取り除くことができるでしょう。職人さんにとっても、施工中の家にとってもいい影響を与えるエアコン設置。手間なく涼しくしたいからと、水を入れて使うスポットクーラーだと内部湿度が高くなりかえってムシムシしますし、家にとってもよくないため、現場の方々要注意ですよ! 豊田で施工中のKさま邸。梅雨の影響をほとんど受けることなく防水工事まで完了いたしました。
南道路なら安心?実は気をつけたい間取りの落とし穴
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で建築計画中のOさま邸。南道路54坪の優等生敷地のプラン提案をさせていただきました。ご要望は平屋の住まいになりますが南側道路の優等生敷地の場合私が何を考えて設計しているのか?設計士の方にもとても勉強になる内容だと思います。計画敷地を確認にいった際に最初にやることはできるだけ敷地を俯瞰してみることです。とにかく遠くまで視線が抜けていく場所はどこなのか?さらには将来にわたってその視線を邪魔をするものは現れないのか?(建て替えなど)これを考えるだけで出来上がった際の空間の広がり方はまったく違ってきます。少しデフォルメをして書くと今回の敷地は以下のような所見でした。
40坪の家が20坪台で十分になった理由|暮らし方は大きく変わりました
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。直近での弊社への設計依頼の物件は5割超えくらいで平屋になっています。平屋要望が多い反面、現在の物価高騰で一般的なプランをしていくと、とても高価な物件が完成します。予算に余裕があるかたはいいのですが、すべての方がそういうわけにはいきません。なぜ平屋が高いのかということをおさらいしておくと① 基礎の面積が2階建てでの同じ面積の家の2倍② 屋根の面積も同じく2倍というのが理由になります。ここからは私の現在の考え方になりますが、平成初期のころ、まさに私が青春を謳歌した時代の親たちが建築した建物は40坪前後ぐらいの大きさが主流でした。なぜならリビングでみんなでテレビを見る生活だけでなく、個室にこもり、彼氏彼女と長電話をしたり、TVをみたりと個室時間が多かった。その部分の変化がとても大きく、今はみんなスマホやタブレットを見ています。リビングに集まっていたとしても、スマホを片時も話さずTVはバックミュージック程度。みたい番組はネット配信で補えますし、個室のTVの必要性はまったくもってなくなりました。そうなると個室の大きさは当時よりも小さくていいのは必然でしょう。またまだ法事を自宅でやっていた時代のため、2間続きの和室、大きめの仏間など誰も使っていないけど必ず作っていた部屋が存在します。そんな仏間などは現代ではリビングの一角に小さな仏壇を置くスタイルへと変化しました。この変化で必要な面積は5坪~9坪ほど減りました。
建て替えではなくリノベーションを選ぶ理由|建築士が大切にしていること
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。昨年末に受賞をいただいたリノベデザインアワードの関係で、7/29、7/30に東京ビッグサイトで行われるリフォーム産業フェアの1コマ『リノベ工務店サミット2026 先駆者と考える!いまを乗り切る性能向上リノベ戦略』にて登壇させていただくことになりました。
新しい工務店の教科書2026に掲載されました。
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あたらしい工務店の教科書2026/新建新聞社 に弊社のセミオーダー住宅『ちょうど暮らしの平屋』の内容が記載されています。住宅価格高沸時代にふつうの人に手が届く、価値の続く高性能な住まいを提供するという思いで造ったブランドになります。Amazonで購入できますが、一般の方向けではありません。著名な方々が今後の家づくりにおいての大切なことが記事になっていますのでものすごくプロ向け。プロの方、経営者の方、今後の安定経営のため、ぜひご覧ください。
黒い土間コンクリートの魅力|墨を使った自然な仕上げをご紹介
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で仕上げ工事中のWさま邸。みなさんが大好きな平屋で4人家族向けの約25坪の住まいになります。25坪はこれまでの住宅に比べると小さく感じるかもしれません。ただし、それは例えば35坪の住まいだったとしても使わない部屋、または家族でリビングに滞在している時間に役に立っていない部屋などがあったためだと思っています。高性能な住まいになり、プランの作り方を工夫するだけで35坪の住まいよりも広く有効に使えます。今回のWさま邸はまさにそのような住まいになっているのかなと思います。だから『何帖ですか』みたいな質問にはあまりはっきり答えないのが私流♪むしろ何帖に感じますかと聞き返します。
高気密住宅の除湿はエアコンが最適|梅雨を快適に過ごす方法。
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今回のテーマは梅雨から夏にかけて重要な『除湿について』をできるだけわかりやすい言葉だけでお伝えいたします。 まず『除湿』するには結露をさせる方法しかないということを知っておいてください。結露させて出た水分を捨てるというのが 『除湿』です。「私の家の除湿機もそうですか?」と思った方、間違いなくそうなっています。除湿をしようと思った場合、どのぐらいの水分が家の中に入ってきているのか?は知っておく必要があります。一般的な給気口のついた家で換気扇を回してるとおそらく1時間あたり150立米などの空気の出入りがあると思われます。その空気に何リットルの水が入っているのか?私が気持ちいいと思う季節は5月の新緑のころ、じめじめして気持ち悪いなあと思うのは真夏の雨あがりの晴れの日でしょうか。じめじめの真夏日の日を5月の新緑の季節の体感にしようとするとおおよそ1時間に2リットルほどの水分を取り続ける必要があります。一般的な除湿機では追いつかないことは容易にわかると思います。1日に48リットル除湿する必要があるわけですから。だからこそ除湿に一番向いているのはエアコンになるわけです。除湿機は一定時間たつと、タンクが満タンになってしまい水を捨てないといけませんが、エアコンは外に水が捨てられますので楽ちんです。またエアコンはヒートポンプという方式を使っていますので、電気代は除湿機に比べ安くすみます。
雨の日でも上棟して大丈夫?梅雨時期の品質管理と屋根づくりへのこだわり
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊田市で施工中のKさま邸。弊社から高速道路を使って約1時間の現場。遠方だからということで一度お断りをさせていただきましたが、やっと見つけた理想の工務店ということで仕事を受けさせていただきました。何かあってもすぐは駆けつけれない距離ではありますが、最近は緊急事態のようなことはほとんどありませんので問題はないと思います。ご用命をいただき大変感謝いたします。みなさんの日ごろの行いがいいようで、先週までは雨がすごく心配でしたが奇跡的に雨マークが完全に消え上棟作業にとってとてもいい日になりました。
利回り以上の価値を育む。時間とともに美しさが増す「経年美化」の民泊づくり
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こんにちは。ニコハウス設計室代表の鈴木です。「いつか、自然の中で家族とゆっくり過ごせる別荘を持ちたい。使わない期間は民泊として貸し出して、維持費を無理なく賄えたら…」そんな夢をお持ちの方へ、今回は「建築家としての視点」から、長く愛される民泊建築についてお話ししたいと思います。民泊というと、どうしても「初期費用の回収」や「短期的な利回り」といった数字ばかりが注目される傾向にあります 。しかし、私たちがご提案したいのは、単なる稼ぐための「箱」ではなく、数十年という長いスパンで価値を維持し、育んでいく「建築資産」としての住まいです 。
土地購入前に知っておきたい「地中埋設物」のリスクとは?
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室の鈴木です。先日お世話になっている建築家 飯塚豊さんの設計塾で、受講前の体験ガイダンスに受講経験者代表としてお話をさせていただきました。受講をしてたくさんの学びをいただき、私は学んだすべてを真似ることから初めて今があります。実はこの『真似る』という行為が難しいのです。飯塚さんだけでなくほかの建築家の方からも『真似る』から始めることは言われますがなかなか出来ない。そんな中、私は徹底的に真似ました。私の今があるのは飯塚豊さんのおかげ。そして私の仕事が少しでも新しい受講生たちのきっかけになるといいなと思い話させていただきました。一般の方にはあまり関係ありませんが、プロの方でこのブログを見ているのなら絶対に参加することをおすすめします。【Web+リアル】飯塚豊の工務店設計塾 第9期全国から弊社を見学に来られる同業者の方が年間何社かいらっしゃいますが、そのすべての方におすすめしています(営業手当はつきませんが。。。) 豊川市で7月頃から施工を予定しているTさま邸。長い待ち時間は確認申請が長期化されたことによるものです。地盤調査は終えていますが、その地盤調査で貫入杭の入らない箇所がいくつかありました。地盤に何か埋まっているのではないか?という疑念が出てきましたので、工事前にあらかじめ掘削させていただきました。
家づくりで後悔しないために|完成前の現場打合せで確認するポイント
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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で施工中のWさま邸。ナフサショックの影響を基礎断熱材で少しだけ受けましたが、それ以外の部分は平常運転で進んできました。弊社では外部の足場が外れると、外構の打ち合わせをさせていただきます。設計事務所を営んでいる親御さんの指示で、想定よりも地面の高さを上げさせていただきました。地面の高さが変わると、当然道路からアプローチする高さも変更になります。建物には自転車置き場を併設していますので、どのように自転車を入れるのかはとても重要な打合せとなります。