三河湾を望む高台の家|土地の個性を活かす設計
豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。
弊社は8月9日(日)~8月16日(日)まで夏季休業とさせていただきます。
期間中のお問合せは夏季休業明けにお返事させていただきますのでよろしくお願いいたします。
蒲郡市で建築計画中のMさま邸。先日、地鎮祭を執り行いました。
Mさまはご自身の暮らしのイメージを明確にお持ちの方で、土地購入前の段階からご相談いただいていました。
その中でも特に強かった想いが、
「景色の中で暮らしたい」
ということ。
一般的な分譲地から選ぶというよりも、土地選びの段階から建築する側の提案力も必要になってくる暮らし方です。
そんな中でご相談いただいたのが、道路との高低差が約6mある敷地でした。
一見すると難しそうな土地ですが、その先には三河湾を一望できる絶景が広がっています。

がけ側は最近擁壁工事が行われており、計画する上での大きな懸念も解消されています。
先日行った地盤調査では、岩盤のような安定した地盤であることも確認できました。
また、北西側の道路からは平坦に敷地へ乗り入れることができ、三河湾を一望する庭を道路からの視線にさらされない、プライベートな空間にすることもできます。
「設計は大変そうだけど、絶対ここがいいですよ」
そうお伝えして、計画をスタートさせました。
こうした特徴のある土地では、どこまで振り切った計画にするのかも大切な要素の一つです。
なぜなら、一般的な住宅と同じ感覚で計画してしまうと、せっかくの土地の良さが活かせないからです。


今回の敷地はハの字形状をしています。
そこで建物も土地の形に素直に従わせ、三河湾の景色を暮らしの中へ取り込むような住まいを提案しました。
既成の間取りを土地に当てはめるのではなく、土地の魅力を読み取り、その場所だからこそできる住まいを考える。
こうした敷地だからこそできる住まいがあると思っています。
先日、実際に地縄を張って確認してみると、やはり施工の難易度は高そうです。
現場の職人さんたちとも相談しながら、安全第一で進めていきたいと思います。
とはいっても、まだ確認申請を提出したばかり。
最近は確認申請にも時間がかかっており、1か月半ほどで下りれば早い方かな、という状況です。
それまでは建築準備期間。
製作に時間のかかる木製サッシや木製玄関ドアの準備期間としても有効に使いながら、着工に向けて一つずつ進めていきます。

Mさま、地鎮祭おめでとうございます。
三河湾の景色とともに暮らす住まい。
3月頃の完成に向けて引き続きよろしくお願いいたします。