南道路なら安心?実は気をつけたい間取りの落とし穴

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

豊橋市で建築計画中のOさま邸。

南道路54坪の優等生敷地のプラン提案をさせていただきました。

ご要望は平屋の住まいになりますが南側道路の優等生敷地の場合私が何を考えて設計しているのか?

設計士の方にもとても勉強になる内容だと思います。

計画敷地を確認にいった際に最初にやることはできるだけ敷地を俯瞰してみることです。

とにかく遠くまで視線が抜けていく場所はどこなのか?

さらには将来にわたってその視線を邪魔をするものは現れないのか?(建て替えなど)

これを考えるだけで出来上がった際の空間の広がり方はまったく違ってきます。

少しデフォルメをして書くと今回の敷地は以下のような所見でした。

それをふまえてプランニングをしていきます。

プランをお見せすることはできませんが、土地の状況を把握して考えるだけでもずいぶん違った景色になりそうな気がしませんか。

間違っても『敷地に入る間取り』で決めたり『周辺敷地を見ない計画』でプランするのは絶対にダメでしょう。

だからSNSなどでプラン集みたいなものがありますが、すべてのプランであなたの敷地条件とは違うことを認識するべきです。

弊社にきていただいたお客様には必ずお伝えしますが、『分譲地であったとしても、同じ大きさの隣通しの敷地であったとしても、条件が違うのです』

今回の敷地では南の方向が敷地に対して振っています(約20°)。

そうなると季節によって北側の敷地には朝日が届きます。

また平屋で計画したいということでしたので、北側を庭にすると日当たりのいい落ち着いた北庭ができます。

南道路から駐車場を複数台確保することを考えると、南にむりやり庭をとるよりも、むしろ北側に庭をとる方が落ち着いたスペースができます。

そこで私が考えるのは、北の庭と南の庭とが室内を通して抜けていく計画。

一般的に、南道路だとできるだけ北側目いっぱいに建物をよせます。

確かに南の敷地は広くなりますが、両隣の建物が建て替えをした際にもしかして家ができるかも…という場所まではおおよそで予測し、その陰になる部分から建物を逃がす必要があるでしょう。

今はよくても将来までも見込む。プランを考える上でとても大事なことです。

またお隣が近い場合、お隣と視線が合わないようにする窓配置もとても重要。

窓越しお隣とこんにちは…とならないよう十分に注意しましょう。

私がプランをする上で気にしていることの1つに『昼間にカーテンのいらない生活』があります。

南道路の敷地で1日中カーテンが閉まっている家を見ると、とても残念な気持ちになるからです。

一般的な50坪ほどの分譲地の南道路に計画する場合のお伝えでした。

Oさま、提案を喜んでいただきありがとうございます。

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

 

土地選びについては以下のブログもご参考になさってください。