COLUMN住まいの情報

2023年8月の記事(7件)

記事一覧へ

立ち合いによる気密測定。

up - スタッフブログ
豊橋で完成したEさま邸。先日,完成時気密測定を行いました。気密測定は施工中にやられる工務店さんが多いのですが,本来,気密測定JIS規格では『完成状態で測定』とありますのでそのようにさせていただいてます。違いとしては,施工中の場合,施工不良個所を発見でき手直しができます。スキマがあればテープでふさいだり,ウレタンフォームで穴をふさいだり。完成時ではそれができませんので一発勝負です。施工中にはあけていない穴などがあったりするので正確なデータが欲しい場合は完成時測定になります。…測定を始めてしばらくたっても,終わる気配がありません。気密が高いと,外部の風の影響を受けるため,測定でエラーがでまくってしまいます。今回はお施主さま立ち合いで測定しましたが,『気密が良すぎて時間がかかる』体験をお施主さまにしてもらいました。『高気密ならではのエピソードですね。』と言っていただきうれしく感じました。5度目ぐらいのチャレンジでようやく測定ができて,C値=0.24でした。もう少しいいかなーと思いましたが,一種換気が空気のよどみをつくらない気密性能は0.36程度とのことなので大丈夫。安心しました。現場は建具も取り付けられ,手直しも終了いたしました。あまりに暑いため,植栽はお引渡し後の施工させていただく予定です。Eさま,お引渡しまで今しばらくお待ちください。

解体に向けて。

up - スタッフブログ
豊川でこれから施工の始まるYさま邸。先日お世話になった住まいの解体に向けてのお祓いを執り行いました。長い間お世話になっている住まいなので,私たちも身が引き締まる思いです。平屋をご希望された住まいは,三世代が気兼ねなく住めるよういい距離感を持つことを意識して設計させていただきました。部屋数はが多くなるとそれを繋ぐ廊下が出てしまうわけですが,あまり多いと面積ばかり取られ大事な部分が狭くなってしまいます。それを回遊動線で解決させていただきました。 不便に感じていた部分は全て解決される新しい住まいへと生まれ変わります。Yさま,おめでとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。 

2年点検であったこと。

up - スタッフブログ
7月末から様々な勉強会などが毎週のようにあり,落ち着いて仕事が出来る日があまりなく,浮足立った日が続いてます。つまらないミスをしないよう,気をつけながら頑張っています。先日,といっても8月入ったころですが,建築後2年たったKさま邸へ点検に伺ってきました。以前何度か相談のあった造作玄関ドアの気密ですが,対処させていただいたのちは玄関ホールの空気感は良好なようで安心しました。ほんのりスリット窓から見える植栽がかわらずいい雰囲気でした。お伺いの前に気になるところをあらかじめ聞いてますが,植栽の剪定をおしえてほしいとのことでしたので,剪定するドイツはさみとのこぎりをもってちゃちゃっと剪定をしてきました。昔取った杵柄で剪定はお手のものなので,点検に伺える際はポイントのお伝えもしています。このころは気密がいまよりも若干悪かったのですが,それでも2階ホールエアコン1台で問題なく過ごされているとのことで安心しました。自然素材で仕上げてあると,お伺いした時にはいい色付きを見せてくれてそういった経年美化がたまらなく好きです。約3年前の打ち合わせの際に何気なく登場したボックスティッシュ置き場。いまでもしっかりつかってくれていて,しかもけっこういいみたいで,その後提案はしていませんが今後のお客さんには話してみようかなと思います。植木が伸びてきたという以外に気になる部分がないとのことで,楽しく点検させていただきました。Kさまお時間をとっていただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。

引渡し前にやること。

up - スタッフブログ
豊橋で外構工事前のEさま邸。先日,社内点検を兼ねた清掃を行いました。最近の物件は全てエアコンの設置までさせていただいてます。そしてお施主さまにおことわりをして,引き渡しまで2階のエアコンの除湿を24時間つけっぱなしにさせていただいてます。基礎断熱を採用された物件の場合,初年度はコンクリートの水分蒸発により,室内が高湿度になります。人の出入りがあるうちはいいのですが,完成引渡し前はその出入りがなくなり,閉めっぱなしになります。そうすると室内の気温も上がり,高湿度状態が続くとカビの原因になる可能性が懸念されます。そのため弊社では引渡し前からエアコンによる除湿を利用し,室内の水分を少しでも減らすようにしています。これけっこう大事だと思います。そのおかげで掃除,点検をする際には室内は適度に冷やされた状態になるため,作業効率もアップします。それでも窓際は日射熱の影響を受けて,輻射による熱を感じてしまいます。庇がついて,直接の日射を受けないような窓でも枠回りは外気温近くなります。壁は24℃ぐらいでも窓廻りは30℃近い…。北側の窓は温度が少し下がりますがそれでも同じような状況になります。壁が24℃ほどで,窓からの日射熱を受けていると室温の表示は26℃ちょっとぐらいを示していました。こういうこともあって,夏の日射は『窓の外で防ぐ』ことが最重要になります。日射だけでなく,暖まった地面などの輻射熱が防げると室内はめちゃくちゃ快適になります。庇やタープでは地面からの輻射熱は防げませんが,窓近くに設置するよしずやグリーンカーテンは地面の輻射熱が防げますのでとてもおすすめです。この建物は外断熱で断熱性能を示すUa値は0.36ですが,一番暑そうな屋根付近で27℃弱でしたので湿度さえなくなれば快適に過ごせるでしょう。快適に過ごすポイントは温度以上に湿度。50%台の湿度になれば28℃ほどの室温でも快適さを感じられると思います。引渡し前に住まいの状況を確認することで,私たちのスキルもアップします。より快適な住まいになるよう日々努力しています。

夏季休業のお知らせ

up - お知らせ
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。下記日程にて夏季休業をとらせていただきます。 休業期間    8月11日(金) ~ 8月17日(木) 休業期間中にいただいたお問い合わせについては、夏季休業明けに順次お返事させていただきます。皆さまよろしくお願いします。

構造見学会のお知らせ。

up - お知らせ
現在施工中の住まいで『構造見学会』をさせていただくことになりました。『構造見学会』では弊社がこだわっている許容応力度計算による構造計画や木造ならではの梁表しにするための設計手法をお伝えいたします。弊社が計画する際に何を注意して構造計画しているのか?構造計画されていない住まいとは何が違うのか?熱橋のない外断熱は何がいいのか?構造設計は耐震等級3をとるためだけではありません。『構造設計された木造の骨組み』をご体感ください。開催日程:8月19日(土)~8月20日(日)開催時間:10:00~16:00  ※ 終了いたしましたとても暑いので興味はあるけど…という方はYouTubeにてweb構造見学が出来ます。WEB構造見学会はこちらから。合わせてご利用ください。住宅性能  耐震性能:許容応力度計算による耐震等級3断熱性能:Ua値 0.33  外断熱工法長期優良住宅取得物件

電気配線の打ち合わせ。

up - スタッフブログ
豊橋で施工中のOさま邸。現場は防水工事まで終わり,先日の暑い中現地にて電気配線の打ち合わせをさせていただきました。この住まいは造作キッチンを予定していますのでキッチン廻りも自由に設計出来ます。お時間かかるかなーとは思ったのですが,あらかじめ検討してきていただいたおかげで,とてもスムーズな打ち合わせとなりました。私を含め,皆さんが口をそろえて,『大きく見えるよね』という感じでとても30坪を切るコンパクトな住まいには見えませんが,大きさはあっています(笑)大きく見えるように大屋根形状が感じられること,端から端まで見通せることを意識したおかげかなとおもいます。洗面の高窓から遠方のしゅろの木が見え,真夏の青空と相まっていい借景が出来ました。こんなに暑いさなかですが,弊社を検討されたい方,構造と断熱が見れますのでご興味あればお問合せ下さい。構造見学はこちらから。でも本当に暑いので,涼しい部屋で確認したい!という方には弊社構造見学会YouTubeがございます。WEB構造見学会はこちらから。合わせてご利用ください。