COLUMN住まいの情報

2025年3月の記事(13件)

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引き渡し スタッフ自邸。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。内覧会を終えたスタッフ自邸。一般的なお施主さまと同じように、お引渡しをさせていただきました。代表の私がお引渡しの時にどんなお話をしているのか?の勉強も兼ねて。少しづつ家具などは運び込んでいますので、いつもと違った感じで普段何を説明していたか戸惑いつつのお話しになりました。『使い方』の説明はしますが、実際に使ってみないと疑問はでないと思いますのでほどほどに。どちらかというと『住み方』の説明を中心に行います。高性能な住宅は少ないエネルギーで快適に過ごすことを目的としています。使い方を誤ると快適にすごせなくなってしまうからです。そのため弊社の場合、季節の変わり目ぐらいで機器類のスイッチのオンオフや窓廻りの日射熱の対応などメンテナンスLINEでお送りしています。わかっている人からすると耳にタコができる内容ですが、大事なのでしつこく送ります(笑)まだ子育ての続くスタッフ自邸。私の子供はもう大学生になりましたが、小さな子供がいる時からこうした家に住めるのはとてもうらやましい。子供たちを安心して遊ばせられる庭家庭菜園で子供と一緒に野菜を育てる週末は焚火をしながらバーベキュー飽きることなく、自分らしく楽しんで過ごせる住まいご近所からいただいたみかんをお庭で食べている姿を見ると私もほっこりします♪ほんとうにいい住まいになったと思います。家族と共に成長していく気持ちのいい木の住まい。お施主さまの点検に伺うと住まいが家族色に変わっているのが個人的な楽しみですが、この住まいもどう変わっていくのか。暮らし内覧会もタイミングで開催いたしますので、実際の住みごこちの感想と合わせてぜひご来場ください。まずは身内一同でバーベキューですね♪

1年点検の内容。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。岡崎市のIさま邸へ1年点検でお伺いしてきました。外部で弊社が注意して確認する点は、外壁からの雨水侵入の跡があるかどうか?弊社は木外壁が多いので外壁の割れや節抜けなどがもしあった場合、通気層へ雨水が侵入します。防水は下地面でしっかりやり、外壁は一時防水の保護という考えの元施工をしていますので、外壁からの雨水の一時的な侵入は問題ないと考えています…、がその跡があるかを確認します。今回も問題なく、雨水の侵入はみられませんでした。室内では特に床下の確認に時間を使います。弊社は基礎断熱という方法で床下は室内空間になります。床下エアコンを利用しているということもありますが、万が一カビなどが発生していないかを一番の注意点として確認します。お引渡し前に掃除をしているので、今回も床下はとてもきれいで、カビ発生も見られませんでした。お子様がドライフラワーのリース教室に通っているそうで、部屋の中にはたくさんのリースが飾られていました。1年経つと、お引渡しの時にはない、それぞれのご家族の味付けがされ、建物がよりよくなっているように感じます。造作棚にはニトリで購入されたラタン系のバスケットがシンデレラフィットしてました。購入予定のサイズをお聞きし、造作することがありますが今回は奇跡的にうまくいっただけです(汗)キッチン部分の収納もシンデレラフィットで寸法設定が絶妙でした♪ 1年住んでどうですか?との問いかけに、たくさんのお答えをいただけました。印象に残っているのをいくつかご紹介すると□ 自宅だけ特別に暖かく、涼しい。お友達の家は寒かったり、遊びに来た方々は1枚多く着てくるので暑かったり(笑)□ この家に住んでから、肩こりや冷え性がなくなった。子供がいっさい風邪をひかなくなった。□ 実家の母が用事もないのによく来る。実家が寒いので暖まりに来ているのかな?! そしてほめていただいたこと。半信半疑だった部分も多いがお勧めされ、採用した内容。①バルコニーは造らないほうがよいとお伝えし、室内に物干しスペースを造ったので花粉も雨も気にしなくてよい。②キッチンの人工大理石はやめたほうが良いとお伝えし、ステンレスにしたが掃除がラクできれい♪③コンパクトに造るのが不安だったが、住んでみてちょうどいい。④床暖信者だったので床下エアコンを信用していなかったが、家全体が暖かくて半袖でいられるし大満足。お住まいの猫ちゃん。ご高齢ですが、本能で気持ちのいい場所を選びゆっくり寝てました。人間にとって居心地がいいということは動物にとっても居心地がいいはず。まだまだ長生きしてくれるだろうなと感じました。 ものすごくほめていただいて励みになりました。室内が落ち着き、今度は外を楽しめるよう手を加えていくとのことで2年点検での変化も楽しみにしています。Iさま引き続きよろしくお願いいたします。お土産までいただきありがとうございました。

換気風量のチェック。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。岡崎市で内覧会を終えたKさま邸。YouTube動画を取り終え、掃除をしすべて完成いたしました。掃除の際に必ずやることがあります。『換気風量のチェック』です。弊社では、第一種換気の際にはダクト方式の熱交換換気を採用しています。換気は屋内空気が1時間に0.5回変わることを建築基準法で定めています。家の大きさによりますが200~300立米ぐらいの体積があれば、その半分の100~150立米の空気を入れ替えてくださいねというもの。それに対し、換気メーカーが設計をし、換気風量のボリュームを決めます。弊社が使っている熱交換換気では1~10までのダイヤル式のボリュームがついていて、体積と設計の仕方で例えば5にしてくださいと決められます。 ダクト式のため、メーカーの想定風量が出ているのか出ていないのかは実際に計らないとわかりません。なぜかというと現場でダクトを配管し、設置しているから。現場では多少なりとも、設計したダクト長さとは絶対に差異が生じます。また曲がりなどがあれば空気抵抗が増えることもあります。そのため、全ての給気、排気口の風量を計って実際のボリュームを決定しているのがニコハウス設計室のやり方。想定通りに風量が出ていれば、合格。風量が強ければいいかというと、そうではなく、過剰な換気は熱ロスにつながります。ちょうどいいところを狙うのは測定をするしか方法がありません。その上で実際に生活してみて、室内のCO2濃度を測り、さらにちょうどいいボリュームを探す。たかが換気ですが、けっこう奥が深いのです。『メーカーが設計しているから大丈夫でしょ』ではなく『何事も実測が大事!』弊社の換気の向き合い方のお伝えでした。

小さな平屋 造作完了。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で施工中のFさま邸。少し前に、足場が撤去されました。野原に建つかわいらしい平屋。小さな平屋プロジェクトとして進めさせていただいてますが、ミニマル感覚がたまらなく愛おしい姿に見えます。このプロジェクトの背景には物価高によることもありますので、経済寸法というものを意識して造っています。経済寸法と私が呼んでいるものは『無駄なく材料を使い切る寸法』のこと。例えば、屋根を構成する垂木は4mという出回っている材料寸法を一切加工せずに取付できる軒の長さになっています。カットすると、加工手間がかかり、端材としての産廃もでます。ちょっとしたことですが、多くの部材から構成される建築は、こうした積み重ねにより金額は上がっていきます。間取りや設計段階からそうしたことを意識すると、地球環境にも優しい住まいとなります。屋内は大工さんによる造作工事が完了いたしました。住まいの坪数はまだお伝え出来ませんが、コンパクトなことを感じさせない広がりのある空間になっています。なぜ広く感じるのか?内覧会にきていただいた方には毎回ご説明をしますが、視線が壁にぶつからず外に抜けていくことを意識して計画しているから。またその視線が建物内でもっとも距離を感じる『斜めに抜ける』ということを多用することで面積以上の広がりを感じます。皆さんが要望される『家事動線』『スタディースペース』『パントリー』などの要素も盛り込まれています。来週には紙クロス工事が終わり、いよいよお施主さまのDIY工事。しっくい塗装となりますのでFさま準備運動をよろしくお願いいたします。5月末頃からは皆様にお披露目できるようになると思います。見たことない住まいなのは間違いありませんので、たくさんのお問い合わせをお待ちしています。

スタッフ自邸 内覧会。

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ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。 週末に自宅の内覧会をさせていただきました。雨の中たくさんのご来場ありがとうございました!私は日曜の午後から参加しましたが雨で庭に出てもらうことはできませんでしたが、リビングのソファに座った時の景色は体感してもらえたのかなと思います。 待ち時間の間に今回の設計について話し感じたこと。リビングが広すぎた一般的な畳数でお伝えするとLDKが19畳と一般的な我が家。開放的な空間でつくりましたが、開放感の中に落ち着ける場所があったらよかったかなと感じました。少し間が抜けているような気がしたのでソファからTVボードまでの距離をギュッとすることでその空間がつくれそうです。もっと小さくつくれたのかも!設計の工夫次第で同じ大きさの空間でも広く感じたり、狭く感じたり…設計のスキルが上がったことで空間以上の広がりを出せた結果だと思っています。家具のようなキッチン自宅でしかやれないこと、実験を兼ねて木を多く使っています。キッチンはレッドオークを使い家具のように設えました。ステンレスより価格が下がるので造作キッチンでもお値打ちにつくれるのも魅力です。木って意外と扱いやすいよと証明できるのではないかなと思います。収納が少ないミニマリストではないですが、収納はあればあっただけ入れてしまいます。モノが多いと管理できなくなり、把握できていないものが増える…収納の面積が増えれば当たり前ですが床面積も増えていきます。小さな家で快適に暮らすために今あるものをイメージしながら必要最低限でつくりました。昔取得した整理収納アドバイザーの知識を思い出しながら今は断捨離中です。ご来場いただいた方々にも収納が少なく驚かれていました(笑)来月以降で暮らし見学会を開催予定です。普段の生活に近い形で体感していただけると思います。これからの家づくりの参考にご来場お待ちしております。

30坪の内覧会にぜひ。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。週末内覧会の開催を予定している岡崎市仁木町の『四季を望む平屋の住まい』。おかげさまで多くのご予約をいただきありがとうございます。弊社からは少し遠方のため、開催自体をどうしようか迷っていましたが豊橋からも多くの方が参加いただけるので開催してよかったなと思います。今回のお庭はお施主さまから『美術館や博物館などの前にある走り回れるような庭』というご希望がありました。男の子がいますので走り回って、疲れたら休んで、高低差のある敷地を活かして草スキー的なこともできたら。そんなことを考えて公園のような庭を造りました。というよりも、もはや公園です。春先から葉が茂りだすとあちこちに木陰ができます。木陰で休んで、また走り回る。子供なら1日中遊べる庭が本日完成しました。デッキ回りは夏の日射を遮りたいので、大きく育つ木を複数本植えてあります。将来的には樹木と外壁とでハンモックをつなげ、ゆったりした休日を楽しめるように考えています。またデッキからさっと庭に出られるよう、地面とデッキの高低差は10cm程度です。春らしい陽気になり、窓を全開放すると家からデッキ、そして山へとつながります。四季を存分に楽しめる住まい。予約の空きはあと少しですが、この機会にゆったり過ごせる住まいをぜひご体感ください。みなさま、よろしくお願いいたします。

25坪 平屋内覧会にぜひ。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今日、明日は豊橋市植田町にて完成内覧会を実施いたします。弊社設計士、スタッフの自邸でもありますので普段お客様には提案がなかなかできないことにチャレンジしています。代表的なのはなかなか高価で使えない『木製窓』大開口が実現でき、庭とのつながりを最大限楽しめる窓。高いのでなかなかここまでの本数を使うことは難しいのですが、スタッフ頑張りました(汗)またお風呂も普段とは違い木の香りがふんだんにする造りになっています。メンテナンスはどうなんだ?カビは心配ない?などそういった質問にもお答えいたします。毎日が旅館期分でお風呂を楽しめますので、一般的なユニットバスよりも高価ですが、雰囲気をご体感ください。最近はずいぶん減ってしまった和室。スタッフの住まいではお布団で寝ることを前提に和室があります。和室は落ち着ける空間となるよう『陽と風を取り込む窓』『落ち着く景色を楽しむ窓』を使い分けています。開放的に造るばかりでなく適度に閉鎖的に造るのは、メリハリの効いた住まいにするコツです。最後に景色との距離感。大開口を取る場合、それに見合った『引き』がないと窓が近すぎて景色を楽しめません。大きな窓には適度な距離が必要になります。造作ソファーから眺める大開口越しの庭は、その『引き』の大切さを感じていただけるはずです。 このようなことを聞かれればくどくどと説明をいたします。こちらから営業することはありませんので安心してお越しください。本日土曜日はほぼ満席ですが16日(日)はまだご覧いただけます。電話連絡をいただいても構いませんので、ぜひ有効にご利用ください。みなさまよろしくお願いいたします。

完成時の気密。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。岡崎市で施工中のKさま邸。現在は植栽工事真っ最中です。敷地が広いので、植栽もいつもより多めの設計をさせていただきました。夏に木陰が出来るように、しっかり育ち、幹が太くなったらハンモックをかけたいねというお話をしました。だから完成はまだ10年先になるかもしれません(汗)植物には『向き』があります。室内側から見た時を正面ととらえて、植え込みを行っていきます。少し回転させて、また室内側から眺めてみて。それを繰り返して位置をばしっと決めます。 室内は完成しましたので、完成時の気密測定を行いました。施工中の段階での気密検査は社内にて行い、気密化をしています。そのため、完成時の一発勝負での結果を求められます。施工中の結果を求めなくなった理由は、完成時の方が気密が悪くなる可能性があるためです。完成時には、エアコン接続の貫通があり、太陽光接続の貫通があり、インターホン接続の貫通があり…その他電気配線なども含めると多くの配線が内側と外側を行き来します。この部分がどのぐらいしっかり施工されているのか?は完成時でないとわかりません。そのため弊社では完成時気密測定としています。手慣れたものでC値は0.13。この住まいも超高気密住宅となりました。 とにかく景色がいいKさま邸。 リビングのソファーから、キッチンに立った奥様からもそれぞれ少し表情の違う景色が楽しめます。そしてお風呂からも違う景色が楽しめます。全ての部屋から山々を望む景色が楽しめる。こんなに条件のいい敷地はなかなかありません。3月22日(土)、23日(日)に内覧会を予定しています。私たちにはとてもハードな2週連続の内覧会。豊橋と岡崎で場所も全然違いますが、2パターンの平屋を体感いただけます。平屋希望の方、本当にたくさんいらっしゃいますので、ぜひ有効にご活用ください。よろしくお願いいたします。

電話勧誘業者に注意!

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今回の内容は建築的なこととは直接関係ありませんが、弊社で施工させていただいたお客さま宅への電話勧誘があったので注意喚起で書こうと思います。お施主さまからの相談として『中部電力から光熱費削減の電話がありました。内容はエコキュートを導入することでガスを含めた光熱費が3~5割低減の可能性があるとのこと、エコキュートの設置初期費用、ランニングコストは削減した光熱費から引き当てるというものです』それに対して私は『中部電力が直接エコキュートの営業をするイメージがありません。本当に中部電力ですか?例えば本当にそうだったとして、ガスコンロをIHに変え、エコキュートを設置する費用がかかるので短期での回収は太陽光発電をのせても無理だと思います』以上のことをお伝えさせていただきました。結果的にお施主さまは『お断りしました。今回の業者は〇〇と言って中部電力とは全く関係ないことがわかりました。中部電力の電気料金など巧みに中部電力との関係性を言い、安心感を持たせる手口だとわかりました。鈴木さん(私)の『中部電力がエコキュートの直接営業のイメージがない』の一言がポイントでした。』とのことでした。 今回のケースで百歩譲って、コストの削減の可能性があるとするならば昔流行った深夜電気温水器と呼ばれる、電気の生炊きを繰り返す温水器を利用している場合はエコキュートに変えるとかなりの電気料金削減になります。これは今日すぐにでも変えたほうがいいです。地球環境にとって強烈にマイナスな温水器です。ぐらいでしょう。 今回のお施主さまは数年前に弊社でリノベをし、ガスボイラーもエコジョーズという排気熱を再利用するボイラーに変えていましたので、今回の電話内容で契約されていたら…と思うとぞっとします。相談いただきありがとうございました。 一般の方が知らないことを過大に心配させて、契約を取ろうとする悪質な手口でした。このような相談でも、必ずお返事いたします。住まいのことで心配事あれば遠慮なくお問い合わせ下さい。契約してからでは間に合わないかもしれません(汗)

広がりのある間取りのコツ。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で施工中のFさま邸。外壁工事がおおむね終わりました。今回の外壁は標準的な施工、スギ板外壁 無塗装のまま押さえ縁仕上げです。いつも通りの見た目で安心感があります。木の外壁が徐々に増えています♪自然素材は景色に馴染むのであまり目立たず、控えめなところがいいなあと思っています。室内は石膏ボードが貼られました。天井の仕上げは弊社で多い構造表しです。上棟が終わると出来上がっている天井。木造らしい力強い構造は住む方に安心感を与えます。この住まいは小さな平屋(仮)のプロジェクトとして施工させていただいてます。コンパクトに造るときのコツは『視線が壁などにぶつからず外まで抜けていく』こと。居場所から斜めでも直線でも四方に視線が抜けていくことで面積以上の広がりを感じます。また構造的に必要のない壁は天井まで造らないこともポイントになります。間仕切り壁というよりもパーテーションといった方が正しいかもしれません。ただの目隠しの壁なので将来住み方が変わった際は壊してもなんの問題もありません。この造り方も視線が抜けていきますので広がりを感じていただけます。コンパクトに造るときの最大の注意点は『家の端から端まで見通せ、その先に窓と景色があること』。これがあるのとないのでは広さの感覚は全然違います。間取りをすると構造的に難しかったりするのですが、私は常に意識して計画しています。この話の延長に、普段座る場所の視線の先、キッチンに立った時の視線の先も注意します。よくある間取りで、家の中の壁に向いて座るリビングや対面キッチンをみますが、こういった間取りはとても狭く感じますのでやめた方がいいでしょう。アパートに住んでいても何も変わりませんし、ただ少し広いだけです。 間取りだけでは気づけない、広がりのある計画。意識してみると住んでからの感じ方が全く違います。

借景に感謝。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で施工中のIさま邸。外壁工事に入り、少しづつ家らしくなってきました。今回の外壁はスギ板のよろい貼り仕上げ(下見板貼り仕上げ)です。いつものたて貼りと違い、下から順番に30㎜の重ねをとって貼っていきます。普段と貼り方を変えた理由ですが、お施主さまを見たときのイメージというのが一番大きいかもしれません。外観は小さな子供が絵をかいたような三角屋根のおうち。そのおうちには縦に板が貼ってあるよりも横の方が似合うだろうと思いました。そしてお施主さまにもその方が合うだろうと。直感でしたがかわいらしい印象でいつもと違った佇まいになります。この住まいの主役は少しづつ咲き出した梅の花。実は両隣の方の植栽なのですが、大きさも十分で庭に出ると梅の花につつまれるような大きな木が複数本植わっています。その花を建物に取り込んであげたいと思い、どの部屋からも梅の木を眺めることができます。いわゆる借景というもの。玄関を入った正面にも梅の花が眺められる窓があり、誘い込まれるように室内へと誘導される仕掛け。寝室からもお風呂からも眺められるようになっているので花期の長い梅の花を存分に楽しめるようになっています。外壁貼りがまだまだかかりますので、足場シート越しですが、咲いている間にシート外せるかな?!焦らず来年の楽しみにもなりそうです。晴れている日は外壁工事が進み、雨の日は室内の石膏ボード工事が進みます。工事は順調です。安全第一で工事を進めていきますのでIさま、引き続きよろしくお願いいたします。

木のキッチン。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。岡崎市で施工中のKさま邸。先週より設備仕上げ工事に入りました。設備仕上げ工事とは?大工さんの工事が終わり、壁や天井の下地クロスとしっくい塗装を終えた状態。キッチン、トイレ、洗面、照明器具、コンセントなどを取り付ける工事。完成直前の工事です。今回のキッチンはⅡ型というタイプの造作キッチンです。シンクのある方は庭側に向いて気持ちのいいキッチン配置になっています。水を気にされカウンターはステンレスのバイブレーション仕上げ。そしてコンロ側はレッドオークのカウンターをオイル仕上げしています。『コンロ側は木で大丈夫なの?』と心配されますが、木はオイルを塗りますので、油跳ねとは相性がいいのです。跳ねた油でもカウンターは保湿されます(笑)カウンター以外の扉面材は弊社で多い、ラワンオイル仕上げ。Ⅱ型のキッチンをご検討の方は参考にしていただけると思います。この住まいは3月22日(土)、23日(日)に内覧会を予定。30坪の平屋の住まい。豊橋からはちょっと遠い岡崎ですが、みなさまの来場をお待ちしています。 その前の3月15日(土)、16日(日)は豊橋市植田町にてスタッフの家完成内覧会を開催します。本日予約ページをアップいたしましたので、こちらも合わせてぜひご来場ください。 25坪の平屋の住まいになります。スタッフの家もⅡ型のキッチンを採用し、コンロ側だけでなくシンク側もレッドオークのカウンターを使用しています。 二週連続で忙しくなりますがみなさまよろしくお願いたします。