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トイレを選ぶ基準。

2024.03.19

いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

弊社で契約されたお客さまによく説明する内容の1つをご紹介いたします。

今回のテーマは『トイレ選び』です。

めちゃくちゃ地味な内容ですが、提案するものすべてに理由があります。

結論を先にお伝えすると提案するトイレはごくごく一般的なTOTOさんのタンク付のトイレです。

なぜタンクレスのトイレをお勧めしていないかということを最初にお伝えいたします。

1つ目は災害時に使いにくいということ。

タンクのあるトイレは水の落差によって、汚物を流します。いざ断水してしまった際にもタンクに水を入れるといつも通りにレバーで水を流すことが可能です。

一方のタンクレストイレは水をためる部分がないので、一工夫が必要でちょっと流しにくいかな。と思います。

2つ目、ウォシュレットは必ず故障する。

タンクレストイレでウォシュレットが一体型だったりすると交換部品がやたらと高い。トイレごと交換した方が安いぐらいになります。

ウォシュレットは10年もすれば必ず故障しますので、なるべく安価に交換可能な一般的なウォシュレットを…となりタンク付トイレをおすすめしています。

 

またタンク付トイレでもウォシュレット一体型という製品があります。タンクとウォシュレット部分が一体となった形のもの。

これもタンクレストイレのウォシュレット交換と同じ理由ですが、ウォシュレット故障時にタンクまで取り換えることになりますが、これがまた高い!

このタイプは一番だめだと思います。

なぜなら私自身がこの事実に直面し、タンク付の普通のトイレに交換したから。

 

次に見た目のこと。

タンクレストイレは見た目、すっきりしていてとてもいいと思います。

でも『トイレすごくいいねー』って誰かにほめてもらいたいか?ということを冷静に考えましょう。

トイレはプライベートな空間です。機能をはたし、掃除がしやすければ費用はお値打ちな方がよくないですか?

トイレに余分なお金をかけるよりも、有意義な場所にお金を使いましょう。

 

そして最後になぜTOTO?という点。

まず樹脂製の軽いトイレは強度と長期使用に対しての部品劣化に不安を覚えるため、選外としています。

陶器のトイレを基準として考えていますが、TOTOさんの陶器は表面の加工がすごくいい!

陶器は焼きあがると見た目上も触ってもつるつるです。

でも細かな顕微鏡レベルでみ見ると凸凹がたくさんあって、ゴミが吸着しやすい。

一般的な陶器のトイレは表面が凸凹のまま汚れが付きにくくなる塗膜加工を施します。だからその塗膜が取れてしまうと汚れが付きやすくなるわけです。

一方TOTOさんのトイレ、セフィオンテクト加工は顕微鏡レベルの凹凸をほぼなくしています

凸凹がすごいレベルでなくなるので、汚れが付きにくい…。また焼き付けなので取れることもありません。

 

ということで私がおすすめするのはTOTOさんの一般的なタンク付トイレとしています。

地味な部分ですが、そんなところもこだわって提案させていただいてます。

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