暑く寒かった空間を安心して暮らせる空間に

これまでに2度リフォームをされた住まい。
前回のリフォーム時には暖かくなるようにと窓も改修されていましたがとにかく寒いとのことでご依頼いただきました。

サーモカメラで見る限り，断熱の改修がしっかりされている感じはなく，設備交換型のリフォームにありがちな表面がきれいなだけという印象。
このままリフォームをしても居心地の改善は見られないのでとにかく暖かく！という希望もあって断熱改修を中心に進めていくことにしました。

当初は6畳一間の増築案でしたがしっくりきませんでしたので既存の大きさをいかしたまま，生活が完結するエリア内を高気密高断熱化する『エリア断熱』を採用いただきました。
ゆっくり過ごすLDK，暖かく過ごしたい水廻りと寝室，それ以外の部分はそのままというやり方。

予算をかけずに…ということで新建材でいいとのことでしたが，私のことを理解してくれ(頑固なので半分あきらめられたかもしれませんが…(笑)）無垢をはじめとした数々の提案をご採用いただきました。

出来上がってからその良さに気づかれ，また来客があった際にも褒められるとのことで結果的に聞いてよかったとのお言葉をいただけました。

皮製品をつくられているご主人さまにぴったりの使い込むことで味わいのある住まいが出来上がりました。

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