WORKS
私たちの家づくり
ご家族ごと住まいへのご要望はさまざまです。生涯を共にする住まい。
その想いを私たちにぶつけてください。
こんなこと言ったらおかしいかな?!など遠慮は禁物です。
ぼんやりしているならそれをそのままお伝えください。それをご家族ごとのカタチに変え、その想いに応えます。
遠慮しない自分たちだけの住まいは家族の心を豊かにします。みんなに自慢したくなる住まい、一緒に造ってみませんか?
間取りも現場も納得いくまでたくさん打ち合わせしましょう。
やめた方がいいことはプロとしてはっきりお伝えさせていただきます。
お施主さまは素人らしく、何でも聞いてください。
私たちはプロとしてその想いを汲み取り、安全で最適なご提案をいたします。
上下の温度差について
吹き抜けが寒いのはその家の造り手のせいです。
あなたがいる空間は13℃のところなのでいくら暖めても寒いまま。
だから床暖房やファンヒーターなど下から暖めるものが効くような気がするんですよ。
ニコハウス設計室の住まいは次のようなイメージ。
※当社設計の住まいでの調査結果
設定温度が下がるので省エネで快適。床暖房なんてまったく必要ありません。
ちゃんと考えて造るとこうなります。
どう造ればいいのか知らないと寒く暑い空間の完成です。
冬場の平均気温19℃(朝方17℃台、日中20℃台)を保った生活をしていただいているニコハウス設計室標準の住まいでも晴れた日の電気使用量と曇りの日の電気使用量では差があることがわかります。その差が太陽による熱エネルギーなわけでせっかく住まいを考えるのであれば利用しないのはものすごくもったいないことです。
ただし、「断熱性能について」に書きましたが開口部は建物の中で熱の出入りが一番大きな箇所になりますのでなんでもかんでも大きい窓ってわけにはいきませんが…。
また夏場は逆に熱を取り入れすぎると冷やすエネルギーがたくさん必要になります。だからこそ日射を遮る庇や軒はしっかり考えて設計する必要があります。(外壁の汚れや雨漏り対策にもなります)
夏の太陽と冬の太陽ではその角度が違います。
夏にどう日差しを遮るのか?屋根や庇の長さをシュミレーションして確認します。冬は近隣に配慮してどう日差しを取り入れるのかを検討します。
ちゃんと理解して設計すると冬は日射を取り込み、夏は日射を遮ることが可能です。そしてこれをすることで住み心地や光熱費に大きな影響をあたえ地球にも優しい住まいとなります。
太陽がある限りずっと利用することができます。請求書は送りつけて来ませんのでどんどん利用しましょう。
今のお住まいは夏も冬も快適に過ごせていますか? 夏暑くても節電のためとエアコンを我慢していませんか? 冬の寒い日は体を丸くしてこたつにもぐりこんだりしていませんか?
日々の疲れを癒す家族にとって大好きなじぶんちなのにそんな我慢を強いられるのはとても快適だとは思えません。
今の住まいは冬場何℃になるかご存じですか?日本の住まいは10℃以下になる住まいが大多数です。10年前のこの地域では当たり前に施工されていた新省エネといわれる断熱性能の家でも冬場の夜の室温が6~8℃にもなります。
例えばイギリスでは冬の室温が18℃以下になる住まいは人権の侵害にあたるとされています。
また夏場に節電のためにエアコンを我慢することも人間にとっていい環境とはいえません。
我慢が美徳だとされてきた日本でも近年の異常気象による夏の暑さから熱中症の患者数が急増しています。
意外なことに多くは住宅内で発生しています。そのうち約7割を占めるのが65歳以上です。断熱性能が低く室内が非常に熱くなることに加えて冷房を適切に使用しない、水分を適切に取らないなど対策不足もありますがなにより住まいの断熱がしっかりしていれば防げる事故だといえます。
現在健康に不安がなくても家は20年、30年もしくはもっと長い間住み続けるものです。住宅内の温度差が少ないと居間や寝室から廊下にするつらさが減り活動的になります。そのことにより家族が健康で長生きでき『家族が笑顔で暮らせる住まい』へつながります。
将来の自分たちのためにも健康を害さない家づくりが大事だと考えています。
建築を造るための素材は大きく分けて2つあります。
新建材を使った提案は以下の理由からいたしません。
① 自然にあるものを素材として切り出したり、作り出した、柱や無垢材のような自然素材
自然素材は出来上がった瞬間から経年変化が始まります。時を重ねた素材には趣があります。素材自体で機能を果たしますので定期的な塗り替え、張替えは必要ありません。初期コストはかかりますが、先々のメンテナンスコストが抑えられます。また自然素材はご自身でのDIYメンテナンスができますので、愛情をもって手入れすることでより美しい姿に『経年美化』していくことでしょう。自然素材は流行りがなく、素材に廃盤がありません。いつまでも手に入れられ、部分的な手直しが可能となります。時を重ねることでしか手に入れられない『経年美化』のある住まいを提案いたします。
② 人工的に作り出した木目を表現したシートやビニールクロスに代表する新建材
新建材は出来上がった瞬間が最も美しくその後は劣化し続けます。劣化が進んだ場合は塗装をすることで表面をきれいにします。塗装によって素材を守ることが特徴になりますので定期的に塗り替えや張替えが必要になります。初期コストはお値打ちで職人さんの技術で差がつきにくい仕上がりとなりますが、将来的なメンテナンスコストがかかります。また流行に左右されたデザインは先々部分的に傷んだりすると、同じ柄や色が廃盤ということが普通です。そのため、部分的なパッチワークにする、もしくはおおがかりなリフォームが必要となります。
以上のことから弊社では『新建材はできる限り使わない』としています。
居心地のよさは建物を建てただけでは生まれません。庭とつながることで居心地のよさが生まれ、愉しめる住まいとなります。
ニコハウス設計室では、外構費は建物費用と考え必ず提案するようにしています。
外構がない住まいは、未完成であるだけでなく住宅会社として住まいの心地よさを他責にしているように感じます。
また昨今の高気密高断熱住宅は、防音効果が高く外の様子が分かりにくくなっています。
植栽があることで、風の有無を感じその揺れる枝が室内に変化のある揺らぎをもたらします。
ご家族が心地よく住むための造園及び外構を提案いたします。
こうした庭をつくることで、室内から庭へのつながりはもちろん、その先には地域とのつながりが生まれます。居心地のいい庭には、鳥だけでなくご近所さんも集まるようになるでしょう。お庭でゆっくりお茶を楽しめたら…、毎日楽しいと思いませんか。
落ち着いた佇まいの住まいはご近所にも喜ばれ、地域環境にも貢献します。
強制ではありませんが、お客様ご家族には出来る限り建築工事に参加していただくことをおすすめします。
私自身も事務所の工事に参加してみましたがものすごく愛着が湧きます。
この気持ちはぜひお施主様ご家族に感じていただきたいと思い、3つの約束のおまけとしました。
ご家族さまの積極的な工事参加をニコハウス設計室一同で歓迎いたします♪
お手伝いもしますので一緒に頑張りましょう。