塗り壁とクロスとの差を考える。|豊橋市・田原市・豊川市で新築住宅・リフォームならニコハウス設計室。「ずっと安心。家族が笑顔で暮らせる住まい。」をコンセプトにした、子育て世代を応援する豊橋の設計事務所です。自然の力をデザインし、新築からリフォームまで幅広く提案します。無理をしないライフプランのデザインで、未来の大人たちを応援します。

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塗り壁とクロスとの差を考える。

2020.07.02

今回のテーマは『塗り壁とクロス どっちにする?』です。

皆さんご存知の通り塗り壁はクロスよりとても高価な素材です。それでも30年住むことを考えるとどうでしょうか?

それをふまえて考えてみたいと思います。

クロスといっても壁の呼吸をさまたげてしまうビニールは基本的におすすめしないので自然素材系のクロスとの比較です。

それと合わせてしっくい塗料ローラー仕上げも当社で多い仕上げ方の一つなのでそれも併せて比較します。

 

ニコハウス設計室では自然素材の塗り壁(珪藻土やしっくい)と自然素材系のクロスの差額が1㎡あたり3000円です。

3000円というのはベテランの左官屋さんに塗ってもらう手間賃と塗り壁材料です。

先日もDIYで施工された方がいますが、お施主さま自身で施工すると3000円の差は1000円まで縮まります。

しっくい塗料ローラー仕上げですとクロスとの差額は1㎡あたり1500円で,DIYで施工するとその差はなんと500円。

1㎡あたり3000円とはいっても家は何㎡あるんだということになりますが、一般的な35坪~40坪ぐらいの住まいで壁はだいたい300㎡。

左官屋さんに塗ってもらうと単純にその差額90万円。

ローラー仕上げは差額45万円。

これだけを見ると『高い!』と感じてしまうのかもしれませんがこの300㎡をクロスで仕上げ、そのクロスが汚くなってきてた将来全てリフォームをすると職人さんを迎え入れるための片付けをして、1~2週間の不便を感じてだいたい55万円です。

クロスは剥がれたり目地が切れたりすると一般の方では手に負えないわけですが、塗り壁やローラー仕上げの場合、クラックが入っても壁にポスターを貼った穴でもご自身でメンテナンスが可能です。

クロスは静電気をおびるため、ほこりを寄せ付け壁が汚くなってきますが、塗り壁やローラー仕上げの場合はそれがありません。

 

少しづつ塗り壁やローラー仕上げはありじゃないか!と思えてきませんか?

最初の差額がどうしても難しい場合は、DIYで、そうでないなら左官屋さんや塗装屋さんにきれいに塗ってもらってあとは自身でメンテナンス。

高そうなイメージのある塗り壁ですがこうして比べてみるとけして手の届かないものでもないですし、将来メンテナンスにお金がかかることもなくなります。

そんなことをお伝えしながら住まいの設計を行っています。

クロスの家なのにわざわざはがして塗り壁にしたという話もよく聞きますので、ケチらずに最初からやった方がいいと思いますよー。

ちょっと話を聞いてみたいなと思った方、新築でもリフォームでも対応可能です。

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住み心地を大切に。

 

余談ですが…

DIYで300㎡を施工すると、『どのぐらいの時間がかかるんですか?』と聞かれます。

初心者の女性スタッフが塗ってみてその時間をはかるとだいたい6㎡ぐらいで2時間半。

1人でやったら125時間かかります(汗)

週末お友達を呼んでわいわいと言いながらみんなで施工すると2週間程度で完了します。

全部は無理でも一部でも施工してみると、愛着もわいて、自宅でのお酒の席ではいつまでもつきない話のネタになります(笑)

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