ニコハウス設計室の家

Basic specifications ニコハウスの基本仕様

内装材

床は素材が活きる無垢の材料を使用します。
経年変化を楽しむことが出来、木肌のやさしさが伝わります。
建物の雰囲気、使い方によって様々な樹種の中からご提案させていただきます。
弊社ではくるみの無垢材を多く使わせていただいています。
壁,天井は珪藻土クロスを標準仕様とし,おすすめとして紙クロス自然塗料塗装仕上げやコテ塗り仕上げをご提案しています。
一般的なビニールクロスに比べると割高ですが壁の呼吸をさまたげない、いざという時には自身で塗り替えることが出来ますので長期的なメンテナンスが可能です。
新築時からご自身で塗装しますとコストも抑えられますし、愛着もでてきます♪
これまで施工させていただいた住まい手の方々でもDIYで全面塗装,また全面を珪藻土塗りされた方が多くいらっしゃいます。
難しいだろうと敬遠せず,ぜひ工事に参加してみてください。

外装材

1枚からDIYで張り替え可能な木板張り,メンテナンスが少ないガルバリウム鋼板,風合いの良い白洲そとん壁をご提案しています。
木板張りは素材のやさしさはもちろん,ご自身でのメンテナンスができること,悪くなった部分はそこだけ張り替えが可能な点が長期的に見たときに大きなメリットとなります。
水分による腐れ対策さえしっかり考えてあげれば,長期的な耐久性が期待できます。
白洲そとん壁は職人さんによる手塗りの外壁材です。
費用はかかりますが,その素材の持つ素朴さと自然素材の良さ,その素材の持つ耐久性で住んでからのメンテナンス手間が大幅に軽減されます。
サイディングに代表する何かを模したニセモノの材料,メンテナンスのかかる材料は使用いたしません。
また最近お話に出ることが多いタイルですが,①建物重量が重くなる②サイディングが下地となっていること③接着剤依存④部分剥離の可能性⑤傷む際には廃盤になっている、などデメリットも多いため使用いたしません。

窓とガラス

窓(屋外の開口部)は樹脂サッシ,および木サッシをご提案しています。
窓は家の中でも圧倒的に熱の出入りが大きい部分です。
夏も冬も大きな影響を受けますのでとても大事だと考えています。
大開口が取れ,高断熱といわれるアルミ樹脂複合サッシですが枠回りが室内環境によっては露点温度以下となり,結露が発生するおそれがありますので使用はしません。
ガラスはアルゴンガス入りペアガラスとし,南面については熱取得型のlow-eガラス,東西および北面については遮熱型のlow-eガラスを採用しています。
より少ないエネルギーで過ごすためにも冬場の南面の太陽熱の取得,および夏場の太陽熱の遮蔽には工夫をしています。
トリプルガラスについて地域的に熱取得量と断熱性能とのバランスにおいて南面では不利側に働きますので採用については要相談としています。

断熱,気密性能

ニコハウス設計室では全ての建物についてUa値(外皮平均熱貫流率)を0.46 HEAT20 G2グレード (当社の平均値は0.35程度)とします。
この数字低い方が断熱の性能がいいということです。
ちなみにこの地域の断熱等級4の目安は0.87で、北海道の方では0.46という数字になります。
そしてその目的はご家族が健康で過ごすためです。
高断熱な住まいは将来にわたって光熱費のメリットにもなりますし、温度差の少ない空間とすることでヒートショック等への健康面での配慮にもなります。
断熱材は内側と外側,両方を断熱する『ニコ断熱』,または外側のみを断熱する『外断熱』をコストに合わせご提案しています。
隙間をあらわすC値は0.5以下(完成実測値0.1~0.3程度)とします。気密がいいので室温が安定し必要以上な冷暖房運転がなくなり日々快適にすごせます。

耐震性能

建物はすべて許容応力度計算による耐震等級3を基本とし,必要壁量はその1.5倍以上をとるようにしています。
初回プラン提案段階より確認していますのでご安心ください。
建物の重心と剛心(壁の強さのバランス)を検討する偏心率は0.1以下となるよう耐力壁バランスを考えます。
その上で繰り返しの余震にも耐えられるよう制振ダンパーをご提案します。
近年の大きな地震では本震での揺れのみでなく余震においてもとても大きな揺れが生じます。
大切な命を守るだけでなく、その後のご家族の生活を守ることを考えても耐震に手を抜くことは考えられません。
ずっと安心して住んでいくためにも、許容応力度による構造計算にてご提案いたします。

空調設備

換気計画については第一種換気 全熱交換型24時間換気(機械給排気)にてご提案をしています。
全館空調等特別な機械は故障時の対応,メンテナンス,故障後の交換において不安を感じますので提案はしません。
採用している全熱交換機は故障時,部品のみでの,交換,メンテナンスが出来,経済的です。
暖冷房については小さなエアコン2台を標準とし,室温シミュレーションにてその根拠を示します。
エアコンは夏用エアコン1台,冬用エアコン1台とし,冬用はヒアリングによって床下エアコンと床上エアコンのご提案をわけています。

Warranty and after-sales service 保証とアフターサービス

室温保証について

ニコハウス設計室ではすべての住まいの室温をシミュレーションし、その室温を保証しています。

冬場の最低室温 主居室18℃以上 他14.0℃以上
夏場の最高室温 主居室28℃以下 他29.9℃以下

この温度を水廻りを含む全ての部屋(物入等除く)がクリアしていることを標準仕様としています。
この室温をクリアするのに必要な設備は冬場は6畳用のエアコンを1台,夏場は10畳用のエアコン1台程度※です。
※建物の坪数及び平面計画の仕方により変わります。
冬用のエアコンと夏用のエアコンは取り付け位置がまったく違うため,季節ごとのエアコンとして提案しています。

室温1年保証について
この室温を満たしていなかった場合は、条件を満たせるように機器類等を無償で提供いたします。
住まい手による工夫も必要となりますので弊社の示す『季節の過ごし方マニュアル』を実践いただくことが条件となります。

無料定期点検について

お引渡しから3か月、1年、2年、5年、10年の計5回点検を行っています。
その都度ご報告書という形でその内容とメンテナンスのアドバイスをさせていただきます。
適切な手入れをしていくことで長く安心して住むことが出来ます。
家族を守る大切な住まいですのでかわいがり、ぜひ手間をかけてあげて下さい。
またご要望によって植栽のメンテナンスやライフプランアドバイスも行っています。
「植栽が伸びた」、「家族が増えて生活スタイルに変化が出た」などは点検の際にご相談ください。
適切な手入れをして『家族が笑顔で暮らせる住まい』を維持していきましょう。

シロアリ保証について

シロアリへの対策としてホウ酸処理による構造材すべてを処理することをおすすめしています。
一般的な薬剤処理に比べ,初期費用は割高ですが結晶化するホウ酸は薬剤のように揮発せず,効き目がなくなることがありません。
そのため薬剤系のように5年ごとの再処理の必要がなく,点検のみで対応が出来ます。
人体への影響も直接摂取しない限り,無害ですのでご安心いただけます。

10年間の瑕疵保証について

住宅瑕疵担保履行法に基づき、構造体力上主要な部分及び雨水の侵入を防止する部分の瑕疵に対し10年間の瑕疵担保責任を負っています。
以下の部分に10年間の保証が付保されています。

地盤の20年保証について

建物の配置が決定したのち、地盤調査を行い不同沈下事故に対する保証をしています。
試験方法はスクリューウエイト貫入試験で行っています。
結果を受けて地盤状況をご説明し、適切な方法をとることをご提案しています。
改良工事が発生した場合はその工事のボリュームにもよりますがおおむね、50~200万円程度のお金が必要となります。

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