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HOUSE

基礎の話。

2020.12.03

今回は住宅会社や工務店におまかせの「基礎」の話。

結論から先にお話しすると、ニコハウス設計室は建物ごと基礎を設計しています。

一般的な工務店や住宅屋さんはどの物件でもおおよそ「いつも通り」で基礎を作ってます。

 

現在主流の「べた基礎」。ニコハウス設計室でも高低差があるなどよほどの理由がない限りは「べた基礎」で施工しています。

べた基礎の良さは、建物を基礎全体で支えることにあると思いますが、部分的に弱い地盤があるとその部分が沈み、家建物全体が傾く「不同沈下」がおきます。

そうならないために、基礎を作る前に地盤調査をして各ポイントの地盤の強さが一定なのかどうなのかを調べます。

 

地盤の強度が一定であることを調査により確認し、基礎設計に反映します。

「べた基礎」ってどこの会社も同じ作り方をしていると思っていませんか?

 

基本となる断面。若干の違いがはありますが多くの会社ではほぼ同じ作り方をしています。

建築基準法よりは少し余力があるのでこの基礎で問題ないと思います。

「べた基礎」の「スラブ」と呼ばれる建物加重と、反する地面の力を受ける面もだいたい同じ作りになっています。

厚みは若干違うかもしれませんが写真のような配筋だと思います。

以上が基本的な基礎ですが、計算によって鉄筋の太さや本数は変わってきますので基礎の立ち上がりでも複数の種類の配筋方法をとるのがニコハウス設計室。

 

問題は基礎の部分に点検のために設ける人通口。

この部分は基礎の梁が切れる(連続していない)ため、必ず補強が必要です。

ここからがニコハウス設計室の配慮している部分ですが

図のように基礎の梁が切れないような配慮をして地面の反力と建物加重を受けられるように作っています。

※鉄筋のサイズや本数は計算によって変わってきます。

10年前から基礎の作り方を変えていない工務店などの多くの基礎は左のような基礎で施工していますのでその部分がとても弱く、地震など大きな力が加わった際に耐えれない可能性があります。基礎屋さんに「他の会社だとどんな基礎作ってますか?」と聞いたので間違いありません。

基礎の構造計算によってわかるのですが、木造の2階建てまでの場合は構造計算をしなくていいので、そのままいつも通りっていうのが一般的。

構造計算をしていくと「べた基礎」の一般的な断面では鉄筋の量が足りない部分が必ず出てきます。

地震などの大きな力が加わらない限りは、それほどの問題にはならないと思いますが、いつかくる地震。

力の加わり方を構造計算ソフトに入れるとこんな感じで見た目で強い力の加わる箇所が見えてきます。

しっかりした基礎があってこそ、上部の構造も耐えてくれます。

長く住む大切な住まい、ずっと安心して住むためにも基礎の作り方にもこだわっています。

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相談している先に基礎の話をして、「べた基礎だから大丈夫」「基準法より太い鉄筋を使ってます」的な話だったらあまり知らなくてちょっと怪しいかもしれません(汗)

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