エアコン1台の室内環境。|豊橋市・田原市・豊川市で新築住宅・リフォームならニコハウス設計室。「ずっと安心。家族が笑顔で暮らせる住まい。」をコンセプトにした、子育て世代を応援する豊橋の設計事務所です。自然の力をデザインし、新築からリフォームまで幅広く提案します。無理をしないライフプランのデザインで、未来の大人たちを応援します。

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HOUSE

エアコン1台の室内環境。

2023.01.14

弊社の冬エアコンですが,基本的に1階に設置してあるエアコン1台を利用いただき,室内の温度を一定に保つような設計をしています。

床下エアコンのお宅も,床上のエアコンのお宅も同じです。

体験に勝るものはないので年末休みの間に自宅兼リノベモデルへ生活拠点をうつしました。

これからは実体験をもとに説明していくことができ,そこで使っている電気使用量や熱環境もお伝えしていけます。

 

直近で寒かった日は1月4日。

最高気温が6.8℃,最低が1.0℃で日照がほとんどない1日。

室温は家じゅう22℃~23℃で一定に保たれています。

寒い外からこういう住まいに入った時の感覚ですがすぐに暖かいというわけではなく,なんとなく暖かく時間がたつにつれ体が温まっていきます。

ファンヒーターなど火を使った高温の輻射熱でなく,壁や床がエアコンの熱によって暖められた低温の輻射熱による暖房だからです。

長時間室内にいると体が慣れ,私は靴下なしでもすごせます。

女性の方は靴下を履いているぐらいでちょうどいいようです。

就寝時はシャツ1枚の上に羽毛布団を1枚かけて寝ています。

これまで寝る際のあったか靴下を20年以上手放せなかった妻ですが靴下をはかなくなり,朝までゆっくり寝られるようになりました。

羽毛布団1枚で寝ていると夜中に暑くなることがあるぐらいです。

室内を温熱カメラで見てみると

窓廻りはどうしても弱点になりますがどこもほぼ同じ温度。

寒くないですか?といわれる土間も同じ温度です。土間は蓄熱するよう墨モルタルで仕上げていますので晴れた日は床よりも暖かい温度になり,徐々に放熱されます。

外は本当に寒いのか疑うような室内環境が普段提案している室内環境になります。

 

大事なのはその室温を保つためのエアコン電気使用量ですが1時間あたり150W~200Wの電気で室温が保たれています。

日中に陽が差し込む日はその時間帯のエアコンは100W以下に減ります。

この日の一日のエアコンの使用量は3.982KWでした。

1KW30円として1日120円ぐらいの電気代。

検索で床暖房のランニングコストを調べるとだいたい同じぐらいでした。

でもガス床暖房は8帖用で8時間だったので24時間ついてるエアコンと比較してはだめですね。

電気ストーブとホットカーペット併用の場合だとおよそ4時間で同じぐらいの電気代です。

どちらも部分的にしか暖かくないので快適なのは家の一部だけ。

夜中に起きても,トイレに行っても,凍えながら生活することになります。

 

家じゅう暖かい環境に慣れると,どこでも24時間暖かいので夜中に目が覚めて寝れなくても,リビングが暖かいし,トイレに行くのもお風呂に行くのも寒さを忘れます。

もう元には戻れません。

無駄な設備にお金を使うよりもしっかりした住まいを計画し,長期的に快適な住まいを作っていくことをおすすめします。

少ない光熱費で快適な冬を過ごしたい方へ,お問合せはこちらから。

いい住まいが増えることを願っています。

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