HOUSE 住まいの情報
床下エアコンの温湿度状況
弊社では2年ほど前より、床下エアコンの採用が極端に増えました。
これまで、床下エアコンを採用されたお客様のすべての家で2.2KWサイズ 6畳用エアコン 1台にてご提案をしています。
基本的にはつけっぱなしになりますが、昼間室内が暖かくなるとエアコンは止まります。
床下エアコンの最大の特徴は床の温度が室温より少し高く、低温の床暖房になり冬でも裸足で過ごせること。
そうはいってもこの地域ではまだまだ採用されていない方式のため心配になる方もいらっしゃると思います。
弊社では皆さんのお宅で温湿度をチェックし、アドバイスさせていただいてますのでどのぐらいの温湿度で過ごされているかご覧ください。
最初はUさま邸 Uさま邸の内外観はこちらから
大屋根で2階まで見通せる32坪の住まいです。
浜松ですが一番冷える朝方、外気温は4.5℃でした。
温湿度はというと
おおむね、21~23℃で湿度も50%を超えていて快適そのものです♪
温度差も3℃以内におさまっているため、リビングも脱衣室も納戸もどこに行っても不快にはなりません。
続いてTさま邸 Tさま邸の内外観はこちらから
豊橋の弊社の近くの22.6坪の住まいです。
外気温は3.6℃
温湿度はというと
こちらはおおむね20℃~23℃。洗濯物が室内干しでなく、かんたくんのため湿度が若干低めですがまあでも冬のこの時期46%なら十分でしょう。
同じく温度差も3℃以内におさまっているため、リビングも脱衣室も寝室もどこに行っても不快にはなりません。
設計施工させていただいている私でも、十分な快適性だなと感じております。
というよりも、これだけ快適なら、床暖房はもちろんですが、全館空調や各室エアコンは不要だなと思います。
何より故障しても、買い替えも安価ですぐに交換ができます。
しいて言うならば日射熱の取り入れをより増やし、エアコンへの負担をもっと減らせるとより省エネだなとは思います。
ただ、その場合、家全体が昔の縁側のような一様に明るい空間になってしまうので、日本の住まいとしての陰影や明度差的にはどうなんだろうとちょっとだけ疑問を感じます。
そんなことも相談にのりますので、少ないエネルギーで快適に過ごす、設備にかかるコストをさげたいといわれる方には床下エアコンはおすすめです。
ご興味あるようでしたら、床下エアコンの住まいをご見学できますので遠慮なくお声かけください。