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8月末よりリノベーション工事をさせていただいているOさま邸。
中古住宅を購入され、住み心地のための断熱改修と、室内をお好みのインテリア空間にする工事です。
元々は築30年弱の建売の住まい。そこから何度かのリフォームを経ているようですが、時代を感じる内装。
思い切って床も解体して室内を断熱補強しながら土間空間も作るというリノベーション。
内装解体を終え、現在は2階より断熱改修工事を進めています。
断熱を補強するやり方はいくつかありますが、一番お値打ちに、そして気密に対しても有効に働くやり方として、壁に桟を打って、断熱をプラスしていきます。
断熱材の種類にもよりますが、おおむね最近建てられている新築の断熱と同じぐらいの性能を持った薄い断熱材を部屋内に施工しますので、元々の断熱と合わせると一般的なこの地域の断熱性能よりもよくなります。
また気密は既存の壁にビニールクロスが張ってありますのでそれを気密層と考え、一部補強をしながら施工をしていきますので費用が抑えられます。
2階は既存の床の上から、新しい無垢の床を施工。
1階の床は断熱を補強した上で、新しい無垢の床を施工していきます。
外観はそれほど変わりませんが、住み心地とインテイリアはがらりと変わります。
リノベーションをお値打ちにされたいという方には既存をなるべく壊さずに利用して足していくことをおススメしています。
天井の高さは一般的な住宅で2m40cmですが、部分的に低く抑えることでその2m40cmを吹き抜けたような空間に演出することも可能です。
吹き抜けが欲しいといわれたこのOさま邸でもリビング以外をあえて低くすることで落ち着きとリビングの開放感を演出しています。
予約制にはなりますがリノベーションが終わりましたら、内覧も出来ますので、リノベーションにご興味ある方はぜひご利用ください。
みなさま、よろしくお願いします。