STAFF-BLOG スタッフブログ
先日,ニコハウス設計室の想いをこめた私の動画撮影をしました。
準備をすると緊張しそうだったので,これまでの住まいへの想いを,その場で考えて話をしてみました。
思い返すともっとこんな話をしておけば…とか考えだすときりがないのでとりあえずは動画の完成を待っています。
みなさまにうまく伝えることが出来るかなあ?!
会社紹介の動画が出来上がり,アップできればその後はこだわっている部分の説明などの動画を順番に取っていこうと思います。
浜松市で建築計画中のUさま。
調整区域の広い敷地を購入され,現在大規模集落の申請中。
113坪も敷地があり自由度が高い物件。
敷地に余裕があると,庭に余裕が出来ます。でも上手につかわないと草取りだけが大変な敷地になってしまいます。
予算も限られているので悩ましいところです。
多趣味でバイクやサーフィン,仲間を呼んでのバーベキューなど外での活動も多いとのこと。
普段はこれだ!という1案を出すのですが,予算重視の案と,私の考える理想の住まいと2案,さらには折衷案を提案することにしました。
予算を重視していくと,建物は自然と小さくなり,総二階に近づきます。
小さな家は好きなのですが,庭を上手に使えない場合,敷地の余白が多すぎて管理が難しくなります。
また趣味のバイクやサーフィンなどの道具は建物への収納が難しくなり,私の嫌いな外物置を置かないといけなくなります。
解体から建物を建てられる方に共通するのですが,外物置の中身は最終的に全ていらないものになっています。
最初は有効利用出来ても,最後はゴミ溜めになってしまうので外物置が嫌いです。もちろん見た目も好きではありませんが。
もう少し予算がかかってしまいますが,私の考える案は通り抜け土間のある住まい。
ガレージにも,雨の日の一時待機場所にも,そして子供が大きくなれば自転車も置ける通り土間。
入口の格子戸を閉めれば防犯対策もバッチリ。
もともと希望されていた平屋部分のみでの生活の完結も可能です。
平屋部分が多いので最初の案と比べると基礎や屋根の大きさ的に10坪以上違います。
その分予算もかかってしまうのですがせっかく購入された113坪の敷地。
将来年齢を重ねていったときに,『ちょっと背伸びしたけどこの建て方でよかったね』と思ってくれるはず。
金額を提示されると現実的になってしまいますが,まだお若いので大丈夫。
次回の打ち合わせも楽しみにしています。