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構造用面材の釘の確認。

設計アシスタントの鈴田です。

先月上棟したOさま邸。

改めて上棟おめでとうございます!

 

今日は構造用面材の釘ピッチの確認をしてきました。

骨組みの外側には構造用面材が貼られます。

全て同じ面材で貼っていますが、釘のピッチによって壁倍率が変わってきます。

構造計算で算出された壁倍率を元に建築基準法の告示規定の釘の種類、ピッチで打っていきます。

 

釘ピッチが飛んでいたり、釘がめり込み過ぎていると計算通り効かなくなってしまうので建物の外周部をぐるっと回って確認してきました。

第三者機関の構造検査もありますが、たくさんの目で確認することでより間違いのにない施工ができるように徹底しています。

 

明後日にサッシが入るのでサッシ廻りの気密・防水処理をしていました。

樹脂サッシでも外気温が低温になるとわずかながらに結露します。一時的なのでそこまで大きな被害にはならないはずですが、隠れてしまう木部が水を吸うことになってしまうので、防水紙を先張りしてその対策としています。

またサッシ取付後に、木材の収縮で小さな隙間ができる可能性がありますので、低反発の気密用パッキンを取り付けたうえでサッシ設置を行います。

 

Oさま邸は天井が構造表しになっているので上棟と同時に2階の天井が仕上がっています。

階段を上がりながら見える連続梁。二階に上がるたびにうっとりしてしまいそうです♪

2階は寝るための部屋なので、軒先は1.8mほどに抑えています。

たまに寝室の天井がとても高い家を見ますが、寝る部屋は天井が低いほうが落ち着きます。

小さいころ、ドラえもんを見て押し入れで寝た経験がある方もいらっしゃるのかなと思うので、あの落ち着きを想像するとイメージしやすいと思います。

お盆前は外周部の防水処理まで終えることが目標です。

Oさま、引き続きよろしくお願いいたします。

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