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木製サッシの取付。

設計アシスタントの鈴田です。

先月末、開口がすべて取り付けられて建物らしくなってきました。

自宅ではLDKの南面の大きな開口はすべて木サッシ、他は樹脂サッシのトリプルガラスを使っています。

木サッシの施工は私自身初めてだったので詳細図から施工までとても苦労しました。

枠だけで約60kg、ペアガラスを使っているのでガラス1枚で60kg引違いなので×2で開口部一箇所で180kgの重さが常にかかっています。

当日は道が狭いのでトラックが現場に入れず、大工さん、板金屋さん、弊社スタッフ総勢7人がかりで手運びです。

あらかじめ施工してあったアングルの上に乗せて仮止めしました。

室内空間は化粧柱を等間隔で見せたかったため、木製サッシはその柱ピッチに合わせてオーダーしました。

柱より外側に取り付けるため、上下につくアングルが重要になってきます。

上は重さで前垂れしないようにサッシ巾分の長いアングルを、下は下枠が乗るので重さに耐えれるような厚みのあるアングルを鉄骨屋さんにオーダーで作っていただきました。

ガラスは後からつけたのですが化粧柱が邪魔してなかなか入らず…、取っ手を外すという方法でサッシ屋さんに3時間ほどかけて入れていただきました。

自宅の経験を活かし、次回からはスムーズに施工できるようにしたいです。

 

木製サッシは熱伝導率が低く、断熱性能に優れています。またへーべシーベという機構を使っていて開けるときに障子(木製サッシの窓)が持ち上がるので約70kgほどある重い枠とは思えないほどスムーズに開けることができます。

お値段もそれなりにしますが、自宅ではここがメインとなるため力を入れました。 

取り付けが完了すると外との境界を感じさせない、やさしい空間になりました。

絶賛工事中の平屋は現在構造躯体と木サッシが見ていただける状態です。

等間隔に並んだ化粧梁で表現された室内空間は日本の古来の建築に習い、何度見ても日本らしい美しさを感じます。

構造と断熱の大切さを学ぶ現場見学会はこちらから。

ぜひみなさんにこの姿を見てもらいたいなと思いますので、この機会にご予約ください。

ご来場お待ちしています。

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