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来月の内覧会に向けて。

豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

植栽工事を終えたOさま邸。

北道路なので写真を撮りたくても逆光で時間帯を選びます。16時ころに撮るのが正解かな。

駐車場は芝ブロックで施工させていただきました。

一般的な土間に比べ、高価なものになりますが、土間の間に芝生が植えてありますので毎年新しくきれいな駐車場になります。

また普段は緑がにぎやかくなるため、駐車場らしくなく庭の一部のように見えるのがいいところ。

内覧会の時は冬なので青々した芝生ではありませんが、植栽の新緑と合わせて春先が楽しみです。

 

芝生ですが、弊社が絶対やめた方がいいとお伝えしているものの一つに『人工芝』があります。基本的には拒否しています(笑)

最近の人工芝は本物のように見え、手入れもいらず、よさそうに見えますが私が拒否する理由。

① 季節感がまったくない:年中青々としている芝生は気味の悪さを感じます。人工物なので当たり前なのかもしれませんが、私には違和感しか感じません。

② できた時が一番美しく劣化するのみ:人工物なので敷いた瞬間から劣化がはじまります。3年経てば3年経ったなりに、5年以上でおそらくボロボロになり見れなくなるでしょう。

③ 将来はゴミになる:毎年新芽がでる芝生でなく、人工物の芝生なのではげてきた時には再生できません。はがして産業廃棄物になるだけでしょう。安いわけではないので5年ごとの張替えは考え物です。

という理由から絶対にやめた方がいいとお伝えしています。

同じ理由で、弊社では自然素材のみを使った素材を提案しています。

しつこいようですが人工物は出来た瞬間が最高に美しく、その後は劣化するのみ。

人間も同じく赤ちゃんとして生まれ、成人し、年齢を重ねるごとに深みをまし、いずれ年老いていきます。

人工物で造る場合は、成人したころに塗装などで赤ちゃんに戻り、年老いたころにもまた塗装をしたり、定期的にピカピカになり、時を重ねた深みは一切ありません。

色気は赤ちゃんにはありません。年齢を重ねることで色気を増します。

様々な機械に頼った家電のような家も同じく、まずは住宅の性能と自然エネルギーと敷地の良さを活かして設計することが先ではないかと考えます。

内覧会は1月18日(土)、19日(日)を予定しています。

何度も来ていただいている方はその前のプレオープンのご案内もいたします。

閑静な住宅街によくある敷地の大きさと建物の大きさ。

心地よく過ごすヒントになると思いますので、みなさまぜひお越しください。

年内には内覧会予約を受け付け出来るよう準備いたします。

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