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初春の地鎮祭。

豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

豊橋市でこれから施工するFさま邸。

初春の気持ちのいい天候の中、地鎮祭を執り行いました。

昨日は久しぶりの雨で、朝方は風が強かったので寒さ対策をして出かけましたが風もなく気持ちのいい地鎮祭になりました。

 

今回の住まいはニコハウス設計室として施工させていただく中で最も小さな物件になります。

ここ最近は物価高により、建築費用も高くなってきました。

ハウスメーカー大手などのここ10年の値上がりは1棟あたり1000万円ほどだということ、新築平均が約4000万円になっているということも聞いています。

世の中なんでも高くなっているからしょうがないじゃん…、と言ってしまえばそれで終わり。

工夫する部分はいっぱいあるだろうということで、今回の物件は私が推奨する『小さな平屋プロジェクト(仮)』として進めています。

この住まいの特徴ですが

①高性能:耐震等級3の1.5倍ほどの余力とHEAT20 G2.5以上の断熱と快適室温

②スケルトンインフィル:構造に必要な柱壁を最小限にし、将来間仕切り変更可能な構造計画

③自然素材:材料に廃盤がなく、経年美を楽しめ、お手入れが自身で出来るメンテナンス性

④視線の抜けと庭:コンパクトながら広く使える視線の抜けのある間取りと木々の揺らぎのある庭

⑤脱炭素に向かう省エネ:小さなエアコンのみで全館空調し、省エネで部屋間温度差のない心地よい暮らし

⑥コスト:広く小さくまとめ、高コストパフォーマンス

 

コストのことなど詳しくはまだ書けませんが、インパクトはかなりあると思います。

小さな住まいは将来的にお子様に譲るのもいいし、借家として使うにもいい。

世帯の平均人数が2.2人程度でこれからもっと減っていくことが予想されています。

小さな家の需要は増え、40坪もあるような家はどんどん空き家になり、借り手、買い手もいなくなっていくことでしょう。

また大きな家は、メンテナンスがかかり、空き部屋ばかりが増え、なかなか有効活用はできません。

そういったことを考えた『小さな平屋プロジェクト(仮)』

初夏頃にはみなさまにお披露目できると思いますので、『コンパクトで高性能な住まい』ならぜひご相談ください。

 

地鎮祭ではFさまがとても喜んでいらっしゃるのがとても印象的でした。

これまでいろいろな工務店さんを廻り、コストの難しさで住まいが出来るのか?不安だったと思います。

弊社の考えと、Fさまの想いが詰まった住まい。

これから着工していきます。

Fさま地鎮祭、おめでとうございます。

建築を十分に愉しみながら、施主監督として写真もどんどん撮影ください(笑)。

いい仕事いたしますので♪

引き続きよろしくお願いいたします。

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