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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。
来月完成内覧会を控えているIさま邸。
完成時の気密測定を行わせていただきました。
いつもの説明ですが、弊社は施工中の気密測定はせず、完成時のみ行っています。
施工中の気密測定はもちろん正しいのですが、完成する際には内外を貫通する配管(エアコンや電気や太陽光配線など)が多く設置されます。
施工中の気密測定ではその穴をテープでふさいで測定します。
完成時においてはその穴がより不利に働くため実際に住む状態の方がいいだろうと考え完成時に行っています。
いつも通りでC値は0.15で隙間総統面積は15c㎡なので家全体での隙間は3cm×5cm程度でした。
今回も超高気密住宅が完成いたしました。
そして毎回必ず測定していただくようになった開放C値(弊社が勝手にそう呼んでいます)。
住んでいる状態にするべく、全ての換気扇の目張りテープをはがして測定してみます。
開放C値は0.55で隙間総統面積は53c㎡した。
家全体の隙間と換気扇の穴を合わせると6cm×9cm程度ということがわかりました。15cmの丸穴や10cmの丸穴が開いているので数字が合わないのですがまあいいでしょう。
n値という数字がこちらの方が小さいのがなぜなのか?ちょっと気になりますが住んでいる状態で換気扇を一切まわさない状態がC値0.55なら安心です。
無事超高気密住宅が完成いたしました。
植栽工事が終われば、内覧会に向けての工事は全て終了になります。
内覧会は7月19日(土)、20日(日)を予定しています。
最近は平屋の見学会が続いていましたが久しぶりの2階建て。そして子育て世代の住まいになります。
いつも満員御礼になってしまうので、見てみたいという方はぜひ早めにご予約ください。
ご来場いただいても、こちらから営業をすることはありませんのでご安心ください。
みなさまよろしくお願いいたします。