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平屋の相談会とは?

豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

来週末に開始予定のイベント『小さな平屋相談会』について、どんな相談にのってくれるのか?ということを平屋の造り方を踏まえてお伝えします。

弊社でもとても多い平屋。今年は平屋と2階建てが半分づつぐらいですが来年には平屋の方が多くなりそうです。

そして20坪を切る小さな平屋が増えてきています。

20坪以下で本当に足りるのか?

平屋の間取りを見たと時、とにかく気になるのが『遠くの部屋までの無駄動線面積』と『動線交差』です。

1つの間取りを例に、いくつか指摘させていただきます。

ネットで見つけた実際に建築されている間取りを参考に少し変えましたがほぼ実在しています(汗)。

 

改善のススメ その①

『20帖を超える大きなリビング!』にありがちな内容です。

ソファーの背面が壁についていない状態の間取りは、そのソファーが落ち着きません。

ソファー生活に慣れていないとソファーを背中に床に座ったりするのですが、どこまでもソファーが移動します。

今の家そうなっていませんか?広いのに狭いリビングの代表的な使い方です(汗)

改善のススメその②

『リビング通過動線』

リビング通過動線とは、リビングの横を通ったり、TVの前を通ったりして、キッチンや水回りなどに向かう動線のこと。

人の通過が頻繁にあることで、リビングが落ち着かないだけでなく、買い物帰りにはリビングで仕分けをしたりして片付かないのがこの間取り。

通路があることで、そこには何も置けませんので、同じく広いようで狭いリビングの完成です(涙)

改善のおススメその③

『キッチン通過動線』

リビング通過動線ほどではありませんが、よく見る間取りとしてキッチン通過動線。

キッチンの奥に水廻りや部屋がある場合、全ての人がキッチンを横切りその場所へと向かいます。

キッチン廻りは物が増え、ただでさえ片付けがしにくい場所。その場所が通過動線になっているとキッチン廻りが落ち着きません。

片付けがしにくく、常にきれいにしないといけないストレスキッチンになるでしょう。

間取りだけみると成立しているように感じますが、実際に住んでみると『広いけど狭い』家が完成します。

上記の間取りはおおよそ24~25坪ほどですが、無駄を省くことで20坪ほどにすることはできるでしょう。

この間取りにはまだまだ改善できる場所があるのですがそこは…相談会にてお伝えします。

 

人気の平屋ですが、間取り方を間違うとやたらと長い廊下や動線交差が頻繁に起こり、とても住みにくい家になります。

出来上がってからではどうしようもできません。

小さくすることで敷地に余白がうまれ、豊かな庭を造ることができます。

また小さくすることで予算に余裕が生まれ、いい素材を使うことも可能です。

『小さいけれど広く使えて居心地がいい』

そんな住まいを目指しましょう!

小さな平屋相談会は以下より申し込みできます。

みなさま、ぜひ有効にご利用ください。

こちらからの営業は一切いたしませんので安心してご利用ください。

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