建物ごとの基礎配筋。|豊橋市・田原市・豊川市で新築住宅・リフォームならニコハウス設計室。「ずっと安心。家族が笑顔で暮らせる住まい。」をコンセプトにした、子育て世代を応援する豊橋の設計事務所です。自然の力をデザインし、新築からリフォームまで幅広く提案します。無理をしないライフプランのデザインで、未来の大人たちを応援します。

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現場の状況

STATUS

建物ごとの基礎配筋。

2021.07.03

基礎工事が2件進んでいまして,それぞれ基礎配筋の検査が終わりました。

ニコハウス設計室では基礎の配筋を許容応力度計算によって決めています。

標準となる基礎形状の配筋をもとに入力し,NGとなった部分の配筋を変更したり,その配筋のピッチを変更します。

標準としてベースと呼ばれるべた基礎の平らな部分の配筋は13㎜の鉄筋を20cmピッチでタテヨコに配置します。

あちこちで基礎配筋を気にして見ることがありますがほとんどの会社はこの仕様のように思います。

この配筋で許容応力度計算がOKとなることはもちろんあります。

でもNGとなることももちろんあって,その場合は基礎の梁(立ち上がり部分)を細かくしてベース部分の地反力を受ける面積を細かくする方法と,ベース部分の配筋ピッチを細かくする方法があります。

今回検査を行った2つの物件でもこのベースの配筋ピッチはそれぞれ違います。

2枚の写真は同じ物件ですが場所によって配筋のピッチが変わります。

私自身も建築をやりだした頃は基礎配筋のピッチが一定なことに疑問を持ちませんでしたが,今は同じなことに気持ち悪さを感じます(汗)

建築は基礎から作っていきますが,構造計算は屋根→梁→壁,柱→基礎という順番に行います。

理由は単純で荷重は上から掛かるから。

基礎図だけ先に作るなんて言うのは出来るはずがないんですね。

あと標準だけで作っているのもちょっと疑問を感じます。でもそれが世の中の”普通”だったりします。

許容応力度計算による耐震等級3を目指すには写真のようにたくさんの検討項目のOKを出す必要性があります。

こうやってOKが並ぶと私としても安心して提案が出来ます。

その上で,制振ダンパーを専門の方に配置していただき,耐震対策としています。

地震が起こってしまうのは困りますが,いざというときに引き続き住めるよう配慮してご提案しています。

安心した家に住みたいなら,”標準”で造っていない家の方が”安心”だと思います。

オリンピックとだだ被りの今月末には内覧会がございます。

ご興味あればぜひいらしてください。

ご予約はこちらから。

世の中の住まいが全て”いい住まい”となることを願っています。

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