雨上がりの上棟式。|豊橋市・田原市・豊川市で新築住宅・リフォームならニコハウス設計室。「ずっと安心。家族が笑顔で暮らせる住まい。」をコンセプトにした、子育て世代を応援する豊橋の設計事務所です。自然の力をデザインし、新築からリフォームまで幅広く提案します。無理をしないライフプランのデザインで、未来の大人たちを応援します。

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現場の状況

STATUS

雨上がりの上棟式。

2023.04.10

豊橋で施工中のEさま邸。

雨で1日延期しましたが快晴の中,棟上げ作業が行えました。

今回の建物は大屋根の骨格がきれいな住まい。

構造用合板が表しになる住まいで,骨格の美しさを見せたいため,45cmピッチで登り梁が入ります。

2階の床合板の上の大量の登り梁。

これをピン工法でとめていきます。

たくさんあるのでなかなか進んでいる感じがしませんがやっていれば終わります(汗)。

屋根面は厚物の合板で水平剛性をとることと,一次気密を取るので切妻の登り梁は三角の形状をしています。

等間隔にならぶ登り梁はとても美しい骨格表現だと思います。

この建物では1階の天井も2階の天井もほとんどの梁が表しになるのでこれらの材料は全て仕上がり。

断熱材を内側に入れることは出来ないので屋根も壁も外断熱で納めます。

ネオマフォームはグラスウールの倍ぐらいの断熱性能を持っていますが,屋根面はネオマフォームを150㎜敷きました。

目地はきっちり気密テープ。

ケラバ(屋根の側面)もきっちり貼ってあります。このあたりはもう手慣れたものです。

木造住宅を長持ちさせるために大事なのは『通気』

通気が取れているつもり…では,うまく空気が流れず高湿度の空気の対流により屋根の下地を腐らせていってしまいます。

弊社では2重に屋根をかけ,しっかり通気層をとることにより対策しています。

屋根は断熱面がとりあえずの防水層になり,二重でかけた屋根の上のルーフィングと屋根材が一次防水になります。

万が一,雨が入ったとしても,断熱が防水層になり通気がしっかりとってありますので風で乾きます。

手間と材料費は倍以上かかりますが,雨の多い日本ではこのぐらいがちょうどいいと考えています。

夕方には無事作業を終えることが出来ました。

前日の雨がありましたので,晴れが続くことを確認し,今回は養生をせず少しでも乾燥が進むよう風をとおすこととしました。

Eさま上棟おめでとうございます!

またたくさんのお気遣いもありがとうございました。

落ち着いた表情のかわいらしい家になると思います。

安全第一で進めてまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。

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