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性能による室温の違い。

少し前の住まいの情報にも書きましたが,最低気温が10℃を下回るようになりましたので改めて性能による温度差の違いを計ってみました。

今朝,6時前の気温

外気温 8.8℃で相対湿度72%。絶対湿度が6.3グラムとだいぶ乾燥した空気になってきました。

火のもとには要注意です。

 

同じ時間,この仕事をする以前に建築された我が家は

室温15.8℃,相対湿度59% 絶対湿度は7.9グラム。

20年前の建物は10Kのグラスウールという断熱材がなんとなく施工された状態です。

気密は計っていませんがスカスカの建物で冬場はアルミサッシにびっしりと結露が生じます。

断熱材のおかげで外気温より7℃高い。

注目はUa値でこの地域の断熱等級4,Ua値0.87より少しいい数字です。

Ua値が低い理由は建物が小さいから。『Ua値だけで判断するのはだめだよ!』ということがここからよくわかります。

 

同じ時間,築80年ほどの建物をリノベーションしたモデルハウス。

室温 19.9℃,相対湿度 56% 絶対湿度は9.6グラム。

この建物はHEAT20のG3グレードクラスでリノベーションですが気密性も高めてあります。

Ua値は0.26で 隙間C値は0.8です。

そのおかげで昼間の太陽の熱をため込み,外気温より11.1℃高くなっていました。

 

前にも書きましたがこの温度差の体感は暖房している部屋としていない部屋を行き来するときの感覚とよく似ています。

室温はこの差ですが実際は床,壁,天井の温度からの輻射冷却があるはずです。

熱は高い方から低い方へ流れますのでじーっとしているとわかりますが,私たちの体温を壁などが奪いつづけています。

熱が奪われる量の差は断熱の性能によって変わるので,室温だけの問題でなく,その周りを囲む家自体の性能が大切になってきます。

 

断熱性能や気密性能の数字だけが先行してしまっているように思うので『なぜそうするのか?』を建築屋さんに聞いてみるといいかなと思いました。

合わせて換気計画の方法も室内環境に大きな影響をもたらします。

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