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来月の内覧会に向けて。

一級建築士でニコハウス設計室 代表の鈴木です。

今週末の暮らし内覧会、とてもいい空間なのでみなさんに披露したかったのですが台風の中は危険だと判断し、中止させていただくことになりました。

ご予定いただいた皆様、ごめんなさい。

今後も内覧会を予定していきますので引き続きニコハウス設計室をよろしくお願いいたします。

 

来月完成予定の豊橋市のKさま邸。

先日完成前の気密測定を行わせていただきました。

弊社では施工時の気密測定はせず、完成時のみ行っています。

『大丈夫?』と心配されますが、施工時は自社検査にて気密をチェックしていますので問題ありません。

それでも完成までにはエアコンが付き、インターホンがつき、…などたくさんの外部との貫通部が存在しその機器設置が進みますので、より正確な完成時の測定にこだわってやっています。

一般的に気密測定は家の中を『負圧』にすることで測定します。

気密が悪い家だと測定器が大きな音をたてて家の中を負圧にします。

気密がいい家だと測定器はおとなしい音をたてて微風で家の中を負圧にします。

何が違うかというと、風の影響を受けやすいか、受けにくいか。

力いっぱい動いている場合の気密の悪い家は、風の影響が出にくく、微風で測定する気密のいい家は風の影響を受けやすい。

だから弊社のように気密がいいと風の強い日は絶対に計れません。

今回も複数回チャレンジして、結果を確認しました。

1回目  C値 0.25

2回目 C値 0.14

3回目 C値 0.20

同じ機械で計ってもこれだけ違います。

スキマでいうと

1回目 23平方センチ

2回目 13平方センチ

3回目 19平方センチ

多いのと少ないので10平方センチ違います。

このぐらい違うのだから気密についてはあまり細かいことは言わず、大きな気持ちで0.3以下ぐらいなら…と受け止めておくことがいいでしょう。

そうでない場合は、無風の日を狙って測定するのかなと思います。

今回はグラフがきれいに描けたC値 0.20で報告書を出していただくことにしました。

住んでいく上で、この微妙な差を気にするよりは、もっと気にすることがたくさんあるんじゃないか…。

この住まいは23号バイパスから降りてすぐ。南大清水町という場所にあります。

9月末には内覧会を予定していますので、みなさまのお越しをお待ちしています。

弊社は木をふんだんに使った木造らしい住まいを造っています。

施工例もぜひ参考になさってください。

施工例はこちらから。

特徴的な木の外壁があったら、それはきっとニコハウス設計室の仕事です。

建築工事中から木の香りがして歩行者の方たちも癒される住まい。いかがですか?

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