STAFF-BLOG スタッフブログ
一級建築士でニコハウス設計室代表の鈴木です。
台風の影響で中止にした暮らし内覧会でしたが、『できたよね』という天気で少し残念でしたが、そのおかげでゆっくり休むことができました。
また時間ができたので、雑誌掲載のお礼のため、Tさま邸に伺ってきました。
建築知識 ビルダーズNO.58 子供を伸ばす住宅設計術というタイトルで全国の書店でも販売されています。
リビングで家族とつながる子ども部屋の例として掲載。
子育てをされている方々の住まい計画にはとてもいい内容なのでぜひご覧ください。
お施主さまにご協力をお願いし、何枚か取っていただいた写真。
インスタで投稿いただき、見た瞬間にほっこりするいい寝起き写真。
これは家族でないと絶対にとれない、とてもいい顔。
光の入り方がきれいで、連続窓による奥行き感もあって選ばれたのだと思います。
1つ前のブログのOさま邸でもお子様が熱心に自分の映っているページを眺めていましたが、Hくんも一緒。
私は子供がすでに大きいので、小さな子を見ると孫を見ているかのような気持ちになり、癒されます(笑)
本を見飽きると家の中を少し案内してくれました♪
この住まいは23坪ほどでとてもコンパクトに出来ているのですが、視線が抜けること、居場所がそれぞれ確保されているのでどこにいても落ち着きます。
南側は倉庫があり、日中の日射が望めないので、吹き抜け上部から光がふりそそぐ設計になっています。
小さな住まいにふれるたびに感じることは『これぐらいでちょうどいい』ということ。
最近は小さな家に、とても大きな魅力を感じています。
小さな家は、お子さまが巣立った後、ご夫婦だけになっても無駄なスペースが残りません。
それぞれの書斎のようなスペースや収納ができ、有効活用できます。これが35坪を超えるような住まいだと、とにかく部屋が余る。
よく聞くのが2階は誰も使っていないという事実。建物が大きいと中古として売ることや、賃貸で貸すという選択も難しくなります。
一方、小さな家は3~4人家族なら十分住めますし、誰も使わなくなったとしても、貸したり売ったりもしやすくなります。
空調する空間が小さいと光熱費が抑えられ、メンテナンスする面積も小さくて済みます。
私がもう一度建てることがあるならば、大きすぎない土地に20坪を切った小さな家をちょこんと建て、廻りに雑木林を造るだろうなと思います。
話が小さな家のススメみたいな内容になってしまいました(汗)
Tさま撮影のご協力ありがとうございました。つらいことがあった時はこの写真を眺めて癒されたいと思います。
行くたびに感じるのですがあいかわらずいい住まいだなと…。
皆さんからの評判もとてもいい住まいなので、またぜひ暮らし内覧会をお願いします。
急な訪問でしたがいつもこころよく迎えてくれるTさまに感謝。
いつもゆっくり滞在させていただき有難うございます。