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リノベ相談の参考になった点。

豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

先日のリノベーション相談&内覧会。

お越しいただいたみなさまありがとうございました。

どの方も時間以上にゆっくり過ごされ、コンセプトモデルハウスの心地よさを実感いただきました。

みなさまからとても好評だった点をお伝えさせていただきます。

性能面での大切さとやってはいけないことがよくわかった。

みなさん性能面はたくさんの工務店さんが発信されていますので、よく知っているという方が多くいらっしゃいますが、その真意を知らない方が多く感じます。

数字だけのことで本質が伝わっていない。

例えば耐震であれば、とにかく強くすればいいと思っている…、でもリノベーションにはそれが不向きな場合があることを知らない。

また断熱も同じですが、とにかく高断熱にすればいいと考えられているのですが、結露リスクが伴うこと、またなぜ結露が起こるのかを知らない。

表面だけのリノベーションで起こりえる問題を、出来る限りわかりやすい言葉と画像でお伝えいたしました。

私が心配していることは、この数年とにかく増えた『リノベをしたあとの後悔』です。

現地調査に行くと思った以上に知らずに造っているケースが多い。

お施主さまが知らないのは当たり前なので問題ありません。

現場の大工さんが知らないのはよくあるができれば知っといてほしい。

工務店さんが知らないというのもよくあるが勉強不足だから興味をもって知ってほしい。。

 

昔北海道でナミダダケ事件というのがありました。なみだだけ事件のググるはこちらから。

結露が原因で木が腐って構造として意味をもたなくなってしまうというものです。

北海道ほど冬の気温が下がらないにしても、高断熱化しているこの地域でも内外温度差はどんどん大きくなります。

内外温度差が大きいほうが結露は起きやすい。

夏場、27℃の室温に氷の入った10℃程度以下の飲み物を入れた時を思い出してください。すぐに結露します。

施工者が防湿気密のことをしーーっかりと知ったうえで工事をしないと大変なことになります。

コップの結露は目に見えてますから、ふくことができます。

壁の中の結露は見えていませんから、ふくことはできません。

気温の状況が変わり乾く場合もありますが、結露はないほうがいいに決まってます。

リスクは少しでも減らす。

そうした施工がリノベーションではとくに必要です。

なんか心配になってきた…という方はお気軽にお問合せください。

ご相談はこちらから。

後悔しないリノベーションにするために、勉強することを強くおすすめします。

お知り合いの大工さんに頼むっていうのは、もしかしたらやめた方がいいかもしれません。(汗)

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