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住む状態の気密測定。

豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

豊橋市で来週末内覧会を行うOさま邸。予約していただいた方々ありがとうございます。18日(土)の方が人気であと数枠しかありませんが見てみたい方は早めにご予約ください。

比較的よくある大きさの敷地に日本の住まいらしい佇まい。自然素材で造る住まいの良さ、コストが心配な方、ぜひお越しください。

ご予約お待ちしています。

 

そのOさま邸で完成時の気密測定を行いました。

いつも完成時の一発勝負ですが、今回は風が強く測定するまでに1時間以上かかり苦戦されていました。

いつもお伝えしていることですが、気密というのは時間が経てば少なからず悪くなります。

施工時よりも完成時の方が屋内外を貫通する配管が増えますので悪くなります。

(施工時測定の場合テープを貼ってふさぎます)

でもその方が実情に合っているだろうということで弊社では完成時の気密測定を行っています。

気密性能はC値0.24でした。

いつもよりも引き違いのサッシが多いせいか少し数字が悪く感じますが、十分な高気密住宅が完成しました。

弊社が行っている気密測定は

『家の中の空気を外にはきだして内部を負圧にする』

というもの。

風が強いと負圧状態を保つ機械の調整が難しくエラーが出まくってしまうわけです。

 

今回の建物はガス乾燥機のかんたくんがついています。

また24時間の熱交換の給排気があって、キッチンの換気扇もあります。

気密測定は外部とつながった給気や排気の部分をテープで目張りして行いますが、実際はそんな住み方はしないわけで、実情だとどうなんだということで、給排気部分の目張りをとり、かんたくんも開放しました。

気密性能のC値は0.43になりました。

これが普段生活しているときの気密の状態。C値0.5以下なので何にもしていなくても超高気密の住宅です。

Oさま、ご安心ください。

0.1を当たり前に…と思った時期もありますが、住みごこちを伺っても全くわからないので、費用をかけ過ぎずほどほどがいいと思います。

 

先日久しぶりに雨が降り、植栽も喜んだかなと思います。

ちょうどいい囲まれたお庭も今回の住まいの見どころの一つです。

みなさまのご来場お待ちしています。

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