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工事中の気密測定

豊橋市で施工中のSさま邸。

新建ハウジングさん主催,『【住まい環境プランニング・古川繁宏氏に学ぶ】施工で失敗しないHEAT 20・G2/G3実践塾』の2回目の現場講習会。

今回は断熱の施工方法を学びました。

断熱を施工するのに勉強がいるのかと思われそうですが,精度の高い施工方法を学びそれを現場で実践していくには,設計者,現場監理者,大工さんをはじめとする職人さんたちすべての想いが同じ方向を向いていないと難しい。

実際の現場を知っている人ほどそう思うはずです。

細かな注意点やなるほどって思えるやり方など,たくさんの発見がありました。

 

もう一つ,普段は完成時にやっている気密測定。

弱点をみつけるため,また塾のカリキュラムの一環で施工中に初めて行いました。

施工中のC値をはかる際の注意点は屋外側に通じる貫通部は全て施工が終わっていることが条件になります。

例えばですが配管が未施工の箇所が1つでもあればそのデータはあまり意味がありません。

気密測定が終わってから配管の穴をあけている現場もあるそうなので工務店さんに依頼する際はご注意ください。

完成時のC値の方が悪くなったりします。

私を含めたくさんの塾生も見守る中,風が強くデータがとりづらい日ではありましたが,お聞きした数字はC値0.2でした。

施工不十分な玄関ドア廻りには養生ビニールがついていて,土間との取り合いに弱点があることもわかったので,そこをふさげばC値0.1も出そうな感じがします。

完成時にも再度測定することになっているので,その結果も楽しみです。

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