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床下エアコン利用の配筋。

豊橋で施工が始まりましたTさま邸。

この物件も床下エアコン採用物件です。

べた基礎ベース下は地面なので,私が知る限りでは16℃ぐらい。

冬は外気に比べて十分暖かいのですが,16℃ではちょっと寒い。

弊社は床下エアコンの温度設定を22℃程度でおすすめしていますので,そのまま暖めると8℃分の熱の差は地面に逃げ続けることになります。

地面の面積が〇㎡で温度差8℃,コンクリートの熱伝導が‥‥。というマニアックな計算をすると逃げる熱の量がわかります。

ということで基礎下にはスタイロフォームを敷いています。

地面なのでシロアリも気になるところですが弊社では薬剤土壌処理をしたあとに一般的なスタイロフォームを敷いて断熱しています。

シロアリは暖かい環境の方が好みなので,基礎打継からシロアリ侵入リスクがあるのですが,それを防ぐために金属の板を打継部に設置しています。

エアコンの暖気が回るように,構造は地面に潜り込む,地中梁の方式を採用しています。

床下は基礎の立ち上がりが少ないので点検しやすいというメリットもあります。

現場は基礎ベース打ちが終わり,明日には立ち上がりのコンクリートを打設予定です。

基礎養生に入りますので,現場はしばらくお休み。

じーっと待つことも大事です。

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