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造作多めが標準です。

豊川市で施工中のMさま邸。

大工さんの工事は佳境に入り、造作による工事が進んでいます。

玄関のカウンターを兼ねる下足入れも、もちろん造作で制作します。

弊社は決まった寸法の材など新建材を使わないので、『サブロク板』(3尺×6尺)、『シハチ板』(4尺×8尺)と呼ばれる板材を現場にて加工して造っていきます。

両方合わせて20枚以上は現場に届き、板の材はラワンだったり、シナだったり。

面材はオイルで塗装してあげると、無塗装の時にはない色っぽさがでます。

木部をオイルで塗装した時の表情がとてもいいなあと思います。シート系の新建材では出せない色気。

洗面もいつもの造作。引き出しにはドライヤーを電源さしっぱなしで入れる予定。

ホテルのような使い方になりますね。

こういう細かい内容は造作ならではの要望で、毎日のことなので動作に大きな差がうまれます。

洗面にはお施主さまDIYでタイルが貼られる予定。

最近は学びの中で壁の必要性を感じ、断熱のこともあってなるべく窓を減らす努力をしています。

窓と壁はメリハリがとても大事。

あまり考えずになんとなくつける南側のハキダシ窓が一番無駄な窓だと思います(汗)

そうはいってもみんなで過ごす場所は明るく開放的に。

階段も以前は現場にて加工していましたが、ささえる桁がとても重いので最近は加工図を渡し、現場納品前に加工をしてもらっています。

踏板と踏板の隙間から差し込む光は壁面に光と影の表情を作り出します。

光と影は時間帯によって表情が変わり、それを眺めて過ごせるのも心地よさを感じていただける要因だと思っています。

なんとなく窓が多いほうが…、はやめた方がよく窓の1つ1つにしっかり役割を持たせて、計画することがとても大事です。

 

とにかく暑い日が続き、現場で働く職人さんにとっては最も過酷な時期。

無理はあとに響きますので、しっかり体調管理しながら引き続きよろしくお願いいたします。

Mさま、DIYしっくい塗装まで今しばらくお待ちください。

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