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木の外壁がようやく登場。

豊川市で施工中のMさま邸。

お盆休み前に無事足場が取れました。

Mさまは元々ガルバリウム鋼板でスタバのようなイメージでという要望でした。

それでも弊社の物件を何件か体験いただく間に『木外壁』に魅力を感じられ、全面スギ板貼りと変わっていきました。

その原因の一つになったのはおそらく、ガルバリウム鋼板の白さび問題です。

ガルバリウム鋼板を使った場合、大気中のほこりが静電気などにより外壁に付着します。

雨で洗い流されると問題は起きませんが、雨で流されない部分にはほこりがついたままとなり、それが白いさびの原因となります。

そのため、弊社でガルバリウムを要望された場合は軒無しの提案をしていますが、それがあまり好みではなかったのかなと思います。

木外壁はお施主さまによるDIY塗装。新品の木の外壁を経年美した古木色に変えてくれる塗料 ウッドロングエコで塗装。

水に溶かして塗装をしますが、完全自然素材のため害がなく、DIYでも容易に施工ができます。Mさまはお子様と一緒に塗っていただきました。

大変だったようですが、建築に参加することでいい思い出になります。

 

内部の打ち合わせをした後は、酷暑ではありますが外構の打ち合わせをさせていただきました。

建物だけでなく、庭には小屋を造り、周囲からの視線を気にせずバーベキューが楽しめる空間を造ります。

また南側に空き地があり、建物が建つ可能性もあるため、その建物からもなるべく見られないようなプライベートな庭空間。

木板塀の位置はどのあたりがいいのか?高さは大丈夫か?家から見たときの距離感はどうだろうか?

様々な検討を約2時間ほどさせていただきました。

今は開けた何もない庭ですが、9月半ばころより制作に入らせていただきます。

木板塀の工事が終わったころより、植栽工事に入らせていただきます。

建物が建っただけだと、住まいの魅力はまだ出ません。

ここに植栽をすることで120%の魅力的な住まいへと変身します。

建築中、基礎から上棟した時のボリュームの変化以上に、心地よい空間の変化に驚いてくれるだろうなと思います。

11月頃には内覧会を予定しています。

さすがにバーベキューはできませんが、気候が良ければ庭でゆっくりしてもらえるしつらえはしたいと思っています。

Mさま、引き続きよろしくお願いいたします。

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