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森の見え方。

豊橋市の工務店。一級建築士でニコハウス設計室代表の鈴木です。

岡崎市で施工中のKさま邸。

屋根工事、サッシ工事、防水工事が終わり雨の心配がなくなりました。

森に向かって20mを超える間口の家。プランを考える際にはこの森をどう見せるか悩みました。

① 全面的な開口をとり、パノラマ上に見せる。

② 場所ごとに切り取り、少しづつ見え方の変化する景色を楽しむ。

開放的な造りの全面開口に後ろ髪をひかれながら、場所ごとに切り取る提案をさせていただきました。

全面開口に比べ、開放的な感覚は減りますがその景色に飽きてしまわないかと考えました。

また開口が多すぎると室内の明るさがどこも同じような感じになり、空間に影が出来ず奥行きがうまれなくなることが気になりました。

まだサッシがついただけですが、部分的に見せるという方法をとったのは正解だったかなと思っています。

切り取ることで森の良さがより活きているようにみえます。

変化のある空間を造るために、LDKの空間は構造表しを選択し、その先の子供室兼スタディースペースは床の高さを変え、また天井の高さも変えています。

スイッチを入れ替える空間にしたかったためです。

ほんのりとつながり変化していく空間。そうすることで20mの間口にもっと深い奥行きがうまれます。

 

来週はお施主さまと電気配線打ち合わせ。

弊社にしては珍しく、いろいろな部分の詳細がまだ決まっていません。

お施主さまの要望も細かなお話が増えていますので、慎重に図面を書きながら進めています。

Kさま、電気配線の予習はしっかりとされていると思いますが、悩みがあればご連絡ください。

趣味室のこと、また寝室の天井のこともお聞きします。

打ち合わせに向けて工事は順調です♪

Kさま、引き続きよろしくお願いいたします。

 

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