STAFF-BLOG スタッフブログ
豊橋市の工務店。ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。
石膏ボードを貼る作業がほとんど終わり、
棚やカウンターをつける造作工事に進んでいます。
子供部屋の間仕切りは造作で本棚をつけ、両側の開口から出入りします。
本棚は天井までつくらないことで梁がつながり、奥行き感が生まれます。
部屋から出るとき外への期待感、空間の変化を楽しめる場所になったかなと思います。
一つ前の弊社代表のブログ『森の見え方』で
①全面的な開口をとり、パノラマ上に見せる。
②場所ごと切り取り、少しずつ見え方の変化する景色を楽しむ。
がありました。
自宅を考える際、①か②どちらにするのかとーっても悩みましたが
主人との共通のテーマである外と内がつながる家を考えた時に
①の全面的な開口をとる方を選択しました。
全面開口にすることで光が均一になり間延びした空間にならないように
寝室と廊下は窓を少なく薄暗い空間にしています。
漆喰が塗られ陰影ができるのが楽しみです!
自宅の場合、森ではなく庭になるので室内から見た時の庭がとても大切になってきます。
金額もかかることなので自分でできることは自分でやり、できないことはプロにお任せして、完成を目指します。
庭に関してはまだまだ課題はたくさんありますが、ひとつひとつ解決していきたいです。
庭のお話で先日エクステリアのセミナーを受けてきました。
その中でアメリカの窃盗などで捕まった受刑者へのアンケートで、
「草花のある手入れがされている開いた庭のある家」と「草花のない閉鎖的な庭のある家」
どちらに空き巣に入るという問いに前者は地域にひらいているので近所付き合いがあり、入りたくないという結果が出ています。
防犯面でも大切な庭。
庭にいる時間が長くなるような地域に開いた庭づくりを心掛けたいです。