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ガレージなど大開口がある際の基礎。

昨日みたいな土砂降りの雨があると、台風が心配だなーと思う季節になってきました。

地球温暖化の影響もあってなのか、ここ最近の台風や豪雨などほんとに不安になります。

現場の雨に対する防水対策も「いままでの当たり前」では足りなくなってくるのかなーと思い最近はより強固な防水対策をしています。

雨漏りはお客さんに多大な迷惑をかけるだけでなく、私たちも作業にかかわった職人もほんとに嫌な気分になります。

そうならないように十分な対策の元、工事を行っています。

 

先日より基礎工事が始まったUさま邸。

本日基礎の配筋が終了したので、その確認に現場へ行ってきました。

木造ですがビルトインガレージを設けてあるので道路側には一切壁がありません。

構造は「門型フレーム」というちょっと高級な構造部材を使って施工をします。

壁が少ないと構造への不安もでますので、構造計算のもとバランスよく配置した耐力壁と今回使用する「門型フレーム」で強度を確保します。

 

壁がない=基礎の立ち上がりもない

ということになりますのでその部分には「地中梁」という大きな基礎梁が作られます。

当社の一般的な木造の基礎は主筋といわれる場所に13㎜の鉄筋を1本配置しますが、Uさま邸は16㎜の鉄筋を3本。

ものすごいたくさんの鉄筋の量になります。

この「地中梁」をつくることで基礎がしっかりした構造となり、「門型フレーム」で壁がなくても強度を発揮できるわけです。

さきほども書きましたがこの方法は基礎も構造もお金がかかります。

 

あこがれのビルドインガレージを作る際には予算に少し余裕をもたせましょう(汗)

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