STAFF-BLOG スタッフブログ
昨年末の内覧会にお越しいただいたMさま。
「もう建築してるのですが、家が寒いんです」
ということで見に来られました。
どんな家か聞くと、リビングに大きな吹き抜けがあって、LDKも広い空間とのこと。
実際にお宅に訪問し、設計図書や床下を見させていただきました。
築7年、地元工務店で建てられた住まいでしたが、昔ながらの作り方で、壁の中の気密性が低く、断熱していても風が通っています。
床下も厚みのない断熱材でとても寂しい。
それからサッシもアルミなので結露もしていて、窓際は寒く、この作りでリビングを吹き抜けにしてしまってあるのでそりゃー寒いはずです。
提案として、
①まずは窓を変える(開口部からの寒さ対策)
②床下の断熱を追加する(冬場の暖気の床下への逃げを減らす)
③余裕があれば壁の断熱も部屋内から追加する(気密と断熱をよくし、冷暖房効率を上げる)
家じゅうすっぽりとしっかりとした断熱でおおってあげたいところですが、予算もかかりますし、住みながらだと家具のかたずけ移動も大変です。
窓を変えるのは合計4日もあれば大丈夫。家具の移動もほとんどする必要がなく、窓際が劇的に変わります。
床下も部屋内での工事が少ないのでお客さまの負担が少なくて済みます。
ご検討いただいてますが最低、①と②はした方がいいかなーと思いました。
家が寒いなーと思う方、ぜひお問い合わせください。
原因を突き止め、対策のご提案をいたします。