無垢床のへこみの直し方
2018.12.19
温かみのある無垢の床材ですが、住んでいるとものを落としたりしてへこんでしまいます。
気にしない方はそのままでもいいのですがわりと簡単になおせますのでそのやり方をお教えします。
こんな感じでへこんでるところがあると思いますが、
まずはそのへこんだ部分がその周辺となじむように
やすりをかけていきます。この時は120番ぐらいの目の粗いやすりの方がよく削れるので時間が短縮できます。
ちょっとためらうかもしれませんが回りも含めて思い切ってこすっていく方が後できれいな仕上がりになります。
削ったとこはもちろんそのまわりだけくぼんだような感じになりますが気にしてはいけません。
キズのへこみが目立たなくなって回りとなじんだところに
水を含ませて絞った雑巾を置いてその上からアイロンで「ジューーッ」とやります。
熱い蒸気が出ますのでやけどには十分に気を付けてください。
1回ぐらいではあまり変わらないと思いますので、またアイロンをあたためて、「ジューーッ」
これを何度か繰り返します。
ここもためらわずに思い切ってやりましょう。
そうすると
元のキズはほとんどわからなくなりました。
粗いやすりで仕上げているので気になる方は240番ぐらいの少し目の細かいやすりでこすりましょう。
気にならない方はこの上から、自然系のオイル等で塗装してしまえば、へこみのなかったきれいな床に戻ります。
家全体をやるのは骨が折れますが、特に気になる箇所あればぜひお試しください。
へこんでから時間がたっている場合は、アイロンの工程で回数をふやして、あきらめずやると戻ってきます。
また元々がウレタン塗装(床がつやつやな塗装)の場合はそのウレタンもはがさないといけないので大変すぎてあまりおすすめはしていません。
あくまで自然系オイル塗料を使った住まいでの直し方です。
こうやって手を入れると答えてくれるのが無垢材のいいところですね♪
みなさん、愛着をもってお手入れしてあげましょう。