COLUMN住まいの情報

2024年の記事(181件)

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塗装工事完了。

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田原市で施工中のKさま邸。塗装屋さんの工事が終わりました。内部の塗装は自然塗料のクリア色。木そのものの色合いが少し濡れ色に変わり、深みを増します。落ち着いた感じになるので、無塗装の時よりもぐっと雰囲気が良くなります。間仕切りを腰壁にすることで、視界をさえぎらずに、室内を程よく仕切っています。構造上必要な壁以外はなるべく造作でつくることで生まれる抜け感。2階の子供部屋と書斎コーナーが一番気持ちがいいかな。太平洋がほんの少しだけ見えます。書斎コーナーは本棚がずらーっと並び、たくさんの本をお持ちのKさまはここでゆっくり読書をされることになるでしょう。こじんまりしたスペースなので、落ち着き過ぎで眠くなってしまうかも(笑)早く椅子を準備して、ゆっくりしてみたい、そんなスペースになりました。来週からは紙クロスの工事に入ります。仕上げのしっくいでよりよい空間に変化します。Kさま、完成までいましばらくお待ちください。来週の外構打ち合わせ、よろしくお願いいたします。

工務店設計塾に参加しました。

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設計アシスタントの鈴田です。飯塚豊の工務店設計塾を第五期に続き、今回も受講することにしました。一回目は現地開催でとっても行きたかったのですが子供の行事で断念。。。(涙)鈴木にプランの趣旨を説明してもらいました。二回目ということで余裕をもって講義を聞くことができ、設計課題も自分の主観で考えるのではなく、飯塚先生だったらどう考える?丸山先生だったら?と学んだことを実践できたのではないかと思います。その成果が出てなんと第一回目の設計課題で飯塚賞をいただきました!この塾では他の方のプランの講評も聞くことができるので今回受講された方が30人、全部で6回あるので30×6で180通りのプランとその講評を聞くことができます。改めて数字にすると多いですね。総合賞目指して頑張りたいと思います。 また今年は私自身、自宅を建築予定です。この塾で学んだことを設計に生かしていますのでまたブログを更新していきたいと思います。

南を見せない平屋の提案。

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豊川で建築計画中のKさま邸。先日初回のご提案をさせていただきました。敷地は、親御さんとの敷地内同居。敷地が大きいのですが、既存の住まいは残しながらの計画となります。日当たり良くというのは皆さん共通の要望ですが、今回の敷地には南側境界ぎりぎりにお隣の2.5階建ての建物がでーんっと建っています。よくありがちな2階建て+ロフトっぽい、北側敷地を無視したおでこが大きい自己満足建築(…いいすぎかな(汗)。あまり美しくないし、何より日陰になる。計画をしていく上というよりも今後生活をしていく上で、2.5階建ての邪魔な建物は一切意識しなくてもいいように、その上で1日を通してしっかり日射の恩恵を受けられること。この点を意識して計画を考えました。そうなると現在廻りに建っている建物と正対するのはどう考えても敷地のポテンシャルを活かしきれません。そこで廻りの建物とは角度を持った計画をご提案させていただきました。そうすることで南東の窓からはしっかり朝日が差し込み、遠景となる竹林が眺められます。また南西からも視線が抜け、遠くの森へとつながっていきます。廻りの建物との視線をうまくかわすことで出来た計画。個人的にはとてもうまくできた計画案だと思っています。提案中にお子様がニコっと笑顔を見せてくれるので、私も楽しんで打ち合わせすることができました。Kさま、ご検討よろしくお願いいたします。

性能向上リノベの感想。

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1年前にリノベーション工事をさせていただいたFさま邸。先週、1年点検に伺ってきました。元々2回のリフォームをされていたF様。それでも寒くて弊社へお声かけをいただきました。2回目のリフォームは弊社が工事をさせていただく5年前ほど。キッチンもユニットバスも新しかったのですが、性能向上と平面計画を優先するため再利用はあきらめてまでのリノベーションでした。点検をさせていただきながら、この1年住んでみての感想をお聞きするのですが新築の方同様、うれしそうにいいお話ばかりいただきます。光熱費は改修前に比べ、5~6000円ほど安くなったそうです。エリア断熱のため、家全体を断熱改修したわけではないので、エリア外を使う(仕事のため)際には暖房付けっぱなしだそうで、そこを改修していれば1万円は変わっていそうです。高気密高断熱になると、少ないエネルギーで快適に過ごせるためもう元には戻れなくなります(汗)Fさまは部屋の温度、リノベしていない2階の仕事部屋、1階のリノベしてない部屋、外気温、それぞれをモニタリングしていただいてました。こういったことをされるのも弊社のお客さまの特徴で、皆さん興味をもって省エネに取り組んでいただきます。引退後、革製品作りをお仕事でされているFさまは、住まいが変わり無垢に囲まれた空間でDIYにもチャレンジされました。ちょっとしたものを楽しんで作ってもらうのも弊社のお客さまによくあるお話ですが、住まいを愉しんでくれているようでとてもうれしい。どの部屋も同じような温度で暖かく、来られるお客さまたちもみなさんほめていただけるそうです。 工事前は天井の高さをものすごく気にされていました。元々はよくある2400㎜の天井高さ。床断熱と天井断熱を強化する関係でリノベで2150㎜まで下がりました。『大丈夫かなあ』と、とても不安だったそうですが、住んでみての感想は『まったく気にならない、むしろ心地よい』でした。1LDK水廻りのエリア断熱は、以前よりも生活範囲をぎゅっと絞りましたが、これぐらいが『ちょうどいい』と絶賛いただきました。笑い話でしたが『これまでの2回のリフォーム費用を今回のリノベで使えば全部新しく、快適になったよね』と。エリア改修の場合は、既存との差により良さを実感いただけることもポイントになります。Fさま、満足いただけてるのは私たちも大変うれしく励みになります。自然素材クロスの施工指摘も今後の弊社の施工レベルにしっかり繁栄していきたいと思います。次回は2年点検。お伺いが楽しみです。引き続きよろしくお願いいたします。

電気配線は予習が大事。

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豊橋で施工中のIKさま邸。まだ寒かった先週末、電気配線の打ち合わせを現場にて行いました。棟上げ作業の前には、宿題をださせていただいた電気配線の予習。予習内容としては① 家具をどのようにおくのか?② 各コンセントの使い方のイメージです。ちゃんと予習してきていただいたIKさま。とても順調に打ち合わせいただきました。ご協力いただきありがとうございます。天気がつづけば、外壁の塗装をし、スギ板貼りが進むと思います。IKさま引き続きよろしくお願いいたします。

平屋の気密測定。

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豊川で完成内覧会を行わせていただくYさま邸。完成時の気密測定を行わせていただきました。朝から嵐のような天候だったため、測定できるのか不安になりながら現場へ向かいました。雨は降っていましたが、現場はそこまで風もなく大丈夫そう。あちこち準備いただいている間に、私は手直しの確認をいたしました。最近は施工時に自社点検をしていることもあって、完成時の測定に緊張感はなくなりました。悪かったらどうしよう…ではなく、測定できなかったらどうしよう…という悩みですが、数字もとれました。建物全体の隙間αAが23平方cm、仮想床も入れた建物面積が150.32㎡なので、計算するとC値0.15…です。2階建てよりも平屋の方が、外気に面する部分が多く、C値は悪くなりがちですが今回も十分、高気密な住まいの完成です。 たまに聞かれますが、弊社は気密を取るために意地になって時間とお金を費やしたりはしていません。弊社なりに気を使って造るとおおよそこのぐらいの気密になります。気密工事はやりすぎても、手間とコストがかかるだけで住み心地への大きな影響は生まれません。C値0.3前後なら十分じゃないでしょうか。内覧会の予約が始まりました。さっそく問い合わせをいただいてますので、平屋に興味ある方はぜひお越しください。みなさまよろしくお願いいたします。ご予約はこちらから。

4月の完成内覧会のお知らせ

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豊川市で施工豊川にて施工をさせていただきました『南北に庭を持つ住まい』にて、完成内覧会をさせていただくことになりました。2世帯または4人家族向けの住まいです。落ち着いた平屋の佇まいは、北側から望む御油の山々へつながっていくような計画としています。南北に抜ける庭とつながる空間は風通し良く、居心地の良さを体感いただけます。建物の特徴□ たくさんの来客がきても居場所のあるベンチ□ 木陰を愉しむ自然のゆらぎ(1/fゆらぎ)のあるリビング□ プライバシーに守られた食事も楽しめるデッキ空間□  家具造作したオーダーキッチン□ 二世帯で住む平屋弊社でよく使う標準的な、『床材』『しっくい壁』『外壁材』『外構計画』をご覧いただけます。居心地のいい空間とはどんな風に造ったらいいのか?お庭を含めた敷地計画もぜひご参考になさってください。予約で埋まってしまうことがありますので、気になる方はお早目のご予約をおすすめいたします。開催日程:4月13日(土)、14日(日)開催時間:10:00~17:00 ※各1時間枠 1日6組限定※ 終了いたしました規模延床面積 114.28㎡(34.5坪)空調計画第一種熱交換ダクト式換気冬用:床下エアコン 6帖用サイズ夏用:小屋部分 エアコン 6帖用サイズ建物性能長期優良住宅耐震性能:許容応力度計算による耐震等級3 断熱性能:Ua値 0.28 気密性能:最終C値 0.15

雨天の地鎮祭。

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豊川で建築計画中のMさま邸。地鎮祭予定日はずーっと雨予報でしたが2日ほど前に、曇りマークがつきましたので予定通り執り行わせていただきました。Mさまとの出会いはお知り合いが弊社で計画していることから知っていただきました。建物だけでなく、外部とのつながりを大切にされたいというご希望の元、離れ小屋付の提案をさせていただきました。結果的にその離れ小屋はさらに進化をし、外部で楽しむキッチン付きの守られた空間へと変身いたしました。地域的にもそういった計画の建物は見たことがないので、外空間の楽しさはご近所さんにもうらやましいと思われる空間になるはず。当初はガルバリウムの外壁を希望されていましたが、提案により弊社定番の木外壁の住まいになります。お隣を挟んでの桜の景色を取り込んだ、外キッチンのある住まい。10月頃の完成を目指してこれから着手いたします。Mさま、昨日は丸一日お付き合いいただきありがとうございました。盛りだくさんのDIYがございますので、あらかじめしっかり予習をお願いいたします。

平屋の住まい完成。

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豊川市のYさま邸。植栽、手直しが完了し、完成いたしました。景色に馴染むよう、また威圧的にならないよう計画いたしました。平屋の佇まいは道路から見てもとても落ち着いて見えます。アプローチの一番手前にあるコウヤマキは先代が植え、家族を見守ってきた大先輩です。どしっと構え、新しくなった住まいでは活き活きして見えます。南の庭は道路からの視線をカットする目的と、リビングに木陰を落とすため。ゆらゆらと揺れる木陰は室内に1/fゆらぎをもたらし、心地よい空間が生まれます。北側に庭はプライベートな食事も楽しめる落ち着いた庭。南北の2つの庭がこの建物の最大の特徴になります。北側の庭は遠く御油の山々へつながっていくようなイメージで計画いたしました。太陽エネルギーの差し込む住まいは、冬場の暖房エネルギーの削減に役立ちます。いわゆるパッシブデザインです。おかげで工事中の室内は無暖房でも暖かい中での作業となりました。4月13日(土)、14日(日)には内覧会を予定しています。今週中には予約ページをアップいたします。平屋にご興味のある方、ぜひお越しください。みなさまよろしくお願いいたします。

トイレを選ぶ基準。

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。弊社で契約されたお客さまによく説明する内容の1つをご紹介いたします。今回のテーマは『トイレ選び』です。めちゃくちゃ地味な内容ですが、提案するものすべてに理由があります。結論を先にお伝えすると提案するトイレはごくごく一般的なTOTOさんのタンク付のトイレです。なぜタンクレスのトイレをお勧めしていないかということを最初にお伝えいたします。1つ目は災害時に使いにくいということ。タンクのあるトイレは水の落差によって、汚物を流します。いざ断水してしまった際にもタンクに水を入れるといつも通りにレバーで水を流すことが可能です。一方のタンクレストイレは水をためる部分がないので、一工夫が必要でちょっと流しにくいかな。と思います。2つ目、ウォシュレットは必ず故障する。タンクレストイレでウォシュレットが一体型だったりすると交換部品がやたらと高い。トイレごと交換した方が安いぐらいになります。ウォシュレットは10年もすれば必ず故障しますので、なるべく安価に交換可能な一般的なウォシュレットを…となりタンク付トイレをおすすめしています。 またタンク付トイレでもウォシュレット一体型という製品があります。タンクとウォシュレット部分が一体となった形のもの。これもタンクレストイレのウォシュレット交換と同じ理由ですが、ウォシュレット故障時にタンクまで取り換えることになりますが、これがまた高い!このタイプは一番だめだと思います。なぜなら私自身がこの事実に直面し、タンク付の普通のトイレに交換したから。 次に見た目のこと。タンクレストイレは見た目、すっきりしていてとてもいいと思います。でも『トイレすごくいいねー』って誰かにほめてもらいたいか?ということを冷静に考えましょう。トイレはプライベートな空間です。機能をはたし、掃除がしやすければ費用はお値打ちな方がよくないですか?トイレに余分なお金をかけるよりも、有意義な場所にお金を使いましょう。 そして最後になぜTOTO?という点。まず樹脂製の軽いトイレは強度と長期使用に対しての部品劣化に不安を覚えるため、選外としています。陶器のトイレを基準として考えていますが、TOTOさんの陶器は表面の加工がすごくいい!陶器は焼きあがると見た目上も触ってもつるつるです。でも細かな顕微鏡レベルでみ見ると凸凹がたくさんあって、ゴミが吸着しやすい。一般的な陶器のトイレは表面が凸凹のまま汚れが付きにくくなる塗膜加工を施します。だからその塗膜が取れてしまうと汚れが付きやすくなるわけです。一方TOTOさんのトイレ、セフィオンテクト加工は顕微鏡レベルの凹凸をほぼなくしています凸凹がすごいレベルでなくなるので、汚れが付きにくい…。また焼き付けなので取れることもありません。 ということで私がおすすめするのはTOTOさんの一般的なタンク付トイレとしています。地味な部分ですが、そんなところもこだわって提案させていただいてます。

構造はシンプルに。

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豊橋市で施工中のIKさま邸。上棟から約二週間が経ち、サッシ枠がつきました。いつものYKKAP APW330の樹脂サッシです。また外断熱工事を終え、防水処理も終わりましたのでサッシの障子が入れば雨の心配はなくなります。平屋なので落ち着いた高さで、水平ラインがきれいに見えるよう屋根は緩やかな切妻屋根です。弊社は構造をできる限りシンプルに納めます。平屋ということもありますが、構造で必要な柱もなるべく少なく、シンプルな構造に。間仕切りがない状態だととても大きな空間になり仕事がしやすい♪また将来間取りを変えたくなっても、構造柱が少なく、リノベ対応もしやすくなります。柱が少なくて大丈夫ですか?と思われる方もいますが、不必要に柱が多くても構造上のメリットはなく、構造の価格があがるだけ。屋根の荷重が柱を伝わり、基礎に伝わり、地面に伝わればいいわけです。骨組みをきれいに整理することも建築を上手に納めるコツだと思います。南側はしっかり日射取得できるようほぼ全面開口になっています。外部とつながる関係も室内空間を豊かにするためにとても重要になります。廻りからの視線もないため、気持ちのいい空間になることでしょう。IKさま、宿題の家具配置はイメージされていますでしょうか?来週の電気配線の打ち合わせまでによろしくお願いいたします。

風の中の地鎮祭。

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解体と伐採工事を終えた豊橋のKさま邸。週末の風の強い中、地鎮祭を執り行いました。Kさまは遠方にお住まいで、ご実家が豊橋。打ち合わせはZOOMと事務所でのハイブリッド開催にて行わせていただきました。一番初めの出会いはホームページのお問い合わせ。遠方の方なのかと思い、お断りしてしまい失礼いたしました。今では苦い思い出です(汗)ハウスメーカーでなく、地元の工務店を探されているとのことでお声かけいただきありがとうございました。とても強い風の日でしたが、逆にそれが印象の強い思い出になったかなと思います。ご家族とても仲が良くまたお子様が人懐っこくて、お打ち合わせに行く際には私の方が癒されています♪お気遣いの品、ご丁寧にありがとうございました。地盤の状況が良くなかったのは、思いがけないことでしたが長く住む住まい。しっかりした補強を行い工事してまいります。Kさま、引き続きよろしくお願いいたします。